3月7日に船橋競馬場で行われた京成盃グランドマイラーズ。
南関東の楽しみな10頭が集まりました。
パドック動画はこちら。
誘導馬はミューチャリーでした。安全面には気をつけているこの電飾のボンボリがかわいいです。
和田譲治騎手が手綱を取った1番人気ギガキング(馬主・(株) Heroレーシング様、船橋・稲益貴弘厩舎)が差し切り、3馬身差Vを飾りました。勝ちタイムは1600m1分39秒5(重)。速い!!!
道中最後方から脚を伸ばしたナニハサテオキが2着。2番手追走から直線で先頭に立って粘り込んだアランバローズが3着でした。
ただ1頭57キロを背負って力強く抜き去ったギガキングは強すぎました!
ギガキングはこれで7つ目のタイトルを獲得しました。1700m、1800mの印象が強い馬。1600mは2歳の南部駒賞以来2勝目です。
2021年2月に南関東移籍以降、全て手綱を取っているのが和田騎手です。この日がちょうど26戦目でした。
和田騎手 場内インタビューより抜粋
「1700m、1800mのイメージはありますが、先生から調子はいいと聞いていたので、1600mでも対応はできると思っていました。外枠からギガキングのポジションで競馬ができて、ペースも流れて、直線もちゃんと伸びてくれました。船橋の相性もいいんでしょうね。今度は中央交流でいい結果が出せたらうれしいです」
稲益調教師 囲みインタビューより抜粋
「調子が良かったし、展開も向きそうだったので、勝負なるとずっと思っていました。実はマイラーなんじゃないかなと、厩務員さんがずっと言っていました。これまでのマイルの結果からも、距離に対する不安はなかったです。時計は速くてびっくりしました。
船橋のキングと言われたので、順調なら直行で、かしわ記念に行きたいと思います。贅沢な悩みですけど、大井や川崎でもちゃんと走って欲しいですね(笑顔)」
肩掛けしている動画はこちら。
担当は同じキングヘイローを父に持つキタサンミカヅキもお世話していた高橋えーたん厩務員。調教パートナーは山本聡紀騎手です。
京成盃グランドマイラーズ優勝おめでとうございます。
ギガキング 牡6歳
馬主 (株) Heroレーシング様
生産 谷藤弘美様(新ひだか町)
父 キングヘイロー、母 ウルフコール、母の父 バブルガムフェロー
前に撮らせて頂いた馬房でリラックス中のギガキングをパチリ↓
<他陣営コメント>
2着 ナニハサテオキ 森泰斗騎手
「1600mは忙しいですね。今日は流れが超ハイペースで、追走で精いっぱい。しまいはよく来て力は示していますが、1800m、2000mのほうがいい。タイトルは取れるはずです」
3着 アランバローズ 笹川翼騎手
「馬の気持ちのバランスとスピードのコントロール。僕のやりたい競馬のバランスを取るのが非常に難しいです。気持ちが切れたらやめちゃうので、結果的には仕掛けが早くなりました。だいぶ感じはいいので、あとは勝つだけです」
5着 ヒーローコール 御神本訓史騎手
「マイル向きではありませんが、頑張って反応していました。気の難しいところはありますが、能力は高いと思います。1800m、2000mくらいのほうがいいと思います」