今日の競走中止について。

 今日の浦和10レースで、ラプターゲイル(矢野貴之騎手、中央・佐藤厩舎)が競走中止しました。

 

 ラプターゲイルは、右前肢屈腱断裂で、亡くなったそうです。

 

 矢野騎手は無事とのこと。

 

 (記事協力 浦和競馬)

 

 


加藤和博騎手、地方通算1000勝達成!

 浦和の加藤和博騎手は、今日の浦和10レースにおいて、マツリダインゴット(浦和・長谷川厩舎)を勝利に導き、地方通算1000勝を達成!!!デビューした北関東時代から積み重ねてきた数字ですね。

 

 写真とコメントは浦和競馬さんより。

 

 

 

加藤騎手

 

 「1000勝を達成している騎手は他にもたくさんいますが、今まで26年間取り組んできた証でもあるので素直にうれしいです。

 

 若いうちは割と順調に勝ち星を積み重ねることができましたが、年を重ねるにつれ、1勝のありがたみや、勝てない時も着を取ることの大切さを実感するようになりました。

 

 北関東時代から、関係者の方々が10000鞍以上乗せてくださいました。それにより達成できた記録なので心から感謝しています。

 

 できれば家族にも見てもらいたいところでしたが、コロナ禍の状況で、またいつ勝てるかわからないので、テレビで応援してくれています。最終日が子供の誕生日なので、家族で祝いたいです。

 

 今回は無観客開催のため、ファンの皆さんに直接感謝を伝えられないことが残念です。またどこかの機会で皆さんに感謝を伝えられたらと思います」

 

 

 浦和競馬場のフェイスブックでも、いろんな写真がご覧になれますよ。

 

 加藤騎手、ご家族の皆さん、関わってこられた皆さん、おめでとうございました!

 

 


浦和開催が始まります!

 今日6月29日から7月3日まで浦和開催が無観客競馬として行われます。

 

 珍しく重賞のない開催になりますね。

 

 一昨日も書きましたが、浦和の加藤和博騎手が地方通算1000勝まであと1勝。

 

 騎乗馬はこちらで確認してください。

 

 

 写真は前開催に撮ったものですが、

 

 浦和競馬場の正門から入るとこの光景が目に飛び込んできますね。

 

 

 

 騎手紹介パネルに、中島良美騎手の隣には北島希望騎手のパネルもできていますよ。

 

 

 

 北島騎手は4月デビューなのでまだお客様の前で騎乗はしていません。「お客様から声援を受けてみたいです」と北島騎手も言っていました。

 

 競馬場にお客様が入るのはいつ頃になるのかな。

 

 引き続き、気を引き締めながら行動したいですね。

 

 

 場内で癒しをくれているのは、お馬さんのプランター。

 

 手前のお馬さん、見覚えのあるメンコを着けてる(笑)。

 

 レースで着けているとめっちゃ強そうですが、プランターになるとかわいらしい(*´▽`*)

 

 

 

 個人的に気に入っているのは、まゆげ馬(笑)

 

 

 

 浦和競馬場の最新情報や裏話は、浦和競馬の公式フェイスブックが楽しいですよ♪

 

 


東京ダービー馬エメリミットのその後……。

 第66代目の東京ダービー馬となったエメリミット(船橋・林厩舎)。

 

 レース翌朝はさすがに疲れていたそうですが、その後はいつも通りとのことで、先日のお話しではジャパンダートダービーに向けてトレーングをしているということでしたよ。

 

 エメリミットと担当の藤平厩務員をパチリ↓

 

 

 

 山口達弥騎手と一緒で、藤平厩務員もこの道17年での重賞初制覇。

 

 「最終追い切りが抜群の動きだったので恥ずかしい競馬はしないとは思っていましたが、まだ勝った実感はわかないですね。ゴール前は叫びました」と藤平厩務員。

 

 実は、藤平厩務員は少し前に生死をさまようような大怪我をしたそうで、そんな大変なことがあった後に最高な喜びがあって、本当によかったですね。

 

 エメリミットはヤンチャだったそうですが、最近は落ち着きが出てきたそうです。強い調教をしてもへこたれない所を褒められていましたよ。

 

 南関魂的に思ったことは……耳が長い。そして、尻尾は短い(^^) まだまだあどけないお顔をしたダービー馬さん。(尻尾の参考記事はこちら)。

 

 

 

 さぁ、我らが東京ダービー馬!ジャパンダートダービーに向けて頑張ってくださいね!

 


ダービージョッキー、山口達弥騎手のその後……。

 ダービージョッキーとなった船橋の山口達弥騎手。

 

 遡ると、山口騎手は幼稚園からサッカーを始め、中学校3年生では船橋市の大会で優勝したこともあったそうで、一時はサッカーの道に進もうと思ったこともあったそうです。

 

 しかし、父親が競馬好きだったことや、騎手をしていた親戚がいたり、自宅の隣には偶然にも石崎駿騎手の祖父母が住んでいたこともあって、自然な流れで騎手の道へ。

 

 教養センターに入る前には体重を落とさなくてはならず、サッカーの練習をしながら、給食は食べず、真夏にウィンドブレーカーを着て参加をしていたそう。

 

 中学校で騎手を目指していたのは1人だけ。非常にシャイな性格は当時から変わらずで、目立つことはどうしても嫌だったそうで、担任の先生には騎手を目指していることは口外しないようにお願いし、仲のいい友人にしか告げていなかったそうです。

 

 そういえば前に、自身の性格を表すことを、こんな風に言ってました。「寡黙な石崎さん(石崎隆之騎手)にまで、『人見知りしすぎた』って言われたのはショックでした(苦笑)」(山口騎手)。

 

 東京ダービーを勝った後はテレビインタビューを見ていて人たちから、もっと喜びを表情に出せと言われたそうですが、山口騎手にとっては、いっぱい表現していたそうです(^^)

 

 

 

 競馬関係者はどんなに嬉しいこと悲しいことがあっても、その直後から、通常の仕事が待っています。山口騎手もナイターが終わり、その翌日は3時から、いつも通りの調教を行ったそう。

 

 そして週末も、レイチェルウーズの関東オークスの最終追い切りなどで、いつも通りのお仕事をこなしていました。

 

 

 

 師匠の林調教師と山口騎手。

 

 

 

 ダービー当日のTwitterでは、テレビに映し出された山口騎手のマイクを握った手のことが話題を集めていました。その話題を振ってみると……。

 

 「やめてください(笑)。こういう人はいっぱいいますよ。すごくないです」と山口騎手らしい返答(笑)。

 

 

 

 

 

 「下に置くとすれちゃうから本当はよくないんですが。引っ掛かる馬だと押さえつけて乗るとすれちゃうので。インサイドの時(調教パートナーだった東京ダービー馬インサイドザパーク)も引っ掛かるから、何度もめくれましたね。でも、馬の仕上げ方とか、あの馬で経験を積ませてもらったのは大きいです」(山口騎手)。

 

 ダービージョッキーになって変わったことは?

 

 「周りから冷やかされるくらいで、自分は何も変わらないです。うちの先生がすごいんです」(山口騎手)。

 

 

 どんなに努力をしても苦労をしても報われることの方が少ない世界ですが、いつかはきっと報われると、証明してくれた山口騎手。昨年も現在も船橋競馬場リーディングベスト10入り。ダービージョッキーとなり、更なる活躍を楽しみにしています!!!

 

 


第66代東京ダービー馬エメリミット&山口達弥騎手

 1955年に始まった東京ダービーも今年が66回目。

 

 9番人気のエメリミット(船橋・林正人厩舎)が、デビューから手綱を取り続けてきたダービー初騎乗の山口達弥騎手を背に、勝利を飾りました。

 

 約10か月前。

 

 2019年8月9日、船橋競馬場 ハイビスカスデビュー2歳新馬 3着

 

 

 

 

 

 エメリミットは林厩舎の生え抜き馬。最初は気性が邪魔をする所もあったそうですが、それでも素質の高さで勝ち星を積み重ねていきました。

 

 同じ船橋の偉大な先輩、アジュディミツオーとフリオーソの名を冠したレースを勝っている馬ですが、重賞レースではもう一歩。平和賞は8着、クラウンカップが4着、東京湾カップはタイム差なしの惜しい2着。

 

 しかし、着順同様にパフォーマンス自体もどんどん挙げていきながら、この東京ダービーへ!

 

 エメリミットは、馬主の(有)太盛様のご理解を頂きながら、デビューからこの大一番まで山口騎手を乗せ続けた林調教師。

 

 東京湾カップで敗れた際には、「エメリミットが力を出せるような理想的な競馬ができたし、勝った馬を称えるしかありません」と、愛弟子の騎乗を労っていました。そして、最高の舞台で最高の恩返しをした山口騎手。

 

 今年の東京ダービーもいろんなドラマがありました。

 

 

 

 全頭動画↓

 

 

 

 

 

 

 東京ダービー史上初の無観客競馬として実施。

 

 

 

 レースは、どの馬が勝ってもおかしくないような混戦ムードを漂わせていました。

 

 今までで一番のスタートだったという1枠2番のエメリミット。ファルコンウィングとハナを主張していきましたが、ファルコンウィングが逃げ(前半600m35秒9−1000m62秒1)、エメリミットは内の3、4番手から。

 

 「砂はかぶりたくありませんでしたが、内枠なのでかぶせていくしかありませんでした。ただ、クラウンカップで砂をかぶせた時にいける手応えで、今回も我慢をして頑張って走ってくれました。あとは気分よく走ってくれればいいなぁと」(山口騎手)。

 

 結果的には上位にくるマンガンやティーズダンク、ゴールドホイヤーが中団までのポジション。ブリッグオドーンは後方から。

 

 3コーナーでは馬群がグンとかたまり、4コーナーでエメリミットが内から一気に外に持ち出すと、東京湾カップで涙を呑んだ相手マンガンと併せる形になりました。

 

 残り200m付近では、内をついて上がってきたティーズダンクが、逃げていたファルコンウィングを交わして先頭へ。今度はその外からエメリミットとマンガンが競り合いながら抜き去って、2頭の一騎打ち。

 

 

 

「3〜4コーナーの手応えは掲示板にのることができるなという感じの手応えでしたが、外に出したらそれ以上によかったので、これなら勝てると思いました。

 

 でも、横をチラッと見たらマンガンがいたので、また東京湾カップの時のように負けたら嫌だなぁと、勝ってくれと、必死に追いました。勝負根性のある馬なので、外に出して併せる形になったのもよかったかもしれません」。

 

 エメリミットは、最速タイの38秒7の脚を繰り出したマンガンにクビ差をつけてのゴール。勝ちタイムは2000m2分6秒9(良)。2着がマンガン、3着はティーズダンクでした。

 

 教養センター時代に、山口騎手の1期後輩というマンガンの町田直希騎手。ゴール後に「おめでとう!」と声をかけ、2人でハイタッチ。

 

 

 

 


 「タツ(山口騎手)と重賞を勝ちたい」と言い続けてきた林調教師は、涙を浮かべながら、エメリミットと山口騎手を迎え入れました。

 

 

 

 エメリミット、山口騎手、担当の藤平厩務員も、みんなが重賞初制覇!!!それが、この東京ダービー!!!

 

 そして、南関魂的で言うと、、、林厩舎の東京ダービー馬インサイドザパーク先輩との共通点は、尻尾が短い(*^-^*)

 

 

 

 今年34歳の山口騎手は、デビューから17年目で念願の重賞初制覇が東京ダービー。

 

 林厩舎の縁の下の力持ち的存在として厩舎を支え続けている1人で、調教パートナーとしても数多くの重賞ウイナーたちにも関わり、代表馬は2013年の東京ダービー馬インサイドザパークです。

 

 山口騎手は、最初の頃は乗り馬も集まらずに苦しい時期も長く、騎手を辞めようと思ったこともあったと言います。

 

 「アピールできることは何もなかったし、技術が足りないのもわかっていました。どうやったら乗せてもらえるだろうと考えた時、調教から一生懸命に乗って、どんな癖のある馬でも頼まれた以上は良くしようって。いつかはチャンスを頂けるかなと思うようになりました」(山口騎手)。

 

 そこからコツコツコツコツと積み重ねていき、どんな馬でも乗りこなすスペシャリストとして船橋競馬場全体でも欠かせない存在。昨年は自身にとっても過去最高の31勝を挙げて、今年も着実に自身の勝ち星を積み重ねています。

 

 山口騎手が林厩舎所属になったのは、ちょうどインサイドザパークと出会った頃だったと言います。

 

 「調教も真面目でレースも最後まで一生懸命に乗ってくれて、何とかしてやろうと思わせる子だったので。いろんな馬主さんたちのご理解とご協力のお陰で、その積み重ねが、今回の結果になったと思っています」(林調教師)。

 

 

 

 「ずっとチャンスを頂いてきたので、勝てなかったレースは自分の中でも不甲斐なかったです。それでも最後まで乗せて頂いて、最終的には結果を出せたのは本当によかったですが、これまで先生がやってくれたことを考えたら、まだまだ微々たるものです。

 

 先生が乗せてくれて、ここまで育ててくれて、今があるのは先生のお陰です」(山口騎手)。

 

 

 

 

 師匠と愛弟子がつかんだ最高の称号。多くの競馬関係者の心をも打った、66回目の東京ダービーが終わりました。

 

 東京ダービー優勝おめでとうございます。

 

 エメリミット 3歳牡馬

 

 馬主 (有) 太盛様

 

 生産 飯岡牧場様(新ひだか町)

 

 父 シンボリクリスエス、母 プーカ、母父 キングカメハメハ

 

 

 

 

 

 

 

 

 エメリミット、マンガン、ティーズダンク、ブリッグオドーン、ゴールドホイヤー、コバルトウィング、デスティネ、モンゲートラオ、アマルインジャズ、ファルコンウィング、チョウライリン、ウタマロ、マンジュシャカ、ボンモマン、本当にお疲れ様でした。

 

 そして、ブラヴール、リヴェールブリス、またレースで走る日を楽しみに待っています。

 

 大井競馬ホームページ内のレースリポートと全頭コメントはこちら

 

 


2020年上半期の南関東リーディングベスト10

 2020年もあっという間に上半期を振り返る時期がやって来ました。

 

 ここで、南関東リーディングベスト10をご紹介していきましょう。

 

〇厩舎部門

 

1位 小久保智(浦和) 54勝

2位 川島正一(船橋) 41勝

3位 新井清重(船橋) 40勝

4位 張田京(船橋) 38勝

5位 高月賢一(川崎) 34勝

6位 森下淳平(大井) 33勝

7位 藤田輝信(大井) 31勝

8位 内田勝義(川崎) 30勝

9位 的場直之(大井) 30勝

10位 荒山勝徳(大井・小林) 29勝

 

〇騎手部門

 

1位 森泰斗(船橋) 189勝

2位 矢野貴之(大井) 107勝

3位 笹川翼(大井) 98勝

4位 本田正重(船橋) 78勝

5位 真島大輔(大井) 77勝

6位 山崎誠士(川崎) 55勝

7位 張田昂(船橋) 50勝

8位 本橋孝太(船橋) 48勝

9位 御神本訓史(大井) 47勝

10位 町田直希(川崎) 43勝

 

*森騎手は全国リーディングもトップです!

*皆さん気になる63歳の的場文男騎手は36勝で13位です!

 

(ここまでは地方競馬全国協会のホームページのデータより)

 

〇お父さん部門

 

1位 サウスヴィグラス 104勝

2位 ゴールドアリュール 41勝

3位 シニスターミニスター 31勝

4位 クロフネ、スマートファルコン、パイロ 30勝

7位 カネヒキリ 29勝

8位 ヘニーヒューズ、ロージズインメイ 28勝

10位 カジノドライヴ 26勝

 

 *サウスヴィグラスは勝馬頭数や収得賞金などでもダントツです。

 

 (ここのデータは南関東競馬のホームページより)

 

 


川崎競馬場では引き続きメッセージを募集中♪

 川崎競馬場では、7月15日にスパーキングレディーカップが行われます。

 

 地方競馬ライブ中継で放送するメッセージを募集しているそうです。

 

 印象に残った過去のスパーキングレディーカップ

 

 ホクトベガの思い出

 

 詳細はこちらをご覧ください。

 

 

 

 


浦和ジョッキーズからのメッセージ。

 6月29日から7月3日まで浦和開催が無観客競馬として実施されます。

 

 皆さん、浦和競馬場のフェイスブックに掲載されている、浦和ジョッキーズのメッセージをご覧になりましたか?

 

 そもそもの発端は、テレビ埼玉さんで、「新型コロナに負けない!応援メッセージ」のCMが放送され、繁田健一騎手、中島良美騎手、北島希望騎手が出演したそうです。

 

 こちら

 

 

 浦和競馬のフェイスブックによると、3人以外の浦和ジョッキーズからも、「応援してくださるファンの皆さんにメッセージを届けたい」という声が高まり、全員からの動画を作成したそうです。これはかなり貴重な動画(^^)

 

 こちら

 

 こちら

 

 なお、加藤和博騎手は地方通算999勝です。1000勝まであと1勝ですよ!!!この浦和開催で達成して欲しいですね!

 

 


6月23日大井3レース新馬、パルヴニール優勝!

 6月23日大井3レース新馬(1200m)↓

 

 

 

 このレースは、藤田凌騎手騎乗の2番人気パルヴニール(大井・荒山厩舎<小林>)が優勝。

 

 馬主 社台グループオーナーズ様

 

 生産 (有)社台コーポレーション白老ファーム様(白老町)

 

 父 キンシャサノキセキ、母 タスクミストレス、母父 キングカメハメハ

 

 2歳牝馬、470キロ

 

 

 

 

 

 道中3番手からの差し切り勝ち。直線でGOサインが出ると一気に伸びていき、2着のオーシャングルーヴに7馬身差。3着がアゼリアグレート。勝ちタイムは1200m1分14秒3(不良)。

 

 

 

 

 

 おめでとうございました!

 

 


プロフィール
カレンダー
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    
<< June 2020 >>
記事
カテゴリー
月別
検索する
その他
モバイル
qrcode