パート1からの続きです。南関勢枠の若い方からお伝えしていきます。
〇サラヒメ(赤岡修次騎手、大井・宗形厩舎)
フリオーソ産駒、園田遠征で園田プリンセスカップを優勝。北海道からの移籍初戦。
「数を使っている馬なので入厩してからは疲れを取ってあげて仕上がりは順調です。経験していることは、他の馬よりも強みですね。短距離を使っている割には上手に力を抜いて走れる馬なので距離もこなしてくれると思っています」(宗形調教師)。
〇ストロングハート(阿部龍騎手、川崎・内田厩舎)
エーデルワイス賞の勝ち馬が南関東の一員になって初戦を迎えます。
詳しいことはこちら。
〇カシノランサム(和田譲治騎手、大井・三坂厩舎<小林>)
きっかけをつかみたい1戦。
「追い切りは抜群の動きを見せてくれて調子の良さが伝わってきました。素質はある馬なので気性の問題、きっかけをつかませたいです。スムーズにいけた方がいいので、外枠の方が良かったですが……」(三坂調教師)
〇ゴールドパテック(瀧川寿希也騎手、川崎・岩本厩舎)
ローレル賞の勝ち馬。
詳しいことはこちら。
〇ポッドジゼル(矢野貴之騎手、川崎・八木喜厩舎)
上積みが十分ということで、現状でどういう走りを見せてくれるでしょう。
詳しいことはこちら。今日のサンスポさんにも書きました。
〇シングンレガシイ(御神本訓史騎手、大井・三坂厩舎<小林>)
偉大なるリードスキーの13番目の仔、半兄はロイヤルボス。
「スタートが速くてスピードのある馬です。逃げなくても競馬はできますが、好位からは走らせたいです。順調にきています」(三坂調教師)
〇フライトゥザムーン(笹川翼騎手、大井・荒山厩舎<小林>)
サウスヴィグラス産駒。
「前走よりも状態は上がっていると思いますが、距離は長いような気もするので今後につながる競馬をして欲しいですね」(
荒山調教師)
〇ベニアカリ(増田充宏騎手、浦和・酒井厩舎)
キャリアの豊富さはナンバー1!隠れネコ。
「調教もいい感じできています。競馬も覚えてきていますし、力を出し切って欲しいですね」(酒井調教師)
〇ラヴバインド(山崎誠士騎手、川崎・河津厩舎)
2001年の覇者ラヴァリーフリッグの愛娘です。ラヴちゃん、ものすごい強い強い馬でした。産駒初の南関東重賞挑戦です!
詳しいことはこちらに書きました。
〇グラスヴィオーラ(今野忠成騎手、船橋・佐藤賢厩舎)
エーデルワイス賞2着。北海道から南関東移籍初戦。
「前回は2回カットされるようなところもあって走っていない感じ。神経質でカイバ食いがもう少しだったり、物見をして進んでいかないところはあるけれど、初コースを苦にしなければ力では通用すると思う」(佐藤調教師)
〇エターナルモール(吉原寛人騎手、大井・宗形厩舎)
現在、2連中でともに逃げ切り勝ち。
「休養明けを一度使って上積みがあります。経験が少ないしまだこれからの馬ですが、このレースに向けては満足のいく仕上がりです。動きもいいし、素質の高い馬です」(宗形調教師)
〇ヴィブラビ(本田正重騎手、大井・荒山厩舎<小林>)
2010年桜花賞の勝ち馬ショウリダバンザイの初仔です。
「前走は初めての川崎で外に張るなどして全く競馬をしていません。気の難しいところはある馬ですが、真面目に力を出してくれれば、素質は高いですね。同系は多いですが、行く気になればスピードはかなりあると思いますが……」(荒山調教師)
〇オールパスレル(森泰斗騎手、浦和・平山厩舎)
大井が生んだ名種牡馬ゴールドヘイロー産駒。
「前々走は後ろから強い競馬をしてくれましたが、前走は好スタートを切りましたが前走のイメージで構えた感じになり、力を出し切れませんでしたが、もっと走れる馬だと思います。まだ幼い面はありますが順調にきていて、右回りも問題ないですし、落ち着いてレースができれば。力はある馬です」(平山調教師)
〇クレイジーアクセル(柏木健宏騎手、大井・渡邉厩舎)
外厩馬としてミッドウェイファームでトレーニングを積んでいる馬。前走乗っていたライアン・クアトロ騎手がこの馬の能力の高さをかなり褒めていたそうですよ。
「まだ器用なタイプではないので、前走も最後の直線に入るところではかなり外を回る形になりましたが、それでもあれだけ伸びてくれて力は見せてくれました。バテずにいい脚を長く使える馬です。ここは使いたかったレースなので楽しみです(最後の16頭で出走)」(渡邉調教師)
全人馬無事に。
発走は16時30分。