2レースで、藤江渉騎手騎乗のネコムサシ(浦和・本間厩舎)が、向正面で競走中止。
ネコムサシは左前肢ハ行。厩舎に帰ったそうです。
〈騎手変更〉
坂井英光騎手 疾病(腰痛)
酒井忍騎手 負傷(左膝打撲)
藤江渉騎手 負傷(頸部挫創)
記事協力 浦和競馬
先日、2月分の南関東リーディングベスト10をご紹介したところ。
厩舎部門では、
浦和の小澤宏次厩舎がベスト10入りをしていました。
小澤調教師もいろんな方から冷やかされたとか(^-^)
浦和リーディングでは、小久保厩舎に次ぐ2位です。
昨年は25勝、今年はすでに12勝(南関東リーディング9位)です。
「特に何かを変えたりはしていないんですよ。オーナー様がいい馬を預けてくださって、スタッフたちが一生懸命頑張ってくれているお蔭です。同期に水野貴史調教師や宇野木博徳調教師がいて2人とも成績がいいので刺激を受けています」(小澤調教師)。
所属馬の中には、オミミオメメオデコがいて話題性もたっぷり。
今年は楽しみな2歳馬もラインナップしているそうで、来年のクラシックにも目を向けていきたいそうですよ。
さぁ、さらにどのくらい勝ち数を伸ばしていくのか楽しみにしたいと思います!
浦和馬の重賞での活躍がすごいことを書きましたが……。(こちら)
次に続くのはどの浦和馬なのでしょうか……。
んっ?!
この覗いてるお馬は……。
ローズジュレップ(浦和・小久保厩舎)でした(^-^)
京浜盃は休み明けだったり、落鉄があったりと、力を出し切ることができませんでしたが、
来週のクラウンカップで巻き返しを図ることになりました。鞍上は吉原寛人騎手予定。
一回使ったことで気合いのりがよくなって動きも変わってきたことは、担当の木村厩務員が言っていました。
先ほど、クラウンカップに向けた最終追い切りを行ったそうで、さすがの動きを見せていたそうですよ。
今度はどんな走りを見せてくれるか楽しみですね。
あっという間の浦和開催最終日。
いよいよ明日から新年度がスタートしますね。
浦和競馬場の正門を入って正面に見えるのが、浦和所属の重賞勝ち馬一覧と騎手紹介コーナーです。
今年度という意味では、
羽田盃のタービランス(浦和・水野厩舎)、
サンタアニタトロフィーのリアライズリンクス(浦和・小久保厩舎)、
戸塚記念のベルゼブブ(浦和・小久保厩舎)、
東京シンデレラマイルのトーセンセラヴィ(浦和・小久保厩舎)、
報知グランプリカップのエンパイアペガサス(浦和・平山厩舎)が重賞を勝っていて、
この空いている空間には、桜花賞のスターインパルス(浦和・小久保厩舎)の写真が新たに飾られるのですね。
浦和馬が重賞に出る姿がほとんど見られない時期もあったのですが、
今は重賞にいるのが普通になって、
しかも、1年のうちに6勝。
小久保厩舎だけではなく、水野厩舎、平山厩舎と、いろんな厩舎が続いているのも、うれしいことです。
いよいよ明日から新年度。
浦和馬たちにとって、どんな一年が待っているのでしょうか?!
桜花賞を制したスターインパルスについてはこちら。
2着は今野忠成騎手が手綱を取った6番人気グラスサファイヤ(川崎・安池厩舎)が入りましたよ。川崎生え抜き馬で、東京2歳優駿牝馬4着(15番人気)、前走のユングフラウ賞3着(10番人気)と、いつも人気以上の走りを見せています。
こんなに可憐なかわいい仔なんですけど。でも、レースにいけば、砂を被っても狭い所でも突っ込んでいける勇気溢れる根性たっぷりな女の仔。どんな競馬でもできるレースセンスもこの馬の武器でしょう。
418キロのちいちゃなお姫様。
レースはいつもより前目の4番手内から進めていき、最後は脚を伸ばしてきての2着。
「これまで狭い所を入れた競馬をしてきたけど、それも生きた感じだね」と今野騎手。
安池調教師は「体重は思っていたよりも減ってしまいましたが、それでも本当によく頑張ってくれました。内容も結果も言うことはありません」ととても褒めていました。
担当の暮部厩務員も、「頑張った!」と言いながらグラスサファイヤと一緒に引き上げていきましたよ。
勝負の世界なので、1着が1番。でも、こんな風に一戦ごとに成長している姿をちゃんと見せてくれていて、これには関係者も本当にうれしいと思います。そして、ここまできたら、肩掛けを取らせてあげたいという思いも抱かれていることでしょう。
ちいちゃなお姫様が次に挑むのは、東京プリンセス賞予定です!
3着は矢野貴之騎手が騎乗した4番人気シェアハッピー(大井・澤厩舎)でした。
スタートで遅れて後方から進めていきましたが、最後は猛追しての3着。
「ゲートの中でうるさくなって遅れてしまいました。それは今後の課題ですね。ただ、どこからでも競馬のできる馬ですし、左回りは一度経験しているので、前回よりも行きっぷりが違いました。一番力のある競馬はしてくれています。マイルは忙しい感じもあるので、次の1800m戦(東京プリンセス賞)で巻き返したいです」(矢野騎手)。
結果的には3着までが、真ん中から内目の枠で決まりました。
浦和のマイル戦は外枠が不利であることは、南関ファンの皆さんがご存じのことだと思います。先行馬はなおさら。
そんな中、1番人気のアップトゥユー(8着)と2番人気ステップオブダンス(5着)は7枠に入り、動画を改めて見てもわかるように、スタートをしてからのポジション取りがかなり大変そうでした。。。
運も競馬の勝敗では左右するものですが、クラシックレースという特別な舞台だからこそ、馬によって枠というハンデが大きく影響してしまうのは、毎年見ていて切なくなります。これは、南関ファンの一人としての素直な思いですが、(桜花賞の)枠のハンデに関しては関係者からも多く聞かれます。
馬にとっては一生に一度の舞台。。。馬主様や関係者にとっても、この舞台に上がる馬と出会えるのは本当に大変なこと。。。みんなに悔いのないレースをして欲しいですから。。。
今回は残念な結果に終わってしまった馬たちも、次の目標に向けて頑張って欲しいと思います。
桜花賞出走馬たち、本当にお疲れ様でした!
2017年南関東クラシック戦線がついに開幕しました!!!
牝馬クラシック一冠目、桜花賞(浦和1600m)。
全頭パドック↓
昨日もお伝えしたように、優勝したのは石崎駿騎手がエスコートをした3番人気スターインパルス(浦和・小久保智厩舎)でした。
浦和生え抜き馬、グランダムジャパン2歳シーズンのプリンセスカップ(水沢1400m)を優勝した重賞ウィナーです
父はサウスヴィグラス、母のコパノジャーノーは北海道で走った馬。全姉は南関東のスプリント戦で活躍したタイヨウガデテキタという血統です。
絶好の好枠を生かし、持ち前のスピードを存分に発揮して、桜の女王の座を射止めました。
スターインパルスは好スタートを切ると、そのまま先手を取って進めていきました。「スタートとスピードには自信がありました。1コーナーに入るまでに他馬にこられても行ける脚はあったから気にならなかったし、自分のペースを守って進めていきました。ちょっと速いペースでも、後ろの馬が脚を使ってくれる競馬になればいいなと」(石崎騎手)。
600m通過が35秒6、前半1000mは61秒8というペースで進めていき、先頭から最後方まで縦長の展開。そのままスターインパルスは軽快に進めていき、3〜4コーナーで後続との差をさらに広げていった姿は圧巻でした。
「4コーナーを回った時に大型ビジョンを見たら思っていたよりも後ろと離れていました。意識的に速く進めましたが、ペース加減はうまくできたんじゃないかなって。ゴール前は脚色が鈍りましたが、セーフティリードをつけていたので大丈夫だろうと思いました」。
2着のグラスサファイヤに4馬身差をつける完勝。勝ちタイムは1600m1分42秒8(やや重)。3着はシェアハッピー。
あ、サウスヴィグラス産駒の勢いがすごすぎますよ。京浜盃はサウスヴィグラスを父に持つヒガシウィルウィンとピンクドッグウッドのワンツーで、この桜花賞も同じサウスヴィグラスを父に持つスターインパルスとグラスサファイヤのワンツーです。
「スピードの最高点に達するまでがすごい速い馬。一瞬でトップスピードになります」と石崎騎手は言っていましたが、このスピード能力を生かして今後さらにどんなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか。
担当は小久保厩舎のマドンナ、池田優子厩務員です。あ、泣いているのではなくて、かなり驚いていた表情。「勝っちゃった〜」って。
「ビックリしちゃって(苦笑)。まだもっとよくなっていく馬だと思っているので、この馬すごいです」と池田厩務員は褒めていましたよ。
池田厩務員は東京ダービー2着のパーティメーカー、平和賞馬アンサンブルライフでもお馴染みですが、クラシックレースは初制覇です。
浦和勢にとっては地元のS1レースだからこそ、こだわりたいこの桜花賞。浦和の生え抜き馬が、10年ぶりに桜花賞のタイトルを奪還です。
「マイル戦の3〜4コーナーは、スタートでも勝負所でもポイントになるからね。今回は野田トレセンから競馬場に2週続けて追い切りをしに連れていった。時計を出すというよりも体調を整える程度で、それよりも、そのポイントになる箇所でグンと加速するトレーニングをしてきたんだけど、それも功を奏したかな。
新馬戦からスピード能力はすごいものがあった。まだ弱さもあるから攻め込めないけど、ちょうどタイミングのあった勝利だったと思う。これからもっと成長していくと思うから楽しみだね」(小久保調教師)。
今後はこの馬の適性面を考えながら、左回りの短距離戦を狙っていきたいそうです。ひとまず一息入れて、東京プリンセス賞には現段階では行く予定はないとのこと。予定が決まりましたらお伝えしますね。
桜花賞優勝おめでとうございます!
スターインパルス 3歳牝馬
馬主 坂本順子様
生産 西村和夫様(新ひだか町)
父 サウスヴィグラス、母 コパノジャーノー、母父 エリシオ
浦和・小久保智厩舎
先日もお伝えしました、南関東誘導馬魂企画の桜前線スタート。
南関4場の女子の誘導馬さんたちが、横のつながりを持ちながら、競馬を盛り上げていこうと頑張っております。
今回は、南関4場に桜が咲いていきますよ(^-^)
まずは浦和競馬場から。
ギルさんと桜子ちゃんコンビ。
人馬ともに帽子も桜がついてる。桜がかわいく咲いている(*^_^*)
胸前のリボンもかわいすぎる(^-^)
重賞日は2頭立てなので、スノーさんも入って、めちゃめちゃかわいい2ショットを見せてくれました。
浦和の誘導馬さんらしい可憐なおしゃれがとってもキュートでございますよ。
おっと、準備運動している方を発見(笑)
浦和開催4日目〜☆
今日は南関馬の遠征もありますよ。
名古屋競馬場で行われる名古屋大賞典(1900m)に、
森泰斗騎手の手綱でトロヴァオ(大井・荒山厩舎<小林>)が出走します。
4歳になって最初のレース、
お顔は相変わらずかわいいけど、でも、ちょっとお兄ちゃんの顔つきになったかな。
相手はとっても強くなりますが、
トロヴァオ、無事に頑張って!
発走は16時20分。
先日もお伝えしました、岡田厩舎で厩務員をしている箕輪武さん。
足利競馬場で調教師をしていて、紆余曲折がありながらも、
再び浦和競馬場でホースマン生活を歩み続けてきました。
調教師試験6度目で見事合格し、4月1日から浦和競馬場の調教師に。
記事はこちら。
昨日は10レースでタマムーンフェイスとレースに挑みました。
今日7レースが厩務員としての最後のレースになるそうです(ディアストライカーと)。
4月1日から浦和競馬場の調教師さんがお一人増えることになりますね!