パート1、パート2からの続きです。
今回は年長組9歳馬が3頭。大井生え抜きでA1クラスまで上り詰コウギョウダグラス(柏木健宏騎手、大井•松浦厩舎)が参戦してきます。 体が大きく、レースでも豪快に伸びてきて迫力満点の馬ですが、馬某で佇んでいる姿はとっても愛らしい、9歳牡馬。
今年に入ってからも、準重賞ウインタースプリントで僅差の2着になり、続くフジノウェーブ記念では3着に入るなど奮闘してきました。今回はひと息入った後の一戦。
ぴーちゃんこと、黒潮盃馬スマイルピース(楢崎功祐騎手、大井•佐野厩舎の)が、再び重賞の舞台に帰ってきます!
左トモの骨折で長期休養に入っていた時期もありました。こうやって復帰できているのもすごいことで、再び重賞の舞台で走れるのもすごいこと。これも、ぴーちゃんの生命力と関わる人たちの尽力の大きさでもあるでしょう。
ぴーちゃん、重賞にお帰りなさい。おでこのポチッとボタンは変わりません。
現状では1200mの外回りコースに挑戦していこうということになり、前走の準重賞シーサイドカップはデビューしてから初めての1200m戦。ゲートがあまり得意ではない馬なので、スタートでポッコリと致命的な遅れではあったんですが、最後はこの馬の持ち前の末脚を発揮して一番の上がりで突っ込んできました。
佐野調教師も太田厩務員も、状態は前走以上と。あとは何よりゲートがポイントなので、みんなと一緒のタイミングに出られたとして、どのくらいの脚を使って弾け飛んでくるのか楽しみです。
展開の鍵になっていくのが、韋駄天マリカ(坂井英光騎手、大井•橋本厩舎<小林>)。今回は大外枠に入りましたが、マリカのテンのスピードも大きな見所。「一度使ったことで馬はピリッととしてきました。ハナにはこだわってはいませんが、53キロで走れるし、テンのスピードはかなりある馬です。この前にように止まることはないと思っているので楽しみにしています」と橋本調教師。
昨日のメインレースでは同厩のドレッドノートが豪快に差し切っての勝利を披露。勢いにのる橋本厩舎が2日連続のメイン勝ちとなるのでしょうか。
今年の船橋記念ウイナーのイセノラヴィソン(本田正重騎手、船橋•佐藤厚厩舎)。
東京ダービー馬インサイドザパーク(山口達弥騎手、船橋•林厩舎)は最近行きたがる面があることから、1200mの外回りコースに挑戦。
アラブの名馬たちの貴重な血が流れているサラ系ゴーディー(赤嶺亮騎手、大井•赤嶺厩舎)。
気分屋の部分はありますが、力を出し切ったときはここでも地力トップクラスのアルゴリズム(笹川翼騎手、大井•堀厩舎<小林>)
中央5勝で移籍2戦目となるミヤジエルビス(赤岡修次騎手、大井•三坂厩舎<小林>)
エアラフォン(山崎良騎手、大井•香取厩舎)とクレバーサンデー(小林拓末騎手、大井•香取厩舎)にも頑張って欲しいと思います。
全人馬無事に。