パート1の続きです。
前哨戦のティアラカップを優勝して権利をつかんでここに向けてきた
クラカルメン(小杉亮騎手、船橋・矢野厩舎)。
初めて重賞に挑戦したのは昨年の東京シンデレラマイル。斤量52キロも味方につけて、2着のケンブリッジナイスからは僅差の7着になりました。
最終追い切り後の、カルメンちゃんと小杉騎手、藤川厩務員の3ショット。
普段からものすごくものすごく気の強いタイプだそうですが、藤川厩務員のお話しでは前よりお姉さんになってきているそうです。それでも馬房の中では自ら元気にエクササイズをして体作りをしているタイプとか(^-^)
ただ、カイバ食いもよくて、何より丈夫な馬と。コンスタントにコツコツと走り続けてきて、この重賞に楽しみな1頭として送り出されてきました!!!
「前走の勝ちっぷりもよかったし、この浦和1400mは得意だからね。追い切りも抜群の動きを見せてくれた。斤量差を生かして、この相手とどのくらいやってくれるんだろうって楽しみの方が大きいね」(矢野調教師)。
カイカヨソウ(本田正重騎手、船橋・佐藤裕厩舎)は実績的に言えばナンバー1と言っても過言ではありません。3歳時のロジータ記念以降勝ち星からは遠ざかっていますが、スタートで遅れたりスムーズな競馬にならなかったりと、力を発揮できていません。。。
スタートを決めてちゃんと自分の競馬をしたらどのくらい走れるんだろうと、地力のある馬だけ追い続けたい1頭です。
「間隔を空けて使った方がいい馬ですが、カイバ食いもいいし、追い切りの動きもよくて、コンディションはいいですよ。マイルくらいの方がベストだとは思いますが、この条件は勝ったこともあるので対応はできます。自分の走りをして欲しいですね」(佐藤裕調教師)
オキナワレッド(見沢譲治騎手、川崎・八木喜厩舎)
「コンスタントに使えていないから、いい頃に比べるともう少し。スピードを生かして行かせれば能力は高い」(八木調教師)
ケンブリッジナイス(森泰斗騎手、船橋・新井厩舎)
「休み明け2戦目で順調にきている。条件はいいし、競馬にいくと力を発揮してくれる馬。強い馬たちはいるけど頑張って欲しい」(新井調教師)
エールドランジュ(楢崎功祐騎手、大井・橋本厩舎<小林>)
「条件的には一番合っていると思います。前走もハナに行けるスピードはあったし、その辺りは楢崎騎手に任せます。変わらず順調にきているし、挑戦者としてどこまでやれるか」(橋本調教師)
ブライティアグラス(笹川翼騎手、大井・阪本厩舎<小林>)
「8歳になったけど、馬は元気いっぱい。最終追い切りではものすごい時計が出てビックリしたね。斤量差を生かして頑張って欲しい」(阪本調教師)
トーセンベニザクラ(的場文男騎手、浦和・小久保厩舎)は地元代表として登場してきます。
「前回は転厩初戦で手探りの面もあったし、初めてのナイターも気にしていたと思う。追い切りはビッシリ追って変わり身を見せてくれた。今回はブリンカーを着けるから、その効果にも期待したい」(小久保調教師)
的場騎手から闘魂注入してもらって、ベニザクラちゃんはどんな変わり身を見せてくれるでしょうか。
そして、昨年の桜花賞馬
シャークファング(矢野貴之騎手、大井・秋吉厩舎)が4か月ぶりに登場。秋吉調教師のお話しでは休み明けなので途上ということでした。
思い出たっぷりのこのコースで、今後につながる走りを見せて欲しいですね。
シャークファングが帰ってくるということは、サメメンコも重賞に帰ってくるということ(^-^)
南関東所属馬についてお伝えしました。
出走馬12頭みんな無事に!