5月まで笠松で武者修行をしてきましたが、27日の大井のレースで、武者修行後初勝利を挙げたばかり。『かわうそちゃん』上り調子〜!
大井のジョッキー愛称募集で、山崎騎手は堂々『かわうそちゃん』と命名されました。
いちばんインパクト抜群かもしれませんね(^^ゞ
本人も気に入っているんだとか。
大井の『かわうそちゃん』こと、山崎騎手特集は改めてさせて頂きたいと思います。
大井のジョッキー愛称はこちら。
大井生え抜き馬サラ系ゴーディー(大井・赤嶺厩舎)。12サンタアニタトロフィーは、2番手からの差し切り勝ちで待望の重賞勝ちを収めました。
ゴーディーと言えば、血統的な面も魅力的ですよねぇ。
お父さんのプレシャスカフェはこの1世代でわずか10頭足らずの産駒を残し、お母さんのイケノエメラルドは99アラブダービー(笠松)や99アラブ王冠(名古屋)、00アラブギフ大賞典(笠松)などを制したアラブの女傑。
母父はコノミテイオー、2代母にはキタノエメラルド、血を遡っていくと、イナリトウザイやカツラギセンプー、スマノダイドウ、タガミホマレなどなど……。大井をはじめ全国で活躍したアラブの血がつまっているんです。
これも、地方競馬の醍醐味でもあると思います。
そんなゴーディーは、脚元の不安で長期休養に入っていた時期もありました。復帰後も元気のない成績が続き、もう少し……。
しかし、前走の武蔵野オープンは的場文男騎手を背に2番手から早め先頭に立ち、約1年11か月ぶりの勝利を飾りました。1600メートル1分38秒7(重)という好時計をマーク。
ゴーディーがまた輝いた!
「まさか、こんなに走ってくれるとはね。びっくりした」と、目をまん丸くする的場騎手。
レース後も順調に進めてきたそうで、状態は上向いているそうです。今回はゴーディーにとって展開面が大きく左右されそうですね。同系がそろっています。「仕掛けていくのは良くないから、自分のペースで行けるのなら、5、6番手でもいいと思っている。あとは的場に任せる」(赤嶺調教師)。
脚部不安に打ち勝って、とは言っても、もちろん今現在も日々のケアは欠かせないでしょう。体質的には夏場が得意ということもあって、毛づやも良化し発汗も非常にいいそうです。
素顔は普段からおとなしくてお利口さん。甘えん坊なとってもかわいい仔なんだそう。
苦楽を共にしてきた貞広厩務員は、「前走勝たせてもらいましたが、『やったぁ〜!』という喜びよりも、ホッとするこみ上げてくる喜びでした。こうやってゴーディーと一緒にいられることが幸せで、またこういう舞台に一緒に挑戦できるのが本当にうれしいです」と。
前走よりさらにメンバーも上がり、展開も厳しくなり、ハンデも多くありますが、意地を見せて欲しいですね。
大井をはじめ全国で活躍したアラブの血がつまったサラ系ゴーディー。脚部不安に打ち勝って、またこの大舞台に人気馬の1頭として帰ってきてくれました。
この後には韓国遠征も待っていますよ〜!