2レースは、本田正重騎手の1番人気カンジャンテ(船橋・川島正厩舎)が制しました。
馬主 社台オーナーズクラブ様
生産 社台ファーム様(千歳)
父はゼンノロブロイ、母がマニエラ、母父がフォーティナイナーということで、全姉は2011年東京プリンセス賞を優勝したマニエリスムです。
体は462キロの牡馬。
担当はサクラハイスピードやサプライズパワーなど書ききれないくらいの名馬を手掛けてきた多田厩務員。カンジャンテの気の強さは、マニエリスムお姉ちゃんと似ているそうですよぉ。
レース映像は
こちらです。
カンジャンテは好スタートを切り最初はハナに立ちますが、さらに外から主張する馬たちがいたので行かせて、3番手内目を追走していきました。最後の直線半ばで一気に先頭馬たちを交わすとあとは力強い伸び脚でフィニッシュ。勝ちタイムは1000m1分2秒3(良)でした。
「能力試験からスタートも良かったし砂をかぶせていたので心配はしていませんでした。今日はスタートが出れば行くつもりでしたが、思いのほか、外が速かったので番手になりました。今回の方が砂を気にしていましたが、直線で外に持ち出すとあとは伸びてくれて、最後一頭になったらハミを取らずにフワフワ走っていて余裕がありました。2歳ですが、ドッシリしていて貫録がありますね」(本田騎手)。
さらに南関東にゆかりのある仔は……
アートバルビゾン(船橋・新井厩舎)の母アートブライアンは南関東重賞2勝馬。早いもので5番仔になるんですねぇ。
ルシアスヒーロー(船橋・佐藤賢厩舎)の父は新種牡馬ヴァーミリアン、母が船橋生え抜き馬ユアカラー、ひとつ上の姉は今年の東京プリンセス賞馬スマートバベルです。
そして、ルースリンドの仔が日本で最初に登場しました!!!
ストゥディウム(船橋・矢野厩舎)の父は南関東の重賞4勝馬・新種牡馬のルースリンド、母ルナマリアは南関東デビュー。
果敢に先行しての4着でした。まずは無事に走りきって、掲示板を確保しましたね。
「ルースリンドもルナマリアも矢野厩舎にいた馬で、その馬たちの仔に、(自厩舎の)僕が騎乗できたことはとてもうれしかったです」(本橋騎手)。