5月30日浦和2レース新馬戦リポート

  1レースのラッキープリンスに続いで、小久保厩舎&左海誠二騎手コンビがきたぁ!そういえば、去年の新馬戦は南関東全体の傾向で、同じ日の新馬戦を同じ騎手が連チャンする傾向がありましたが、今年もそれは続いている感じかな。

 


 優勝したのは左海誠二騎手が手綱を取った2番人気インマイヒーロー(浦和・小久保厩舎)でした。

 馬主 密山根成様

 生産 Lynch Bages Ltd &Camas Park Stud様(アイルランド)

 父 Excellent Art、母 Gentle Night、母父 Zafonic

 アイルランドのゴフスのセリで小久保調教師が見つけてきた馬だそう。浦和の新馬戦でアイルランド産馬が勝つのは……初になるんでしょうか。

 体は473キロの牡馬です。

 

 

 担当は小久保厩舎のマドンナ・池田厩務員。


 レース映像はこちらをご覧ください。

 スタートを切って気合いをつけられながら先手を取ると、最後も楽な手応えで、2着馬に8馬身差をつけました。勝ちタイムは800m48秒6(良)です。

 

 

 ここでも、来年のクラシック候補生が早々出たぁ!!!って感じかな。まだソエを気にしながらの走りだったそうなので、しっかりしてきたら今後がさらに楽しみです。

 「能力試験の時はまだ太目でずんぐりむっくりした感じだったけど、今日はピリッとしていたね。ゲートからちゃんと出てくれれば能力が違うし大丈夫だろうって思っていた。道中は抜いて走ってくれるから距離が延びても大丈夫だし、まだ余裕がありながらのこの走りだからね」(左海騎手)。

 

 小久保調教師のお話しでは、「セリで見つけた時はヤンチャそうな感じで見るからに肉がつまった感じのガッチリした馬だった。今は気性も肉体もその時とは違うイメージで成長してくれているけど、重圧もあったから、最初から結果が出せてよかった。お姉ちゃんもG1で2着(チヴァリーパークS)だったし、血統面でも期待したい。ラッキープリンスとともに、東京ダービーが目標」とのこと。

 今年の東京ダービーは小久保厩舎3頭出し。来年の東京ダービー出走候補たちが、早くも一発目の新馬戦から2頭も誕生しています。このままスクスク育ちますように。。。



 南関東にゆかりのある仔。

 ハーブ(浦和・本間厩舎)の母サキノスイセイは浦和で走っていた馬です。

 
 

 
 

5月30日浦和1レース新馬戦リポート

 2014年南関東新馬戦がいよいよスタート!

 ドリームチャレンジ2歳新馬戦☆

 
 


 今年最初の南関東新馬戦を制したのは、左海誠二騎手がエスコートをした1番人気ラッキープリンス(浦和・小久保厩舎)でした。

 馬主 国田正忠様

 生産 畔高牧場様(浦河)

 父 サイレントディール、母 ウォータートスカ、母父 オペラハウス

 今年のクラシック戦線で奮闘しているパンパカパーティの全弟ですよ。

 体は446キロの牡馬。

 

 

 担当はクレイアートビュンやキスミープリンス、ファイヤープリンスなどの橋本厩務員。パンパカパーティも手掛けています。全弟君も素質の高さに大きな期待をされていましたぁ。


 レース映像はこちらです。

 外枠から好スタートを切ったラッキープリンスは先手を取って進めていくと、終始楽な手応えで後続との差をみるみるうちに広げていき、2着馬に9馬身差をつける圧勝でした。タイムも800m48秒3(良)の時計をマーク。

 ちなみに、厩舎の兄貴分ともなる(血統面ではなく)キスミープリンスも新馬戦を勝っていますが、その時は800m49秒4(良)だったんです。

 

 

 今年も早々出たぁ!!!って感じですかね。

 「背中の使い方なんかはパンパカと似てるよ。能力試験の時から走るなと思ったし、まずは新馬戦だったから行かせた。道中の折り合いもつくし、距離が延びても大丈夫じゃないかな。これから気持ちを高めていきそうな感じもするからその辺りは鍵になっていくね。あとは1周まわる競馬になってどんな感じかわかってくると思う」と左海騎手。

 

 2014年南関東最初の新馬勝ち馬なので、記念に検量前の動画も撮影してみましたぁ。(携帯の方
 

 


 
 今年の南関東新馬戦はリーディング・小久保厩舎から始まりましたね。「ピチピチッとした柔らかい動きはパンパカに似ていると思うよ(笑)。能力はかなり高い馬だし、これからが楽しみ。もちろん目標は東京ダービー」(小久保調教師)。

 

 

御神本訓史騎手

 大井の御神本訓史騎手は調教中に許可を得ずに施設外へ出たことで騎乗停止、自粛していました。

 6月1日(日)の大井開催から騎乗を開始。

 騎乗馬などは南関東競馬のホームページで確認してください。


東京ダービー騎乗騎手について

サーモピレー(船橋・川島正厩舎)とノーキディング(船橋・矢野厩舎)の鞍上をまだお伝えしていませんでしたが、2頭とも中央の騎手を確保。

サーモピレーは戸崎圭太騎手、ノーキディングは岩田康誠騎手を予定しているそうです。

船橋競馬場なう。

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おはようございます。

昨日、ラスト騎乗を終えた佐藤裕太騎手が、いつもの朝を迎えていました。

ちょっとお話しをしたんですが、裕太騎手がこれまで調教をつけた馬で重賞を勝った馬はどのくらいいるんでしょうね、と。勝ち星で言えば、100勝以上とのことでした。平場なら1000勝以上と。本当に偉大な数字です。

さて、東京ダービーに向けて、船橋チームも無事に本追い切りが行われ、ちょうど6時台にはドバイエキスプレス、スマートバベル、サーモピレーと豪華なメンバーが一気に駆けました。3頭とも上積みあるそうですよぉ!!

全馬には聞いていませんが、大井ではスマイルピースや浦和ではファイヤープリンス、エスティドゥーラ、リュウチャンも追い切ったそうです。

あとは本番まで4日。みんな悔いのない仕上げをして欲しいです!

さて、別の場所に移動!

ハッピースプリント&ワタリキングオーの本追い切り動画

  取り急ぎ、昨日、大井競馬競馬場で行われたハッピースプリント(大井・森下厩舎)の本追い切り動画と引き返してくるときの表情をご覧頂きます。文章は後で追記しますね。

 ハッピースプリントは吉原寛人騎手を背に後ろから追いかけていく形。併せているのはロイヤルパワー(米田厩舎)です。携帯の方
 

 


 この中間は羽田盃の疲れを取るのに時間を要したそうですが、まずは京浜盃くらいの状態まできているという厩舎サイド。このひと追いでさらに本番でどのくらい調子を上げてくるでしょうか。まぁ、これまでも抜けた強さを見せてきているので……。

 ちなみにゴール前、「あ〜」と雄叫びが聞こえきますが(笑)、これは担当の佐藤厩務員がちょうどビデオカメラで撮影していてうまく撮れなかったようで、それで雄叫びをあげています(笑)。まぁ、こんな感じで関係者サイドも明るい雰囲気で終えました。

 実はわたしも一週前追い切り前からビデオカメラを新しくしました。佐藤厩務員のアドバイスでこれにしたんですけど、3時20分撮影なのにめちゃめちゃキレイでビックリなんです。手振れもないし、ピントがすぐに合うしm今のビデオカメラってすごいですね。もっと早く買えばよかった(笑)。

 引き返してくるときは今回も取材規制で離れたところからパチリ。大好評?だったハッピースプリントのお尻もご堪能頂けます。。。(携帯の方

 



 ワタリキングオー(川崎・佐々仁厩舎)は小向トレセンからやって来て、今回は東京ダービー33回目の騎乗となる的場文男騎手が跨りました。お相手は優駿スプリントトライアルに出走予定のディチュウ(大井・佐野厩舎)。ワタリキングオーが内です。(携帯の方




  
 そもそもワタリキングオーは調教では動く方ではないということで、厩舎サイドとしては遅れは気にならないそうです。初コースも問題はなかったとのこと。


 では、また改めてお伝えします。

 さぁ、今日は東京ダービーに向けた土曜日チームの本追い切りが行われます。みんな無事に。。。では、わたしも取材に出かけます!

 大井勢&船橋勢の追い切り動画に関しては、月曜日にアップする大井競馬ホームページ重賞情報の中でいろんな馬たちの動きがご覧頂けますよ。


馬たちの近況・予定

  さきたま杯では南関東の短距離馬たちの奮闘についてお伝えしましたが、

 こちらも、南関東の仲間になって頼もしい成績を挙げているアルゴリズム(大井・堀厩舎<小林>)。次走は6月12日に行われる北海道スプリントカップ(門別1200m)に向かうことにしたそうですよ!!!鞍上は町田直希騎手予定。

 頑張ってきて欲しいです!!!


 *馬たちは生き物です。予定は変更する場合もありますのでご了承ください。


 なお、馬たちの近況と予定の記事ですが、いつも何頭かまとめてお伝えするようにしたんですが、そうなると記事が遅くなる場合もあるので、お聞きしたら1頭でもこんな感じで紹介させて頂くようにしますね。よろしくお願いします!

佐藤裕太騎手、ラスト騎乗を終えました。

 船橋の佐藤裕太騎手は調教師試験に合格したため、6月1日から調教師に転向します。

 今日の浦和競馬場が騎手としてのラスト騎乗。

 船橋の矢野義幸厩舎所属馬3頭とコンビを組みました。

 6レースのエッブレッツァと。

 



 10レースはピークハンターと。

 教養センター時代の同期・左海誠二騎手とは隣枠同士。

 

 

 

 今でもお互いの誕生日をお祝いし合うという仲良しコンビ。

 

 

 「やっぱりお前と俺だよな。1着2着になりたかったけど、最後にこうやって併走できて」と、レース後、左海騎手が裕太騎手に言ったそうです。


 この時お手伝いできていたのが、アジュディミツオーの藤川厩務員。

 

 

 
 アジュディミツオーという馬を作り上げて、たくさんの夢を見せてくれましたねぇ。


 ラスト騎乗となった12レースは、チーム・ルースで挑みました。ルースリンドの上永吉厩務員が担当するヒデサンスピリット。

 

 

 


 「いつもはレース前に位置取りなどを考えて乗りますが、今日は応援してくださった皆さんを思い浮かべました。今はいろんな気持ちが入り混じっていて、騎手をやめる寂しさ、調教師になる喜びや不安など半々です。矢野先生に3頭も乗せて頂いて、昨日は川島先生にも乗せて頂き、感謝の気持ちでいっぱいです」と裕太騎手。

 裕太騎手と言えば、南関東を、地方競馬を代表する名馬の調教パートナーとしてあまりにも有名ですね。「騎手としては悔しい日々ばかりでした。調教をつけている馬が重賞を勝つのはうれしいですが、心のどこかでは悔しさもありました。騎手なのに、レースに乗れない悔しさです。今までは馬のために、関係者のために、ファンの皆さんのためにやってきたつもりです。これからもそのスタンスでやっていきたいです。自分のことは二の次でいいので、馬のために」(裕太騎手)。



 最終レース後には、浦和競馬場さんからのご厚意もあり、南関東4場の騎手たちが集まって記念撮影会を行いました。こんなに騎手たちがそろって馬場を歩いている姿ってレアですね(笑)。

 

 

 裕太騎手のお父様と奥様(お母様は残念ながら欠席)も入って、みんなでパチリ。

 胴上げと裕太騎手のご挨拶を動画に撮りました。(携帯の方
 
 

 


 最終日の最終レース後にもかかわらず、南関東4場の騎手たちがこれほどまでに残っているのは、裕太騎手の人徳ですよ。


 そして、数多く騎乗馬を依頼してきた矢野調教師から、裕太騎手へ、タイガースカラーの花束贈呈。裕太騎手の勝負服に合わせて、矢野調教師はピンクのネクタイを着用されていました。その姿にも感動。。。(携帯の方

 
 


 

 「レース結果は残念でしたが、こうやってみんなが出迎えてくれて、騎手をやっていて本当によかったなって思いました。仲間っていいですね」(裕太騎手)。


 
 6月1日から調教師としての新しい生活が始まります。厩舎を開業するまでに、牧場研修や経営の勉強などもするそうですよ。

 調教パートナーとしての生活もしばらく続けるそう。ちなみに、明日は東京プリンセス賞馬スマートバベルの東京ダービーに向けた本追い切りが行われます。そう、東京プリンセス賞1着2着馬(スマートバベル、ノットオーソリティ)は、裕太騎手が調教をつけた馬たちなんです。

 裕太騎手の話しは尽きないです。地方競馬でトップクラスと言ってもいいくらいに、名馬の背中を知り、数多くの重賞勝ち馬を調教の立場から育て上げてきた騎手です。厩舎を開業しても自分自身で調教はつけ続けたいそうで、そこは『佐藤裕太厩舎』にとっても最大の武器になっていくことでしょうね。今度は調教師として大活躍する裕太騎手の姿、裕太騎手を知る人なら誰しもが願っています。
 
 

 

     

 

 裕太君、本当にお疲れ様でした!

 これまでいっぱいいっぱいありがとうございました!

 これからもどうぞよろしくお願いします!


 *引退式は6月18日(水)船橋8レース終了後に行われます。

 


浦和勢、東京ダービー4頭出し?!

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6月4日に大井競馬場で行われる東京ダービーまであと5日となりました。

大井のホームページに、東京ダービー予備登録馬が、5月24日付けの番組賞金順に掲載されています。今は外取材中でリンクできないので各自確認してください!

で。14番目のモデールノが6月5日の若竹賞に出走することになったそうです。それにより、17番目の浦和のリュウチャンが16番目での出走になりますね。リュウチャンの鞍上は酒井忍騎手予定です。

そうなると、浦和勢は小久保厩舎の3頭(パンパカパーティ、ファイヤープリンス、エスティドゥーラ)もいますので、東京ダービー4頭が出走予定。

大井の広報さんに調べてもらったところ、1986年以降の記録ですが、90年と92年に浦和勢が2頭ずつ出たのが最高だったそう。ということで、浦和勢が東京ダービー4頭出しというのはすごいことなんです!

最終的には6月1日に発表される枠順でご覧くださいね。馬は生き物なので予定は変わる場合もありますのでご了承ください。

今年の東京ダービーは浦和勢も熱いぞっ!

まさに、今の浦和は真夏のような暑さ(;´д`)ゞ!

そんな訳で、写真は先ほど頂いたスイカを。美味しい季節になりましたっ(*^^*)
東京ダービーまであと5日!

目が離せません!

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東京ダービーに向けた本追い切りの金曜日チーム。

大井のハッピースプリント、川崎から大井にやって来たワタリキングオー。川崎のドラゴンエアル、船橋のナイトバロン、浦和のパンパカパーティがそれぞれ追い切りました。

ドラえもんにどこでもドアを出してもらえたら、全部の追い切りを見たいのですが、現実問題そうは行かず……。今日は大井におりましたので、ハッピースプリントの表情をパチリ。また改めてお伝えしますね。

この馬たち以外は明日追い切りを行います。みんな無事に。

今日は浦和競馬場で、南関東最初の新馬戦が始まる日。ここ数年を振り替えってみても、一発目から、キスミープリンスとファイヤープリンスが登場しているんですよ。そういう意味では今年も要チェック!前評判の高いパンパカパーティの全弟ラッキープリンスがどんな走りをするのか興味津々。なお、ダイバジェジェジェが出走取消になりましたのでご注意ください。

南関東競馬から目が離せないですよ!

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