小杉亮騎手

 船橋の小杉亮騎手は2月9日がお誕生日で今年23歳になりました。

 お誕生日は競馬開催中だったので、装鞍のお手伝いをしてそのまま調整ルームで過ごしたそうです。

 高知で武者修行をして心身ともに成長してきましたが、今は筋トレなどで改めて体作りに取り組んでいるそうですよ。「もっとパワーをつけて、『こいつ変わったな』と言われるような騎乗がしたいです。今まで以上にひとつひとつを大切にいい成績を残せるような競馬をしたいです」と小杉騎手。

 趣味は毎週月曜日に出る週刊ジャンプのワンピースを読むことなんだそうです。ワンピースファンって、南関東関係者も多いですよねぇ。


 ちなみにとある日……。

 わたしは船橋経由で大井に行かなくてはならなくて、ららぽーとのサイゼリアで朝10時からがっつりご飯を食べていました。

 帰り際に、小杉騎手を発見!

     小杉騎手

   厩舎仲間とご飯を食べていました。
 
 小杉騎手

 たまたま、川島厩舎の仲野君も来ていて合流していましたが、やっぱりこの近辺のお店って競馬場率多いですね(^^ゞ

 
 ビビット前には新しく松屋ができました。ここもにぎわいそうな感じ(^^)

  小杉騎手

 

東京ダービー馬がドバイ遠征!

  今日の首都圏の風には参りましたねぇ。今朝は船橋競馬場で取材をしていたんですが、だんだんに立っているのも大変な状況になったので、取材が終わったら即、京成線で都内へ帰ってきました。京葉線などをはじめ運休した電車も多かったようで……。そんな大変な一日ではありましたが、東京でも桜の開花が発表されました。お花見シーズン(*^。^*)


 さぁ、今日はドバイワールドカップデ〜!!!

 地方競馬を主戦場にしてきたスマートファルコンがついに長年目標にしてきたドバイワールドカップを走るんですねぇ。鞍上は武豊騎手。

 そして、我らが東京ダービー馬マカニビスティーが小牧太騎手とのコンビで今年から新設されたドバイゴールドカップ(G3、芝3200m)に参戦。

 東京ダービー馬と言えば、アジュディミツオーがドバイワールドカップに参戦してからもう7年の月日が流れようとしていますが、今度はマカニビスティーがドバイの地に挑戦です。


  マカニビスティー


 『マカニ』はハワイ語で風を意味するそうですが、南関東競馬に風のようにやって来て風のように去っていったマカニがいた約3カ月はあっという間の日々でした。

 あの後も中央競馬の重賞戦線で活躍して頑張っているマカニが、ついにドバイの地で走るんですね。とにかく無事に元気に走って欲しいなと思います。発走時間は今日午後10時45分です!!!


 なお、ネット競馬と携帯サイトの競馬総合チャンネルに、『ライバルが語るスマートファルコン』という特集で、フリオーソの川島正行調教師と主戦の戸崎圭太騎手にスマファルの強さをお話ししてもらいました。それをコラムにまとめましたので、見られる環境の方は読んでみてください!

南関東、騎手会所属騎手制度を導入!

  
 南関東地方競馬4場(大井、川崎、船橋、浦和)では平成24年4月1日から、騎手会所属騎手制度(中央競馬でいうフリー制度)を導入することになりました。

 詳しいことや騎手のお知らせ関係も、南関東競馬のホームページ南関東競馬のモバイルでたっぷりお読みくださいね。

 


南関東2歳馬1番乗り!



 南関東4場ともにかわいい2歳馬たちが続々と入厩中です。

 今年南関東でいちばん最初に入厩した仔は1月18日に大井競馬場へやって来た仔。

 その仔がいる須田和伸厩舎におじゃましてきました。扉に描かれたこのマークが目印です。

  大井2歳


 厩舎に入ると、かわいい2歳君がお顔を半分隠しながらひょっこり覗いていましたよ(^^)


     大井2歳


 すでに立派なネームプレイトもありました。

  大井2歳


 血統は父がアルカセット、母は中央1勝馬イサミマニッシュ、母父がバブルガムフェロー、伯父には中央の重賞ウイナー・サダムブルースカイがいます。母系を遡っていくと、シンザンやトウショウボーイの血が流れているんです。

 オーナーさんがアニメ好きでワンピースの中に出てくるシルバーズレイリーという名前をつけようと思ったそうですが、あまりにも有名な名前だったために残念ながら通らなかったそうで、それならシルバーならゴールドだ!ということで、ゴールデンレイリーという名前になったそうです。ワンピースファンの方たちはチェックですね(^^)


 まだまだ子供だそうですが、とても素直で扱いやすい仔だそうですよ。入厩してから背も伸びたそうです。須田調教師のお話しでは最初の能力試験は受けたい予定だそう。「去年初めて見たときに顔つきが気に入って形もいい馬だぁと思った。無事に長く走る馬になって欲しいね」(須田調教師)


     大井2歳


 つるされたおりんご2つが遊び道具です(^^)


     大井2歳


 無事に元気にすくすく成長しますように〜。


 2歳馬特集はまたお届けしますね。
 
ちなみに、大井の最初の新馬戦は、6月4日の開催からスタートします!

今日も豪華(●^o^●)

  まだ京浜盃の熱気冷めやらぬ状態ですが、今日も楽しみなレースが組まれていますね。

 何と言ってもメインの隅田川オープンでは、ボンネビルレコードとマズルブラストの10歳馬対決が見られるぅぅぅ。たまらんですよ。

 そこに、シャアが果敢に挑んでいく感じ?(^^)

 シャアは中央からの転厩緒戦なので厩舎サイドも手探りの面はあるそうですが、まずは地力の高さでどんな走りを見せてくれるのか楽しみですね。ちなみに馬装は赤を予定しているんだとか。

 ほんと、ネームヴァリューのある馬たちがたくさんそろってくれました。

 ボンネビルレコードとマズルブラストとくれば、10歳トリオのフジノウェーブの近況も気になりますね。東京スプリントに向けて順調に調整中だそうですよ。

 つい先日のウェーブは爆睡中でした(^^)

 ウェーブがこんなに大胆に寝ている所は初めて見たので微笑ましかったです(^^)

 寝る子は育つといいますからね(^^)


  フジノウェーブ


 なお、今日の10レースには大井の『ネコ』、ネコチンチラが中央勢に立ちはだかりますよ。『ネコ』に関してはうれしいご報告もあるので近々特集します!

 では、大井競馬場で楽しみましょう!!!今日こそは牛タン食べられるんだろうか(^_^;)


 PS 張田京騎手が乗り替わりになっています。変更情報は南関東競馬のホームページ南関東競馬のモバイルで確認してください。

 

京浜盃が終わりました。


 少し、遡ります。

 昨年のロジータ記念のレース前取材時のことをふと思い出しました。川崎の林隆之厩舎にメンドーサ(向かって右)の取材に行ったとき、隣にいる同じ芦毛の仔(向かって左)が、甘えた姿で写真に映り込んでこようとする……(苦笑)

 京浜盃

 「これ、誰ですか?」と聞いてみると、

 「デビュー前の馬だけど、パンタレイって言うんだよね。素質はかなり高いらしいよ」と厩舎スタッフさん。

 京浜盃

 デビュー前に期待をされつつも、みんながみんな大成するわけではない厳しい世界。ほんのほんのひと握り……。

 体が緩くて晩熟と言われてきたパンタレイに対し、「人に合わせないでパンタレイの時間を崩さずにやってきてもらいました」とサンシャイン牧場の小菅マネージャー。

 京浜盃には是が非でも出走したかったものの、予備登録馬が出た時点では賞金順で19番目……その後3頭が回避して、16番目で出走決定。

 京浜盃

 
 京浜盃
 
 パンタレイはテン乗りの森泰斗騎手を背に好スタートを決めると積極的に先行策を取りました。「スタートには気をつけて自分のペースで行けたので、見た目よりも楽だったと思います。反応してくれていたので、あとはついてこれる馬はいないと思いました」(森騎手)
 
 京浜盃

 直線ではその差がグングン広がっていき、パンタレイは2着のゴールドメダルに5馬身差をつける圧勝でした。1700m1分45秒9(やや重)!!!速い時計が出ている開催ではありますが、それにしても速すぎますよ。

 35回の歴史で、96年の覇者ナイキジャガーが1分45秒4でレースレコードを出していて、2番目に速いのはかなり遡って81年の優勝馬コーナンルビーが1分45秒9で走っているので、パンタレイはそのときと同タイム。

 京浜盃

 (レース写真2枚 せとPさん)


 パンタレイが検量前に引き上げてきたときの様子はこちらです(携帯のかたはここ)。ものすごい涼しい顔をして帰ってきたのでビックリしました。レース後のクーリングダウンでも息の入りは良かったそうです。

 



 京浜盃

 09年10月に開業した林隆之厩舎にとっても待望の重賞初勝利です。「素直にうれしいです。強い馬だとは思っていましたが、それ以上に強かったです。まだ子供で体も緩いし、今日も直線でもたれる所もありました。体がしっかりしてくれば解消してくると思っていますが、今現在の状態でこのくらい走れたのが収穫です」と林調教師。↓

      京浜盃

 師匠の池田孝調教師も口取り撮影に入っていましたが、師匠として本当にうれしそうでしたよ。「やっと一人前に近づけたね。もう威張って調教師だって言ってもいいよ(笑)」と。

 5月9日(水)の羽田盃ではどんな強さを見せてくれるんでしょうか。とにかくこのまま無事に進んで欲しいと今は願います。まだまだ課題がありながらもこれだけ強い走りをしていることにワクワクしてきます。パンタレイは、南関東の希望です。

 ちなみに、オーナーさんのお子様たちが『パンちゃ〜ん!』と掛け声をかけていましたので、南関東ファンの皆さんもこれからは『パンちゃん』という愛称でお願いします(^^)

 
 京浜盃優勝おめでとう!

 パンタレイ 3歳牡馬

 馬主 伊達泰明様

 生産 サンシャイン牧場様(日高町)

 父 フィガロ、母 メダーリア、母父 アフリート


 2着 ゴールドメダル 戸崎圭太騎手(1番人気)
「状態は順調にきていたし、今日は展開が相手に有利になったので、力を出し切れていません。今後の距離も問題はないし次は巻き返したいです」 *羽田盃予定

 3着 ベルモントレーサー 山崎尋美調教師&山崎誠士騎手
「今日は転厩緒戦で初物尽くしだったけど、今後に向けていいレースだったと思う。次は逆転を目指したい」 *羽田盃予定

 今回残念ながら敗れてしまった陣営も、もちろんこのままでは終わらないでしょう!!!そして、右回りに戻る牝馬のゴールドキャヴィアの存在も忘れてはなりませんねぇ。今年もクラシック戦線から目が離せません!


PS 詳しいレースリポートは月曜日アップの大井競馬のホームページとモバイルに掲載します。

 

京浜盃出走馬情報パート3

 パート1、パート2からの続きです。

○5枠10番 トキノドラゴン(金子正彦騎手、川崎・河津厩舎)

 長きに渡って川崎所属で南関東を走ったトキノコノミの愛息トキノドラゴン。勝ち上がるまでに6戦を消化しましたが、それ以降は中央交流でもまれていきながらどんどん強くなっていきましたね。

 「遊ぶ所があるから勝負所でフワッとして勝ち切れない部分はあったけど、どんな競馬でもできるし意外性のある馬だと思うよ」と河津調教師。担当の須山厩務員は「いつも元気な馬だけど、輸送や競馬では落ち着いている」とのこと。ちなみに、河津調教師&須山厩務員はコスモワイルドと2頭出しです。


○6枠11番 ウィードパワー(張田京騎手、船橋・岡林厩舎)

 北海道での実績はトップクラスのウィードパワー。前走の君子蘭特別は転厩緒戦の休み明け、思いのほかに好スタートで逃げる形になって7着でした。

 一度使って変わり身もあるそうで、「気も入ってきたし、ハリや毛づやも良くなってきましたね」とトミケンウイナーも手掛けた岡田厩務員。岡林調教師は「追い切りも動いたなぁ。張田も『前回と全然違う』って言ってたよ。実力はある馬だし、今回はどんな走りを見せてくれるか」

 ここまでの実績を考えると、一発があっても何ら不思議ではないんでしょうが……。



○6枠12番 コスモワイルド(丹内祐次騎手、川崎・河津厩舎)

 芝にダートに重賞戦線でも好走してきたキャリア豊富なコスモワイルド。「終いの脚はいいし、直線の長い大井コースは合いそうだよね。ニューイヤーカップの頃より馬は良化している」と河津調教師。トキノドラゴンと2頭出しの須山厩務員は「ニューイヤーカップの頃より攻め馬の内容を変えています。それがいい方に向いて筋肉もついてきたと思うし、今まででいちばんいい状態で力を出せそうですね」


○7枠13番 アイキャンデイ(的場文男騎手、大井・上杉厩舎)

 ハイセイコー記念(2着)や平和賞(2着)の頃の強さを思い出して欲しいですね……。復活を期待したいアイキャンデイ。上杉調教師と天野厩務員のお話しでは、ここ最近の中では追い切りも集中して走っていたそうで、ゲート練習も行ってきたそうです。好スタートを決めてスムーズに先行できれば……と。スムーズな競馬必須なので外目の枠に入ったのは好条件でしょうね。今回はブリンカーなどは外してスッピンで臨む予定だそう。



○7枠14番 ゴールドメダル(戸崎圭太騎手、大井・鷹見厩舎)

 昨年のNARグランプリ2歳最優秀牡馬に輝き、転厩緒戦のニューイヤーカップを快勝したゴールドメダル。アイキャンデイと一緒でお父さんは00京浜盃に挑戦したゴールドヘイローです。お父さんの無念を晴らすことはできるでしょうか! 詳しい情報は、大井競馬のホームページモバイルの重賞情報をご覧ください。

 戸崎騎手は京浜盃4連覇もかかっていますねぇ(ナイキハイグレード、ジーエスライカー、クラーベセクレタ)。

     ゴールドメダル




○8枠15番 アスカリーブル(今野忠成騎手、船橋・川島正厩舎)
 
 園田で無敗のまま重賞ウイナーとなり、南関東に転厩後は大井経由で船橋の仲間入りをし、前走はユングフラウ賞を制覇。詳しい情報は大井競馬のホームページとモバイルの重賞情報をご覧ください!

     アスカリーブル




○8枠16番 レイモニ(杉村一樹騎手、川崎・池田厩舎)

 ユングフラウ賞2着だったレイモニは脚質的に大井コースのほうが持ち味を発揮できるという厩舎サイドの考えから、京浜盃に駒を進めてきました。詳しい情報は大井競馬のホームページとモバイルで確認してください! 

 杉村騎手は絶好調ですねぇ。この勢いで荒尾から移籍後初の重賞制覇となるんでしょうか。荒尾ファンの皆さんも応援されているでしょうねぇ。

  レイモニ


<まとめ>
 
 今年も頼もしい牝馬たちの参戦もあり、なおかつ、牡馬もまだ未知の魅力にあふれた面々も多く、本当に興味深い1戦になりそうです。どの馬が勝つんだろう……。

 とにかく無事に元気にここでいい走りをして、南関東クラシック戦線に進んでいって欲しいと思います。みんなファイト〜(^O^)/



 


京浜盃出走馬情報 パート2

  パート1はこちら

○3枠5番 ベルモントレーサー(山崎誠士騎手、川崎・山崎厩舎)

 南関東で走ったベルモントフェリスの愛息で、叔母には04マリーンカップの覇者ベルモントビーチがいる血統。

 まだ2戦のキャリアながらも実績はトップクラスですね。普段は派手さを見せない実戦型のようなので、まずはどんな走りを見せてくれるのか楽しみです。

 小向名物横断歩道渡りも、しっかり板についています(^_^)v

  ベルモントレーサー

 詳しい情報は大井競馬のホームページモバイルの重賞情報に書いております。



○3枠6番 ベルモントシェリー(石崎駿騎手、船橋・川島正厩舎)

 ベルモントレーサーとベルモントシェリーは同じベルモントファームで生まれました。とねっこ時代は同じ放牧地で一緒に遊んでいたのかなぁ。久しぶりの再会ですね。しかも、枠も一緒。

 ベルモントシェリーの全兄は皆さんもご存じ04京浜盃の覇者ベルモントストームです。その年の東京ダービーはあのアジュディミツオーを抑えて1番人気の支持を集めた逸材でした。ベルモントストーム、本当に本当に強い馬でした……。

 シェリーを手掛けるのはストームも担当していた楠厩務員@アブクマポーロです。楠厩務員に、兄と弟の京浜盃時点での完成度を聞くと、今の段階ではその当時の兄のほうが上ではあるそうですが、持ち合わせた能力というか、素質の高さでは弟のほうが上であると……。それは、兄も騎乗していた石崎駿騎手も言っています。

 シェリーが入厩した当初、ストームが帰ってきたと思ったくらいそっくりでビックリしたんですが、体の緩さも似ているそうです。

 「トモもしっかりしてきて緩さも抜けてきた感じだね。体全身で走らせるようにしてきた」と石崎騎手。この中間はつきっきりで調教をつけてきたそうです。

 シェリーと楠厩務員の2ショットを見ると、ストームもこんな感じで過ごしていたなぁととっても懐かしいです。

  ベルモントシェリー

 
 初コースだった準重賞雲取賞は3着でしたが、道中かなり行きたがったそうなのでそれでいながら3着に残ったことは関係者も評価していました。今回の本追い切りはアスカリーブルと併せたんですが、「我慢させて折り合いに専念した」(石崎騎手)と、課題を念頭に入れた内容にもなりました。

 「一戦ごとに充実してきていると思うし、京浜盃に向けていい仕上がりだ」と川島調教師。



○4枠7番 ショコラヴェリーヌ(真島大輔騎手、小林・荒山厩舎)


    ショコラヴェリーヌ

 さぁ、グランダムジャパン2歳シーズンに優勝し、雑誌ナンバーにも掲載された全国区ショコラが、3歳になって緒戦を迎えますよぉ。個人的にも、長距離外回りコースに変わったショコラの走りはぜひとも注目したいと思っていました。ローレル賞でのあのパフォーマンスが忘れらないのですよ……。

 ショコラの情報は大井競馬のホームページモバイルの重賞情報でご覧ください!



○4枠8番 アートオブアース(内田利雄騎手、大井・森下厩舎)

 君子蘭特別を優勝したアートオブアース。砂をかぶらないスムーズな競馬だとあれだけのパフォーマンスで走れる力は持っているんですが、砂をかぶると、あらら……もまれるのがお好きではないお坊ちゃま。

  アートオブアース

 担当の木股厩務員も「まだ子供」と言っていましたが、ほんと愛らしい顔立ちです。調教担当の佐藤厩務員のお話しではこの中間はさらにレベルアップした調教を課してきたそうでコンディションは上向きだそうですよ。

 「好スタートを決めて早めに砂をかぶらない位置を取れるといいんですが、その辺りは内田騎手も3度目だしベテランに任せます。自分の走りに徹することができればまだ底を見せていないし、これからクラシックを戦える力を見せて欲しいです」(森下調教師)

 
○5枠9番 フジノタイガー(三浦皇成騎手、小林・鈴木啓厩舎)

 準重賞雲取賞2着馬で、豪快な末脚はセールスポイントですね。

 この中間は少々間隔が空いたのと初めての外回りコースということもあって、小林牧場から大井競馬場に輸送をして中間追い切りを行うなど準備を行ってきたそうです。

 担当の佐藤厩務員のお話しでは歯がわりも落ち着いたのでカイバ食いがとても良いそうですよ。普段はかなり元気な仔だそうです。


      フジノタイガー
 

 「折り合いがついてバテないタフさもあるので長距離ランナーって感じですよね。いいモノは持っていると思うので、この先のクラシックを占う意味でもいい走りを期待したいです」と鈴木調教師。


 パート3に続く。




京浜盃出走馬情報 パート1

○1枠1番 ドゥフトライネン(繁田健一騎手、大井・嶋田厩舎)

 11ハイセイコー記念4着馬。デビューしてからまだ一度も掲示板を外していない堅実さはウリですね。今回はリフレッシュ放牧明けです。「使いづめだったので放牧先に移動しましたが体は緩めずトレーニングは行ってきました。ただ、毛づややハリなどは休み明けに比べるともう少しかなぁと思います。長くいい脚を使えるので長距離の外回りは歓迎です」(嶋田調教師)

 担当の小坂厩務員のお話しでは元気いっぱいな所は変わらないそうです。

 嶋田厩舎と言えば3戦3勝の牝馬コウヨウタレイアもスタンバイ中。巷では南関東トップクラスの実力があるのでは……とも言われています。この後はぶっつけで東京プリンセス賞に向かいたい意向だそうです。また、タレイア特集はさせて頂きますね。


○1枠2番 ダイヤモンドダンス(坂井英光騎手、小林・堀厩舎)

 南関東の重賞戦線でも活躍したツルマルダンサーの愛息ダイヤモンドダンスは最強の未勝利馬という呼び声も……。11ハイセイコー記念3着、平和賞5着と重賞レースでも好走してきました。今回は休み明け叩き2戦目。

 「前回は休み明けというのもあるけど、雨馬場を気にして走る気をなくしてしまった。一度使って気合いは乗ってきたと思う。常に気分よく走れるかが鍵だから、本当は真ん中くらいの枠が良かったけど、早めに外に出せればいいね」(堀調教師)


○2枠3番 ネオビバリー(酒井忍騎手、大井・寺田厩舎)

 南関東で息長く活躍したローレンコッコの愛息ネオビバリー。「とてもいい状態だし、折り合いもきちんとつけてどれだけ頑張れるか」と寺田調教師。柳田厩務員も「ここにきていちばんの状態。具合いがもう少しのときはションボリしているけど、今はどんどんヤンチャになってきているからね(笑)。前走は不良馬場で1400mでもあれだけの脚で追い込んできたから、今回もためていければ伸びてくれると思う」

 寺田厩舎と言えば、冠ネコの馬がたくさん入っている厩舎としてもお馴染ですね。近々、そんなネコ特集をさせて頂きます。明日10レースには、ネコチンチラ参戦です!



○2枠4番 パンタレイ(森泰斗騎手、川崎・林厩舎)

 本追い切りにはサンシャイン牧場の小菅マネージャーも来ていました。というか、いつでもどこにでも南関東のどこかには必ずいらっしゃっていて、寝る時間はあるんでしょうか(^^)

  パンタレイ

 重賞初挑戦ですが未知の魅力にあふれているパンタレイは、デビュー前から素質の高さに定評がありました。まだまだおどぼけちゃんなかわいい顔つきなんですが、520キロ台の馬格は雰囲気たっぷりです。

 いつも調教をつけてお世話をするのはいろんな名馬を手掛けてきた今村厩務員で、「またがった瞬間から性能の違う馬だなぁと思った。走る馬独特のオーラってあるよね。まだ子供だし将来を見据えた仕上げをしているけど、これから楽しみな馬だよ」と。

 デビューから一度も連を外さずに安定感のある成績を引っ下げて挑んだ中央遠征(中山1800m)は、勝ち馬から0.6秒差の5着でした。初めての環境、右回り、砂をかぶっても動じないでひじょうに内容のあるレースだったと思います。この遠征はあくまでも、これからの南関東クラシック戦線に向けたものでした。この京浜盃は賞金順で16番目の滑り込みで、こういう運も勝負事ではひじょうに大切なことですよ。

 中央の遠征前に大井コースの馬場見せは行っているそうです。GOサインを出したときに右回りはもたれる面があるそうですが、今回は2回目の右回りの実戦なのでしっかり走れるといいですねぇ。

 「スピードもあって、普段からオンオフの切り替えもできて、馬房では人が来ても起きません(笑)。上積みもあるし、どのくらい走れるか楽しみのほうが大きいです」(林調教師) さぁ、川崎の新鋭・林厩舎にとっても重賞初勝利となるんでしょうか!


 本追い切りの様子はこちら。携帯のかたはここをクリックするの見られます。外のパンタレイには今村厩務員、内のエアクロニクルには元騎手の岡村厩務員が乗っています。「長めから追い切ったのは初めてだけど、最後まで反応していた」(今村厩務員)
 

 


 パート2に続く。

京浜盃当日です!

  こんにちは〜。今は太陽が出ている都内ですが、この後には急にお天気が変わるらしいです。どのくらいの雨が降るんでしょうねぇ。それによって馬場コンディションもガラッと変わってきそうなので要チェック。

 今日は南関東クラシック戦線の前哨戦、京浜盃(大井1700m)が行われます。1着馬と2着馬には羽田盃の優先出走権が与えられます。

 昨日、03年京浜盃の覇者ナイキアディライトの初年度産駒の1頭が大井に入厩したことをお伝えしましたが、アディの風のような走りから、もう9年も経とうとしているんですねぇ。

 今年の南関東3歳戦はまだまだ力関係が混沌としています。南関東牝馬クラシック1冠目の桜花賞では人気馬たちが自分の競馬ができずに終わってしまったこともあり、力比較が難解になりました。もちろん、あのときにいちばん強かったのはコテキタイです!!!

 コテキタイ、リカチャンス、エンジェルツイートは東京プリンセス賞に出走予定です。ゴールドキャヴィアは予定通り羽田盃へ。

 そして、今日の京浜盃も今後の南関東クラシック戦線を占う意味ではひじょうにひじょうに大切な一戦になりますので皆さんぜひともご注目ください。


 そして、グルメも大切(^_^)v

  香里奈横丁


 今年度からできた香里奈横丁では毎開催ごとにいろんなグルメが楽しめるそうです。今はこちら↓

  香里奈横丁

 わたしもなみえ焼きそばと横手焼きそばを食べましたがどちらもとてもおいしかったです。しかし、牛タンはまだ食べてないんですよ(;_;) 初日、2日目ともに午後6時半頃には売り切れちゃったそうです。

 リサーチしたところ、今日は重賞デ〜なのでこれまで以上に数は用意しているそうですが、その分お客さんもたくさん入る日なので、食べたいかたは早めに行ったほうがいいですよ。牛タンにうるさいこのわたし@仙台人も、ぜひとも品定めさせて頂きたいのですが……。

 では、暖かくしてお出かけください!

 重賞出走馬の情報は随時アップしますのでチェックしてください。



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