船橋が生んだ名馬フォト、チャームアスリープ

  2006年、南関東史上初の牝馬3冠に輝いたチャームアスリープ(船橋・佐藤賢二厩舎)。

 南関東牝馬の3冠体系は、桜花賞(浦和1600m)、東京プリンセス賞(大井1800m)、関東オークス(川崎2100m)と、コースも距離も全く違います。それでなくても、牝馬は体調管理が非常に難しいと言われている中で、約1カ月半の過酷なローテーションを戦い抜きました。

 再び、牝馬3冠を達成する馬は現れるんでしょうか・・・。

 関東オークスを優勝して3冠を達成した日の日記に、こんなことを書いていました。

 〜 レースの後、またいつものことなんですが、チャームはすぐに息が整っていました。「こんなに長い脚を使える馬はそうはいないよ」と賢二先生は言っていましたが、長い競馬人生の中でも、こういうタイプのお馬さんは初めてだそうです。賢二先生は、牡馬で4冠(トーシンブリザード)、牝馬で3冠〜

 追ってもバテないどこまでも伸びていくようなあの末脚は、チャームアスリープの真骨頂でした。そして、どんなことにも動じない精神力の強さも。

 

 
 そんなチャームアスリープも、今では7歳になって2頭のお母さんになりました。生まれ故郷の村田牧場さん(新冠)で元気に繁殖生活を送っています。以前ご紹介したことがありますが、写真はチャームとキングヘイローとの間に生まれた牡馬です。

 今年1歳になり、数日前に育成牧場へ移動してデビューへの準備が着々と進んでいるそうですよ。一口馬主のローレルクラブに入れることを検討しているそうです。  (写真は昨年秋に撮影)
 

 チャームアスリープ



 今年はゴールドアリュールの牝馬(3月16日生まれ)が産まれているそうです。


 山口オーナーのお話しでは、子育ても上手になったそうで、ヤンチャな愛娘が放牧地を力強く走っていると、柵と愛娘の間にチャーム自身がス〜ッと入っていくんだそう。「人間で言えば、お母さんが道路側を歩くような感じですよね。誰も教えていないのに・・・とても感動しました」(山口オーナー)。



  チャームアスリープ




 チャームと生産者の村田場長です。山口オーナーと村田牧場さんのコンビで、今年のJBCクラシックにはセレン、JBCスプリントにはローレルウェルシュを送り出します。


  チャームアスリープ





 みんなこの場所で育ったんですねぇ。


   チャームアスリープ




 船橋初JBCまで、あと3日・・・






10月29日川崎新馬、コウギョウタイガー優勝!

  29日の川崎3レースの新馬戦(1400m)には7頭が集まりました。


   コウギョウタイガー



 優勝したのは真島大輔騎手が騎乗した3番人気コウギョウタイガー(川崎・佐々木仁厩舎)。道中は中団後方から追走。3コーナーからステッキを振るってグングン上がっていき、4コーナーでは3頭分の外をまわると、一気に伸びて完勝しました。新馬戦から豪快な走りっぷりでした。1400m1分31秒3(不良)。


  コウギョウタイガー



 父はロージズインメイ、母がシルバーベル、母父はRed Ransomという血統の2歳牡馬。生産は下河辺牧場(日高町)です。体は515キロ。



  コウギョウタイガー



  コウギョウタイガー



 「能力のときに砂をかけなかったので1コーナーでは(砂をかぶって)頭を上げていたけど、2コーナーではすぐに慣れてくれましたね。道中で見せ鞭をしたら反応を見せてくれたので、いつでも動ける感じでした。前にいた馬たちの手応えも怪しくなっていたし、脚を余すのは嫌だったので早めに行かせました。新馬戦から、なかなかこういう勝ち方はできませんよ。もっと経験は必要だけど、センスもあるしいいものがあるので楽しみです」と真島騎手。

 佐々木調教師は「まだ子供だし体も太いからね。競馬っぷりもいいし、距離が延びてもいいと思う」。





10月29日川崎新馬戦、エンドスター優勝!

  29日川崎2レースの新馬戦(1400m)には7頭が登場。


   エンドスター




 優勝したのは、戸崎圭太騎手が騎乗した2番人気エンドスター(川崎・田島寿一厩舎)。父はプリサイスエンド、母がトーホウトラスト、母父はジョリーズヘイローという血統の2歳牡馬です。生産は静内フジカワ牧場(新ひだか町)。馬体重は465キロです。

 

 エンドスター


 エンドスター



  エンドスターは2番手から進めていき、最後の直線では後方から追走したメンドーサが追い上げましたが振り切りました。1400m1分31秒6(不良)。

 「折り合いもついているし、素直で乗りやすい馬ですよ」と戸崎騎手。田島調教師は「総合的に見ても、この新馬戦は自信を持って送り出しました。まだやることはありますし、もっと良くなる要素のある馬だと思っています」。


 エンドスター



 エンドスター、おめでとうございました!




10月29日川崎新馬戦、ミンドゥルレキル優勝!

  29日(金)川崎1レースの新馬戦(1400m)に集まったのはこの6頭。



   ミンドゥルレキル




 優勝したのは、山崎誠士騎手が手綱を取った2番人気ミンドゥルレキル(川崎・山崎尋美厩舎)。父はコマンダーインチーフ、母がミンドゥルレ、母父はカコイーシーズという血統の2歳牡馬。 

 お母さんのミンドゥルレは船橋4勝馬。ミンドゥルレキルのひとつ上の姉には(最初の仔)山崎厩舎で新馬勝ちをしているアヴィニヨンがいるので、産駒が2頭そろって新馬勝ちをした優秀なお母さんです。

 ミンドゥルレキルの生産は畠山牧場(新ひだか町)。馬体重は480キロです。



     ミンドゥルレキル


     ミンドゥルレキル



 ミンドゥルレキルは先手を取ると、ディヴァインローズと併せる状態で進めていきましたが、最後に競り落としました。1400m1分33秒2(不良)。


    ミンドゥルレキル



 「3コーナーでは手応えが怪しいかなぁと思っていたんですが、直線ではまたハミを取り直して頑張ってくれました。最後の根性は立派ですね」と山崎騎手。

 山崎調教師は「能力試験のときもそんなに動くと思わなかったんだけど、実戦タイプなのかな。お姉ちゃんよりも落ち着いているね」。




 ミンドゥルレキル、おめでとうございます!


JBC枠順発表!!!

 
 11月3日(祝)に、船橋競馬場で初めて行われるJBCクラシック&スプリント、そしてお馴染の2歳重賞レース・平和賞の枠順が発表されましたので、ご確認下さい。

 いよいよだぁ〜。


 日曜日コラムは、JBC関連の話題を紹介しております。

船橋が生んだ名馬フォト、JBC出走馬たち

 JBCクラシック&スプリントに出走する、船橋でデビューした名馬たちの今日30日の表情です。



 <クラシック> フリオーソ 6歳牡馬 (船橋・川島正行厩舎) 

タイトル  08&10帝王賞、06全日本2歳優駿、07ジャパンダートダービー、08&09ダイオライト記念、10日本テレビ盃

 07&08NARグランプリ年度代表馬、06NARグランプリサラブレット2歳最優秀馬、07NARグランプリサラブレット3歳最優秀馬、08&09NARグランプリサラブレット4歳以上最優秀馬



   フリオーソ





 <クラシック> セレン 5歳牡馬 (船橋・佐藤賢二厩舎所属)

 タイトル 09京成盃グランドマイラーズ、09勝島王冠、10大井記念、10東京記念


   セレン





 <スプリント> ノースダンデー 5歳牡馬(船橋・林正人厩舎)

 07平和賞、09川崎マイラーズ、09ゴールドカップ、10オーバルスプリント


  ノースダンデー





 
 <クラシック> マグニフィカ  3歳牡馬 (船橋・川島正行厩舎)

 10ジャパンダートダービー、10東京湾カップ




            マグニフィカ


 

 船橋でデビューして、船橋で育って、船橋所属馬として、それぞれのトップクラスに君臨している面々です。

 フリちゃん、セレン、ダンデー、マグ、すっごく頼もしいね(*^。^*)




 船橋初JBCまで、あと4日・・・


 

フリオーソ

20101030111334.jpg
無事に追い切りが終わって、セクスィーなお顔をしてますよー(*⌒▽⌒*)

マグニフィカとの併せ馬は豪華でした。

共同インタビューも今終わって、これにて船橋取材終わりました。


フリオーソに関して書かせて頂くと、川島調教師も波多野厩務員も調教パートナーの佐藤裕太騎手も、フリオーソの好調さを話してましたよ。大一番に、いい状態で出走できそうで本当によかったです。


詳しいことはまた後ほどです。


まずは台風接近する前に帰らなきゃε=┌( ・_・)┘

おっ!

20101030085304.jpg
雨が引き続き降っていて、風も少し出てきた船橋競馬場です。


ちょっぴりお腹が空いたので、朝ご飯にカップラーメンを食べました。ご馳走様でした!


ということで、厩舎の皆さんが軽食を取るところでちょっぴり休憩中です。


重賞男の本多正賢騎手が、ゆで卵を食べているとこ発見('-^*)


近くにいた沢田龍哉騎手のお話しでは、本多騎手のゆで卵好きは有名だそうですよ。


板東英字さんばりだそう(^-^)v


ゆで卵業者の皆さん、CM制作されるとき、本多騎手の起用はいかがでしょうか。お肌もゆで卵のようにツルリンされています(*^_^*)


さーて、休憩終わり。取材しよε=ヾ(*~▽~)ノ

今は…

20101030055752.jpg
雨が降り続いています。


珍しく、スタンドの明かりがついてますよ。普通は真っ暗なんですが、JBCの準備かもしれませんね。


JBCスプリントに出走するローレルウェルシュと今後牝馬の重賞戦線に名乗りでるであろうハーレムスウィングの併せ馬が終了。同じ時間帯に、平和賞に出走する牝馬のヴァインバッハが追い切り(一発あってもおかしくない実力の持ち主です)。


ハイセイコー記念では上位人気になるであろうセルサスや浦和記念に向かうドリームトレジャー、ハートちゃんのホワイトハートなども先ほどまで馬場で元気に走っていました。活躍馬の宝庫・船橋ならでは(*⌒▽⌒*)


ではまたです!


セレン

20101030034704.jpg
今、洗い場に帰ってきましたよー。


アクビしてますよー(^o^)

わたしが座っていた椅子に、「冷えるぞ」と言って、さり気なくタオルを引いてくれた吉田厩務員。


どんなときでも、誰に対しても、本当に優しさがにじみ出ている厩務員さんなんですよ。


セレン、いい動きでした!「前回と同じくらいいい感じだね。先行馬が多いから競馬はしやすいと思う。切れが鈍らないようにどこまでついていけるか。ヒケを取らない力はある」と本追い切り&レースに騎乗する石崎駿騎手。

調教は引き続き石崎隆之騎手が担当してきました。今日もご覧になっていました。


ではまたです!

プロフィール
カレンダー
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< October 2010 >>
記事
カテゴリー
月別
検索する
その他
モバイル
qrcode