相馬野馬追の実演。

 福島県南相馬市を中心に受け継がれてきた伝統文化行事『相馬野馬追』の実演が、今年も大井競馬場で行われましたねぇ。


 地方競馬や中央競馬で走っていたお馬さんたちを、またこういう形で走る姿を間近に見ることができるのはとってもうれしいことです。


 昨年に続いて、04サンタアニタトロフィーの覇者トミケンマイルズが帰ってきました。



     8月29 日トミケンマイルズ1.jpg

 今年の春季競馬大会では予選で1位になり、決勝に進出したくらい地元では活躍しているそうですよ。マイルズも10歳になりましたが、元気そうでよかった(^^)




 
 そして、今年の6月まで大井で走っていたマイネルメテオールもお里帰りとなりました。


     マイネルメテオール



 今かかわっている皆さんに聞いてみると、この装いもすぐに着こなしてすっかり馴染んでいるそうです。ついこの間まで競走馬としてレースを走っていたのにすごいです。

 メテオールの競走馬時代のオーナーさんと管理していた宗形竹見調教師も、メテオールの雄姿をご覧になっていました。



 豪華な2ショット。向かって右が06東京新聞杯の覇者フジサイレンス、左がトミケンマイルズです。フジサイレンスもマイルズと一緒で10歳。ガルルルッ〜って感じでギラギラしているお馬さんでした(^^)

    8月29日トミケンマイルズとフジサイレンス.jpg



 スタンドから向正面側にある運動スペースで、こんな感じでお馬さんたちはウォーミングアップをしていました。


 そこに面した馬房にお住まいの大井の大将ボンネビルレコードは、野馬追のお馬さんたちの姿を興味津々に見入っていました(^。^)


        8月29 日ボンちゃん.jpg


 野馬追関係者の方たちからも、「ボンネビルレコードはどこにいるんですかぁ?」という声が聞かれて、改めてボンちゃんは全国区なんだなぁと思いました。

 このボンちゃんの写真は離れたところから撮ったんですが、あとで写真をよく見たら、夏仕様に前髪をかわいくカットされていません?近々前髪取材に行かねば(^^)



   野馬追



  野馬追






 トミケンマイルズ↓


  8月29日トミケンマイルズ.jpg




 マイネルメテオール↓


   マイネルメテオール





 優勝したのはフジサイレンス↓


 8月29 日野馬追い.jpg


 トミケンマイルズは4着くらいだったと思われます。最後はしっかり伸びてきて、力強い走りを見せてくれました。今度は野馬追の世界で1番を目指して欲しいです。



 大井出身のメイショウアームは今回お里帰りはしませんでしたが、今も南相馬で元気に過ごしているそうですよ。地元のお祭りなどには参加しているそうです。アームも12歳、長生きして欲しいです。



 

 なお。今回、競走馬としては未出走の2歳馬が参加していたんです。名前は南相馬に来てから名づけられたというプリッツプリッツ君。

 バリバリに走っているキャリア豊富な先輩たちからは大きく離されてゴールインしましたが、場内からは温かい拍手が送られました。競走馬としては一度もゴール板を駆けたことがないプリッツプリッツ君にとって、記念すべき初めてのゴールイン。パチリ↓


    8月29日プリッツプリッツ.jpg



 野馬追のお馬さんたち、関係者の皆さんたち、本当にお疲れ様でした。今度は南相馬で秋季大会が行われるそうです。今日登場したお馬さんをはじめ懐かしいお馬さんたちもたくさん登場するようなので、スケジュールなどはまた改めてお伝えしますね。


 今年もマイルズに会えてうれしかった(*^。^*)

 


お馬さんたちの近況・予定 ブリーズフレイバー

  アフター5スター賞に出ていたら最有力候補だった南関東生え抜きのブリーズフレイバー(大井・月岡厩舎)ですが、1200m1分11秒台の走りを続け、さらにはこの過酷な暑い時季ということもあり、これまで頑張ったので無理はさせずに、北海道へ短期のリフレッシュ放牧へ出たそうです。

 「11秒台で走り続けるのはハードだったと思うし、ここで使ってこの後にガタッときて時間がかかるより、いい状態で放牧に出せばまたすぐに使えるしね。人のことを考えたら使いたいレースだったけど、馬のための決断だった。だからと言って、向こうでも乗ってもらっているし、甘やかさないよ」と月岡調教師。


 これが月岡厩舎の強さのひとつでもあるんだろうなぁと痛感しました。


 我慢するということは、競馬の世界では本当に本当に大変なことですから・・・。


 これは何より、馬主さんのご理解があってのことです。


 帰厩時季は涼しくなってからとのことですよ。以前から「今年だけで終わらせたくない」と月岡調教師は来年以降も見据えたことをおっしゃっていました。まだ3歳。さらにパワーアップしたブリーズフレイバーの帰りを待ちたいですねぇ。今度は1200m何秒台出しちゃうんだろう(^。^)







アフター5スター賞の枠順が発表されました。

  今日から南関東は大井開催です。たくさんのイベント盛りだくさんなので、TCKホームページやモバイルでご確認の上お越し下さいね。暑さ対策はお忘れなく・・・。


 さて、9月1日(水)に行われるアフター5スター賞(大井・1200m)の枠順が発表されました。大混戦\(◎o◎)/!本当に難解な一戦、だけど、みんなにチャンスがあると言ってもいいですからねぇ。どのお馬さんが勝つんだろう。



 昨年の覇者ケイアイジンジン(大井・久保田厩舎)&的場文男騎手↓


        ケイアイジンジン




 中央5勝の実績で緒戦となるラインドライブ(大井・月岡厩舎)&戸崎圭太騎手↓


        ラインドライブ



 
 悲願の重賞制覇となるか、南関東生え抜きのスーパーヴィグラス(大井・阪本厩舎)&張田京騎手↓



        スーパーヴィグラス




 などなどなど。本当に楽しみな面々が勢ぞろいですよぉ〜。アフター5スター賞に関してはまたお伝えします。



 日曜日コラムは福山競馬場と荒尾競馬場のことを書かせて頂いています。


   

8月27日船橋新馬戦、リアライズブラボー優勝!

 4レースは川島正太郎騎手が手綱を取った1番人気リアライズブラボー(船橋・川島正厩舎)が1分00秒9(良)という好タイムで快勝。スタートをしてからダッシュがつくと、グイグイ先団に押し上げていき、3コーナー付近では楽な手応えで先頭に立ちました。

 父はバランスオブゲーム、母は98しもつけオークスやクイーンカップを制した北関東のコウエイカスケード、母父はフレンチグローリーという血統の2歳牡馬。生産は小田牧場(様似)です。体は498キロ。



  8月27日リアライズブラボー1.jpg



 担当はナイキハイグレードの田中厩務員ですよぉ。



  8月27日リアライズブラボー2.jpg



ゴール↓


  8月27日リアライズブラボー3.jpg


 「スタートしてからスピードに乗ったら違いましたねぇ、道中も折り合っていました。馬が大型でまだゆるい所もあるので、パンとしてくればもっと走ってくると思います。馬格もあって、いいものがあります。おとなしいしかわいい馬ですよ〜」と川島騎手。



  


8月27日船橋新馬戦、マルヒロブライティ優勝!ジーナフォンテンの仔登場!

  8月27日の船橋新馬戦は2鞍行われました。

 3レースは本多正賢騎手騎乗の2番人気マルヒロブライティ(船橋・玉井勝厩舎)が優勝。先手を取ると、そのまま直線でも引き離し、本多騎手は何度も後方を確認するほどの余裕の勝利でした。勝ちタイムは1分1秒5(良)。

 父 トワイニング、母 リブレット、母父 マリエンバードという血統の牝馬。体は454キロ。生産は木村牧場(日高町)です。



   8月27日マルヒロブライティ.jpg



   8月27日マルヒロブライティ1.jpg



 ゴール↓


  8月27日マルヒロブライティ2.jpg



 「スタートして普通に走ってきたって感じなんですが・・・(苦笑)。1頭になるとフワフワして、とぼける所があるので、距離が延びてももちますねぇ。牝馬ですが、普段から落ち着いているのは良いところです」と本多騎手。





 そしてそして、上山と南関東の重賞戦線で大活躍した女傑ジーナフォンテンのはじめての仔・愛娘のヴィータフォンテン(船橋・佐藤厚厩舎)が登場しました\(^o^)/ 

 今回は7着と残念でしたが、ジーナのはじめての仔がこの場所で走ってくれたということに、大きな大きなかけがえのない意味があったと思います。お父さんのゴーカイは障害レースで大活躍しましたが、遡ると、ハイセイコーの血も入っているんですよねぇ。母父にはベストタイアップ。貴重な血が流れています。



 8月27日ヴィータフォンテン1.jpg



 母ジーナフォンテンの主戦だった張田京騎手を背に、向かって右には母ジーナフォンテンの担当をしていた村田厩務員。感動っす(;_;)

 お母さんは黄色や紫、黒などレースによって馬装が違ったと思うんですが、この仔は黄色でコーディネイト。


   8月27日ヴィータフォンテン.jpg



 張田騎手に感想を聞いてみたんですが、416キロとチビちゃんなので大きくなって欲しいねぇとのことでした。パワーアップしてくれば、徐々にお母さんの乗り味にも近づいてくるかなぁ〜。


 お母さんがあまりにも偉大すぎますが、これからもヴィータフォンテンのペースですくすく育って欲しいと思います。ジーナフォンテンの仔がこれから南関東で走っていくということが楽しみでなりません(^。^)



霧島賞、テイエムヨカドー優勝!

  先ほど家にたどり着きました・・・。

 南関東勢の頑張りはやっぱりナマで見たくって、霧島賞前日に急きょ荒尾競馬場に行くことにしたので、日帰り電車往復という強行軍だったんです。13時間電車に乗りっぱなしでしたけど、行ってよかった(^^)


 荒尾競馬場の重賞レース・九州産による霧島賞(中央交流、右1500m)。森泰斗騎手騎乗のテイエムヨカドー(船橋・渋谷信博厩舎)が悲願のタイトルを手にしました。これまで中央時代から参戦して3着、3着、2着と惜しい競馬が続いていましたが、4度目の挑戦で待望の1着。

 この勝利により、ヨカドーさんも、渋谷調教師も、森騎手も、名嶋厩務員も、初めての重賞タイトルを手中に収めるという本当にうれしい勝利となりました。




 私は荒尾競馬場に初めて行ったんですが、海の見えるとっても素敵な空間にかなりハマってしまいました。近々、荒尾競馬場リポートは別の場所でお伝えしたいなぁと思っています。




 パドックにある枠順が書かれたボード↓



      8月26日テイエムヨカドー7.jpg




 約1週間前に荒尾競馬場入りしたテイエムヨカドー。体重はマイナス4キロの471キロ。長距離輸送と環境の違い、この暑い時季などがありながらも、体重を大きく減らさなかったのは本当に立派です。

 パドックでは南関東で見ていたとき以上に落ち着き払っていたように思いました。名嶋厩務員に聞いてみると、荒尾に来てからずっとこんな感じで落ち着いていたそう。紅一点でしたが、素晴らしい雰囲気を醸し出していましたよ。とにかく、いい状態で出走できたというのが何よりでした。


    8月26日テイエムヨカドー6.jpg



    8月26日テイエムヨカドー.jpg



 荒尾で調教をつけていたのは平山厩舎の村島俊策騎手だそうで、船橋の江川伸幸騎手と同期の方だそうです。





 船橋から渋谷厩舎のファンの方もいらっしゃっていたそうで、パドックに横断幕がはられていました。↓


  8月26日テイエムヨカドー8.jpg




 
 3歳馬の九州産たんぽぽ賞を優勝している中央のコウユーヒーローが1番人気で、テイエムヨカドーはすかさず2番人気。


 「相手は1頭(コウユーヒーロー)だと思って乗りました。(ヨカドーは)切れるというより渋太いタイプなので、その持ち味を生かそうと思っていたので、予定通りに乗ることができました」と森騎手。道中は2番手からの追走で、こういう前めの位置取りは、ユキチャンの惜しい2着となったクイーン賞以来。

 1周目のゴール前付近↓



  8月26日テイエムヨカドー5.jpg


 逃げていた馬が早めに手応えが怪しくなり、3コーナー付近ではテイエムヨカドーが先頭に躍り出ました。「早めに先頭に立ったかなぁとも思いましたが、渋太く持ち味を発揮してくれましたね。強い競馬でした。直線では離していたのに、必死になって追ってしまいました(苦笑)」(森騎手)。そうは言いつつも、森騎手は非常に落ち着いて乗れたそうで、道中のレース運びは冷静沈着そのものでした。勝ちタイムは1500m1分35秒3(良)。



 ゴール↓


  8月26日テイエムヨカドー4.jpg


 ダートグレードレースで戦ってきた底力を存分に発揮した結果となりました。


 
 北関東時代も含めて初めての重賞勝ちだったという森騎手。「(重賞で)悔しい思いもしたし、一生勝てないのかなと思うこともありました。でも、勝てて本当にうれしいです。最高です、最高!これまで乗せて頂いた馬主さん、渋谷先生、関係者の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。(ヨカドーは)牝馬の主役になれる力はある馬だと思いますので、これから一緒に成長していきたいです」(森騎手)。



         8月26日テイエムヨカドー3.jpg



 渋谷調教師も名嶋厩務員も、テイエムヨカドーと森騎手を笑顔で迎え入れました。それぞれが握手をしあって喜びを分かち合い、この空間は南関東色でいっぱいでした(^^)


  8月26日テイエイムヨカドー2.jpg



 記念すべき、みんな初めての重賞での口取りです↓

  8月26日テイエムヨカドー1.jpg


 
 森騎手は荒尾競馬場初騎乗。その前のレースは乗っていなかったので、この霧島賞が初めての騎乗だったんです。返し馬でコースを確認して、「内が重くて、北関東に似ている印象は持っていました。コーナーを確認して、足利に近い僕が乗りやすいコーナーだなと思いました」と森騎手。

 返し馬だけでコースを把握して結果を出す、やっぱりプロってすごい!公私ともに絶好調の森泰斗騎手。これからの南関東を担っていく騎手のひとり、本当に頼もしいですよぉ。怪我には十分気をつけて、南関東を盛り上げて欲しいです。



           8月26日森泰斗騎手.jpg




 テイエムヨカドーは土曜日に船橋へ向けて出発するそうです。どちらかと言えば、右回りよりも左回りの方が走りっぷりは良いタイプですが、渋谷調教師のお話しでは、今後は1800mくらいまででの右と左の両方を視野に入れてローテーションを考えていきたいということでした。


 これまでの実績からいっても、「ここは勝たなくては・・・」という思いで送り出した厩舎サイド。レース後の皆さんのホッとした表情が非常に印象に残りました。


 
 ヨカドーさん、かかわってきた皆さん、本当に本当に心からおめでとうございました\(^o^)/




霧島賞優勝 テイエムヨカドー 6歳牝馬

馬主 竹園正繼様

生産 テイエム牧場(鹿児島)

父  テイエムオペラオー、母 テイエムシンデレラ、母父 フォーティナイナー

調教師  渋谷信博

騎手    森泰斗

厩務員  名嶋徹




 

やったぁ!


     テイエムヨカドー



荒尾競馬場の霧島賞で、森泰斗騎手騎乗のテイエムヨカドー(船橋・渋谷信博厩舎)が悲願の重賞制覇\(^o^)/


詳しいことはまた後ほど!

テイエムヨカドー、霧島賞へ!

  おはようございます。南関東は船橋開催中〜。

 西では・・・

 今日は荒尾競馬場でビッグな重賞レースが行われます。九州産馬による霧島賞(右回り1500m)です。ここに南関東から参戦するのは、重賞戦線で大活躍しているテイエムヨカドー(森泰斗騎手騎乗、船橋・渋谷信博厩舎)です。

 ヨカドーさんは鹿児島県のテイエム牧場生産。中央時代もこのレースに参戦していて、3着、3着、2着と惜しい結果が続いていました。南関東の仲間になってからは初めての参戦。悲願の優勝となるのか、非常に興味が注がれています。

 早めの18日に船橋を出発して、馬運車で約16時間半をかけて荒尾競馬場に到着したというヨカドーさん。担当の名嶋厩務員がず〜っとつきっきりなんでしょうねぇ。そもそもは24時間くらいと聞いていたので、かなり順調にいったようです。

 荒尾で調整をし、22日には本追い切り。「半マイル51秒2を馬なり。環境にも慣れて状態は良さそうです」と渋谷調教師。


 船橋を出発する数日前にお顔を見に行ったら、ヨカドーさんはこんな感じの表情をしていました。キリリッ<`ヘ´>


       テイエムヨカドー



 今回はかなり人気を集めるようですが、これまでダートグレードレースなどで果敢に戦ってきた底力を見せつけて欲しいです。

 
 ヨカドーさん、無事にがんばって、肩掛けを取ってきてねぇ(^O^)/


 

8月24日川崎能力&調教試験

  昨日は能力&調教試験ともに出走したお馬さんはみんな合格。2歳能力組は、21頭がデビューの切符を手にしました。

 一番時計は、町田直希騎手が手綱を取ったゴールドスガ(川崎・秋山厩舎)という男の仔。5組目に登場し、800m50秒5でした。好位から進めていき、最後の直線ではあとでご紹介する北海道から転厩してきたワイルドゲイルと互角な走りを見せて2着入線。

 父はゴールドアリュール、母が03年から05年にかけて川崎を中心に走ったスガコ、母父 キンググローリアス、叔母には07東京プリンセス賞の覇者アグネスターフがいる血統です。↓


      ゴールドスガ



 引き続き、南関東にゆかりのあるお馬さんをご紹介しましょう。


 伯母に08桜花賞を制したフィリアレギスがいる血統。今野忠成騎手が騎乗したクイーンサバンナ(川崎・池田厩舎)という女の仔。父 ビッグサンデー、母 クイーンアデレード、母父 ブライアンズタイム。1組目に登場し、51秒1で1着入線。軽快なスピードで走りました。↓


  クイーンサバンナ





 
 04報知グランプリカップなど3つの重賞ホルダー・イシノファミリーと05戸塚記念の覇者ブルーワレンダーの半弟が登場。 山崎誠士騎手が手綱を取ったハマノジョー(川崎・今井厩舎)。父 シーロ、母 アーデルサラ、母父 ロイヤルスキー。3組目に登場して53秒1で4着入線。↓


      ハマノジョー






 00埼玉新聞杯を優勝したナショナルスパイの半妹。佐藤博紀騎手を背にしたディーズバーニング(川崎・内田厩舎)。父 プリサイスエンド、母 スターシャイン、母父 マルゼンスキー。4組目に登場して51秒9で2着入線。↓
      

    ディーズバーニング


 私が駆けだしの頃だったんですが、ナショナルスパイ好きだったんですよ。お馬さんは草食動物だけじゃなくて肉食ちっく的な仔もいるって、ナショから初めて教えてもらいました(^^ゞ


 さて。同じ組で走った1着入線のレディアンビシャスは抜群のスピードで50秒6でした。





 この仔は渋い血統好きの方ならたまらんお馬さん。父ウイナーズサークル、母カチャーシー、母父サッカーボーイ。今野忠成騎手が騎乗したベルウッドトウダイ(川崎・池田厩舎)という牝馬です。3組目に登場して52秒5で駆けて2着入線。名前の通り、生産は東京大学大学院農学生命科学研究科附属牧場です。↓


            ベルウッドトウダイ


 89年の日本ダービー馬ウイナーズサークル。茨城産で、今年24歳になりました。ジェイビスさんのページで見てみると、繋養先は東京大学大学院農学生命科学研究科附属牧場で今も種牡馬を続けているようです。

 この仔はウイナーズサークルにとって久しぶりにレースに出走する産駒。実は大井の栗田裕光厩舎にもベルウッドターボという2歳の愛娘がいるんです。





 先ほどもお伝えしましたが、早くも北海道から2歳馬が転厩してきました。

今野忠成騎手が騎乗したワイルドゲイル(川崎・山崎厩舎)。父 ワイルドラッシュ、母 エアデルフィーヌ、母父 フジキセキという血統の牡馬。

 東京ダービー馬ビービートルネードや今年の桜花賞馬ショウリダバンザイ、クラウンカップ馬ポシビリテを北海道時代に手掛けた林和弘厩舎から転厩してきました。北海道では2戦1勝2着1回という成績です。

 5組目に能力試験組と一緒に調教試験を受けて、800m50秒4で1着入線。大外を周って最後まで楽な手応えでした。↓


    ワイルドゲイル


 社台オーナーズクラブ地方の事務局・角南彰一さんのお話しでは、来月に大井で行われる準重賞ゴールドジュニアーあたりから始動したいとのことでした。もちろん重賞戦線を意識しての転厩です。

 山崎調教師は「ストライドが大きいし、ゆったり行けた方がいいタイプだね」とのこと。

 




 この取材が終わった後に小向トレセンに移動してみると、キレイなハートマークの仔を発見(^O^)/

 中央、荒尾と転厩して、今回から川崎の田島厩舎に仲間入りをした3歳牝馬のシゲルツキヤマドノでした。この仔は11組目に登場して1400m1分34秒7で2着入線。かわいいです(^^)↓


         シゲルツキヤマドノ


 荒尾から一緒に、シゲルオナベノカタ、シゲルオカメノカタ(いずれも田島厩舎)も仲間入りをしています。



 

 そして、昨年6月から脚部不安のためにお休みをしていて総合調教試験(1年以上休んでいるお馬さんなど)を受ける予定だったキングオブライヒ(川崎・鬼沢厩舎)は残念ながらまた休養に出ることになったそうです。

 ゆっくり休んで、また短距離戦線をにぎわせて欲しいですねぇ。

 この時間帯は馬房でのんびりしていたキングオブライヒ。あごっぱりがとっても素敵なお馬さんなんですよぉ。ご贔屓の1頭です(^^)



     キングオブライヒ




    キングオブライヒ


 また会いましょう!!!



 能力&調教試験の結果はこちらでご確認下さい(パソコンの方)


 

 能力1レース↓


       




 能力2レース↓


        




 能力3レース↓


        




 能力4レース↓


        




 能力5レース↓


       



 


     


いろいろとお知らせですよぉ〜!見て下さい!

  今日の川崎9レースで、スズヨシーズンに騎乗した戸崎圭太騎手が地方競馬通算1500勝を挙げましたねぇ。戸崎騎手、ご家族の皆さま、かかわってきた皆さまおめでとうございます!

 これまで大井の騎手として1500勝を挙げたのは、的場文男騎手、高橋三郎元騎手(現調教師)、内田博幸騎手(現中央)。戸崎騎手は4人目の快挙だそう。

 8月29日(日)の大井8レース終了後に表彰式を行うとのことです。



 ちょうど今週のギャロップさんに、↓


      戸崎騎手



 おおおっ\(^o^)/ コンビニで見っけて思わず買ってしまいました。すごい・・・。



 ちょっと前の競馬ブックさんには、↓


      フリちゃん表紙


 おおおっ\(^o^)/ こちらもコンビニで見っけて、記念に思わず購入してしまいました。帝王賞のフリオーソ&戸崎騎手ですねぇ。フリちゃんも表紙を飾ったぁ!(^^)!



 やっぱり、南関東の騎手やお馬さんが特集されているものはうれしいですよねぇ(*^。^*)






 表彰式が行われる8月29日(日)には毎年恒例の相馬野馬追いイベントが行われますよ。今年も04サンタアニタトロフィーの勝ち馬トミケンマイルズが帰ってきます\(^o^)/

 昨年の勇ましいトミケンマイルズです↓

        トミケンマイルズ


 マイルズの走っている姿を見たら、もう感動で(;_;)感動で(;_;) 競走馬を卒業しても、またこういう形で、マイルズが一番輝いたこの場所で走っているんだと思ったら・・・・・・今年もまた泣きそう(;_;)

 去年は惜しくも3着だったので、今年はサンタアニタトロフィーのときと一緒で1着を目指して欲しいです。

 ついこの間まで大井で走っていたマイネルメテオールもお里帰りですねぇ。


 8月29日のイベント関連は、TCKホームページTCKモバイルでご確認下さいね。


 


 さて。黒潮盃を優勝したメイセイオペラ産駒のツルオカオウジ。実は当日のパドックでは、とってもクールで素敵な横断幕が見守っていたんですよぉ。『黒潮盃が終わりました』の記事に写真を追加させて頂きましたので、こちらをクリックしてみて下さいね。




 なお。能力試験の動画のアップロードが終わりましたのでアップしました。8月13日の船橋能力8月19日の浦和能力はこちらでどうぞ。





 明日から船橋開催が始まります。今週は南関東で重賞はありませんが、来週から来年3月いっぱいまで、毎週重賞が組まれています。この船橋のイベント関連は、いつものように船橋競馬のホームページでご確認下さいね。

 
 


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