坂路見学会 パート4

  
 パート1、パート2、パート3と続いております。

 さぁ、こちらは坂路を使いにきたお馬さんたちの出張馬房です。全部で24馬房あります。

    坂路見学会


    坂路見学会


 天井も高くて非常に広々としています。扇風機が馬房ごとに備え付けられているんですが、工事の方のお話しでは、夏場もこの中は涼しかったそうです。

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坂路見学会 パート3

  パート2はこちら


 ここは調教師や厩務員、競馬新聞のトラックマンが調教を見る場所です。↓
 



  坂路見学会


 部屋の中には、坂路調教をチェックできるモニターが備え付けられて、先ほどパート2で紹介したカメラでここが映し出されています。モニターの下には時計が出されるそうです。


 坂路見学会





 つづき↓
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坂路見学会 パート2

 
 パート1はこちら

 見学会中も雨が少々降っていましたが、その前日はものすごく降ったそうです。ということで、調教馬場のコンディションは不良↓


        坂路見学会



 しかし、ニューポリトラックは普通の靴で歩いても平気な状態でした。↓

        坂路見学会



 堀調教師へインタビューも行われました。↓


   坂路見学会


 「最初は入り口付近で(物見をして)止まる馬もいましたが、すぐに大丈夫でしたね。周りが見えないので(緑の壁に覆われているため)集中しやすいです。(コースの)カーブの箇所は気にならないです。脚元への負担は少ないですが、息遣いは負荷がかかっているので心臓を作るのにいいですね。馬の脚もぶれいないし、馬場の影響も少ないいいコースだと思います」。

 堀厩舎ではすでに坂路調教を取り入れているそうで、これからも進んで行っていきたいということです。「2頭併せはやっていますよ。14−14くらいでは上がってこれるので、あとはそれでどう負荷をかけていくか」。本追い切りをかけるまでの中間の調整で、このコースをどう取り入れていくのか。

 これまではダート1本で仕上げてレースに出走していました(本馬場の他に内馬場のコースなどはありますが)。今後はこの坂路コースをどのように活用していくのか、各陣営とも模索をしていくことになるでしょう(馬によってということもあるでしょうし)。そして、レースの結果にどう反映していくのかも非常に興味深いです。


 なお、3月1日から小林所属馬たちの坂路調教が本格的に開始され、4月1日からは大井競馬場に厩舎を構える馬たちも使用開始。

 この坂路コースは地方競馬全体のレベルアップも視野に入っているために、他の地方競馬場所属馬の利用も可能にしていくそうです。具体的な日程は未定ですが、まずは南関東他3場(川崎、船橋、浦和)、そして他地区の馬にも貸し出していくそうです。ただ、どのような方法で貸し出していくかなどはこれから考えていくそうです。

 
 つづき↓

 

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(完成版)坂路見学会 パート1 

 今日は、大井競馬小林牧場にできた新調教コースの坂路(ニューポリトラック)見学会が行われました。総工費約15億円をかけて、いよいよ坂路が完成!!!

  坂路見学会


 コース全長は1050m、幅員 5m

 (内訳)
 スターティングゾーン (進入路) 230m
 トレーニングゾーン  (坂路部分) 400m  勾配 3.0%
 ブレーキングゾーン  80m   勾配 3.5%
 帰り馬道         340m


 写真は小林の堀千亜樹調教師が試走している所ですが、坂路を上がってゴールした所です。私はブレーキングゾーンで撮影しています。


 新素材馬場ニューポリトラックとは・・・ということで、こちらをご覧ください。 写真はニューポリトラックの馬場をアップにしたものです。パッと見は、色が入っていてかわいらしいですよ。いろんなものが混ざっているんだなぁって感じ。「おからみたい」という声も。

              坂路見学会


 ニューポリトラックは、電線被覆材、ポリエステル不織布、ポリウレタン繊維、硅砂などワックスで混合したものです。優れた排水性を持つために、雨や雪が降った時の馬場の悪化や走行時のキックバックが少ないそう。また、衝撃吸収性が高いために、馬の脚元への負担が軽減されるそうです。そして、凍結抵抗性や粘着性が高いので、不凍剤散布の必要がないとのこと。

 
            坂路見学会


 実際触ってみると、ワックス効果もあってかベトベトッとした感覚。こんな感じでいろんなものが混ざってあるんです。

 私たち報道陣も坂路の入り口から400mを上がってみました。場所によっては走って上がってみたんですが、フカフカしていて非常にクッションが効いていました。かなりいい運動にはなっているんですが、足は楽でしたねぇ。足跡を一度つけると、プニュ〜ッとその跡がすぐに戻ったところも印象的でした。

 ダートはかなり力を入れないと進んでいきませんが、ニューポリトラックは全く違った感覚でした。

 なお、全天候型という意味を非常に体感できた一日でもあったので、それはパート2でお届けします。


 つづき↓

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南関東2冠牝馬テンセイフジ

  川崎生え抜きで、05年東京プリンセスと関東オークスを制した2冠牝馬のテンセイフジ。今は亡き八木正雄調教師の元で素晴らしい成績を収めました。これまでも数多くの名牝を送り出している川崎ですが、テンセイフジもその1頭に挙げられるでしょう。

 関東オークスをその当時の日記で振り返りたいと思います。

 当時の日記↓

 夕方4時半くらいに川崎に到着したら、馬場が田んぼ状態でびっくりしました。メインレースのパドックあたりでは、雨も上がったから、観戦するのに助かったけど。

 さて、川崎の八木正雄厩舎のテンセイフジが、関東オークス優勝ですぅ!ほんと強かったぁ。このレースは交流になってからずっと中央勢が勝っていたレースですからね。テンセイフジが見事打破してくれましたぁ(祝)!

 スタートは少々出遅れて後方から。2周目の向正面中ほどから動きだし、3コーナーではスーッと先団に取り付きました。4コーナーを過ぎたところでは、先頭に立ちそのまま押し切る内容。

 検量前に戻ってきたテンセイフジと石崎駿騎手。駿騎手はテンセイフジの首筋をポポーンと撫でて「まだ平気そうだね」と笑っていました。そうなんです。あれだけの競馬をしておいて、ケロッとした表情で帰ってきたんです。競馬の内容も強かったけど、レース後のテンセイフジの様子を見て、また驚きました。

 日記終わり。


 その後は酒井忍騎手とのコンビで、TCK女王盃やスパーキングレディーカップでも3着に入るなど、古馬になってからもダートグレードレースで活躍。

 
 07年のスパーキングレディーカップを最後に引退し、生まれ故郷の小葉松幸雄さんの牧場(浦河)で繁殖生活に入りました。


 実は昨年、テンセイフジが初めて母になったんです。この写真は昨年おじゃました時に撮影したものですよ。テンセイフジがミルクをあげてる・・・感動(*^。^*)


   テンセイフジ



             テンセイフジ


 この仔は2009年4月6日にストームファングとの間に産まれた牝馬です。額のマークがとってもキュートでかわいい仔でしたよ。「初仔にしては大きい方だし幅もあっていいよ」と小葉松場長。

 現在は明け1歳になっているんですねぇ。どのくらい大きくなったか楽しみだなぁ。


つづき↓
 
 
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アジュディミツオーのお知らせとアジュディケーティング。

 
 先日の種牡馬展示会の様子などをアップしましたのでご覧くださいね。こちら


 アジュディミツオーと一緒のアロースタッドには、今年23歳になった父アジュディケーティングも繋養されていますね。南関東のサンデーサイレンスとまで謳われている偉大なる種牡馬。


     アジュディケーティング



 ミツオーも、父に続いて欲しいなぁ。

 ミツオーのお披露目はトップバッターだったので、終了後は馬房で過ごしていたんですが、父が登場すると・・・


         アジュディミツオー

 なかなか顔を出さなかったんですが、ひょっこり覗いて見てました(^^ゞ

 あっ、その前にいらっしゃるのは、藤川3兄弟の長男さんだそうです。



エンプレス杯が終わりました、ブラボーデイジー優勝!


 伝統の一戦、牝馬によるエンプレス杯(川崎・2100m)が行われ、芦毛同士のマッチレースに場内大歓声が巻き起こりました。3番人気の武豊騎手騎乗ブラボーデイジーが断然の1番人気だった岩田康誠騎手騎乗のラヴェリータをクビ差退けて優勝。勝ちタイムの2分14秒5(良馬場)は、2100mで施行されて12回目ですが2番目に速いタイムでした(一番速いタイムは99年優勝のファストフレンドで2分14秒2)。

 ブラボーデイジーは09年福島牝馬Sの勝ち馬で09年ヴィクトリアマイルはウォッカの2着に入るなど芝で活躍をしてきた馬で、ダート戦は約2年ぶり2回目。地方競馬は初参戦でした。


        エンプレス杯


 ブラボーデイジー↓(口取り写真はせとPさん撮影)

   エンプレス杯


 ウェブハロンで詳しいレースリポートを紹介していますので(今日夕方頃までにはアップされる予定)、ここでは優勝関係者のコメントだけをお伝えします。

 音無秀孝調教師
「一度ダートを使った時より今は力をつけているし、調教の走りを見ていても、クロフネ産駒だしこなせないわけはないと思って挑戦しました。武騎手が初めて乗ったので、ハナに行ってもいいし、好きに乗っていいと伝えました。スタートが良かったのでハナに行きましたが、相手がきたら行くのを止めて2番手から進めましたが、臨機応変に乗ってくれたのも良かったですね。愛知杯(2着)でも2000mを粘り込んだことがあったので、2000m前後はこなせると思っていました。今日は勝ち負けを考えていなかったので、この後は中山牝馬S(芝1800m)を予定していましたが、ダートへの路線変更も踏まえて、これから馬とオーナーとで相談します」


 武豊騎手
「先行脚質だったので、逃げか2番手がいいと思っていたので理想的でしたね。1周目のスタンド前でラヴェリータがすぐ近くにいましたが、相手は気にせず自分から動こうと思っていました。頭ひとつ分ギリギリ出ていて、最後まで一度も前に出られることはありませんでした。相手も強い馬だしヒヤヒヤしていましたが頑張ってくれましたね。返し馬でダートの走りはいいなと思いました。芝でもダートでもやれる力のある馬です。川崎記念に続いて、ここで勝つことができてよかったです。また勝ちたいですね」



 2着のラヴェリータに騎乗した岩田騎手は「外を回った分、無駄な脚を使いすぎた。5馬身くらいぶっち切って勝てると思ったんだけど・・・」。



 ブラボーデイジー(5歳牝馬)、エンプレス杯優勝おめでとう!

馬主   松岡隆雄
生産   ヤナガワ牧場(門別)
父 クロフネ
母 ブラボーサンライズ

調教師  音無秀孝
騎手   武豊
 
 

つづく↓
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エンプレス杯が行われます。

  さぁ、全国の強豪牝馬たちが集結して熱い戦いが展開されるエンプレス杯(川崎・2100m)。南関東のユキチャンとネフェルメモリーの姿がないのは寂しいですが、レースに登場する日までもう少し。楽しみに待ちたいですね。


  南関東勢は頼もしいメンバーがそろってくれました。


 ツクシヒメ、コスモプリズム、タカヒロチャーム、シスターエレキング、テイエムヨカドー、アクセルファイヤーの6頭です。



 09黒潮盃とTCKディスタフの勝ち馬ツクシヒメ(山田信大騎手騎乗、船橋・山浦厩舎)。前走のTCK女王盃は僅差の4着でしたが、「休み明けだったからこれで変わってくると思うよ。こういうメンバーともやれる手応えはつかめた」と山田騎手も好感触。

 その後も非常に順調だったそうで、「関東オークス(2着)もすごく良かったけど、それに近い状態だよ。ヒメのことはいつも信用してレースに送り出しているけど、今回はさらに信用している。前走に比べたら毛が抜けて代謝は良くなっていると思う」と山浦厩務員。

 追い切りも素晴らしい動きだったそうで態勢は整えられました。ちなみに、前走もおしゃれをしていたヒメちゃんですが、今回もさらにおしゃれをするそうですよ。やっぱり、牝馬の祭典ですからね。ヒメちゃんの装いも要チェックです!

 ちなみに、スッピンのヒメちゃんはこんな感じ(^^)


        ツクシヒメ


 切れる脚というよりは長くいい脚を使えるタイプのために、 「前の方で押し切る正攻法の競馬をさせたい」と山浦調教師。

 関東オークスでラヴェリータにつけられた差は5馬身差。今回その差がどうなるのか?あの頃よりも強い相手と戦ってきたたくましさが、ヒメちゃんには備わっています。かなり前から、エンプレス杯が大目標と言ってきた厩舎サイド。いよいよ、ツクシヒメがその舞台に立ちます。




     コスモプリズム

 
 10TCK女王盃3着、09ロジータ記念3着、東京シンデレラマイル4着。悲願の重賞タイトルまでもう少しのコスモプリズム(戸崎圭太騎手騎乗、大井・宗形厩舎)。 先日のユングフラウ賞は同厩のバックアタックが優勝して、厩舎にとって重賞初制覇を挙げたばかりで勢いに乗っています!

 川崎コースは一度経験がありますが、「(ロジータ記念は)初めてのコースということもあってか物見をしていたそうなので、一度使った分違うでしょうね。あの頃より使っているので、獣医さんは中身はできていると言ってくれていて心臓面は良くなっています」と喜多村厩務員。

 「前回はユキチャンにあれだけ迫れて、展開ひとつでひっくり返せるかな?というところまではきたかなと思っています。この中間はレースの疲れを取ってあげて、今は前回に近い形にもってこれたと思います。本当はもうちょっと前から競馬を進ませたいんですが、(前回は)あれだけの脚を見せたので頑張って欲しいですね」(宗形調教師)。

 今回は前回同様、耳覆いを取って走らせる予定です。



 つづき↓
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(完成版)種牡馬アジュディミツオー

 

 今日午前中に、北海道のアロースタッド(新ひだか町)で行われた種牡馬展示会に、アジュディミツオーがトップバッターで登場。非常に堂々としていて立派なお披露目でした!
    アジュディミツオー


 ということで、ここではその時の様子を振り返りたいと思います。

 アジュディミツオーが船橋から北海道のアロースタッドに旅立って早3ヶ月。ミツオーも着々と種牡馬としての準備が進められていました。

 体作りはもちろんのこと、1月18日には種付けの練習。初めての時はなかなかうまくいかなくて、何回か練習をするものだそうですが、ミツオーの場合は1回でクリアーしたそうですよ。

 2月20日には本格的な種付けを行ったそうで、初めてには思えないほどのうまさだったそうです。しかも、迫力満点だったとか。っていうか、ミツオーらしいと言えばらしいようなぁ(^^ゞ

 種付けでは、馬房を出る時から肉食獣ちっくのミツオーになっていたそうなので、この種牡馬展示もたくさんの生産牧場さんたちをはじめとした関係者を前にして、果たしてちゃんとおとなしく周回するんだろうとかと、密かに心配されていました。

 でも、心配ご無用。

 当日も書いたように、本当に堂々として立派なお披露目だったと思いますよ。頭のいいミツオーなので、ちゃんと今のお仕事を理解しているのかもしれません。

 「いい馬だなぁ〜」「来年はもっとすごい体になっているんじゃないか」などなど、いろんなお褒めの言葉が投げかけられていました。

 

  アジュディミツオー


  船橋から駆けつけた織戸眞男オーナーは、「ミツオーは闘争心満々の馬で、人の心がわかる賢さがあります。バランスの取れた好馬体も素晴らしいところです」と愛馬を称えて、花嫁さんがたくさん集まって下さることを生産者の皆さんにマイクパフォーマンスしていました。

 

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名馬 アジュディミツオー

 スピード、スタミナ、パワー、全てを兼ね備えた希代の名馬アジュディミツオーの引退式が行われて、早いもので3カ月が経とうとしています。今振り返っても、ミツオーの地方競馬界に残した功績は語り尽くせないですねぇ。ミツオーがその場にいてくれるだけで、どれだけ頼もしくて心強かったか・・・。南関東の誇りでした。


生涯成績 27戦10勝 
タイトル 04東京湾カップ、04東京ダービー、04東京大賞典、05東京大賞典、06川崎記念、06マイルグランプリ、06かしわ記念、06帝王賞

05ドバイワールドカップに参戦し地方所属馬として初めて世界へ挑戦。

04NARグランプリサラブレット3歳最優秀馬
05NARグランプリ年度代表馬&サラブレット4歳最優秀馬
06NARグランプリ年度代表馬&サラブレット4歳最優秀馬
09NARグランプリ特別表彰馬


 「俺が乗れなかったら寂しいよ」と言って、主戦だった内田博幸騎手が久しぶりにミツオーの背中に乗った引退式。
   アジュディミツオー


 「騎手をやっていて、馬を怖いって思ったことはないんだけど、ミツオーと出会って、初めてレース前に怖いって思う感覚を覚えたよ。その後に、1頭くらいいたかな、怖いって思った馬。でも、一番最初はミツオーだった。ちゃんと御せるんだろうかって…」(内田騎手)。

 南関東から中央に旅立ち、今や日本の頂点を極めた内田騎手に「怖い」と言わせたミツオー。

 これまで2度のレコードタイムを出し、レコードタイやそれに近いスピードで走り続けました。豪快なフットワークで単騎で逃げるミツオーを見ると、「あ〜、気持ち良さそうに走っているなぁ」なんて思いながらいちファンとしては見ていたんですが・・・。

 「とんでもないよ(苦笑)。そのままのスピードで行かせちゃえば10馬身はぶっち切って走っていたと思う。2コーナーくらいからは格闘で、腕がしびれてきて、向正面では人間の方がガタガタになるくらいだった。ここまでパワーある馬はいないよ。あんなスピードで行っても、テンよし・中よし・終いよしで全部が速い。レースを勝つために走っているようだった。俺に任せておけって」(内田騎手)。

 とてつもないパワーがありながらも、無駄な動きはしなかったと言います。パワフルではあるけれど、頭がよくて賢い馬。ミツオーに接した人たちが口にすることです。あっ、肉食獣みたいだったっていうことも(苦笑)。まぁ、ステーキが好きそうに見えますが、実際は青草とニンジンが大好きな至ってノーマルな草食動物ですけどね、念のため。


アジュディミツオー


 「初めて跨った時になんだこれは?って思いました。今までにない乗り味だったんです。全てのレベルが高くて、デビュー前の馬じゃない。すでにオープン馬のようでした。この先、これほどの馬は出てこないんじゃないかなと思うくらいすごい馬でした」(デビュー前から調教をつけ続けた佐藤裕太騎手)。

 「喜怒哀楽が激しかったからわかりやすい性格でしたね。手の内に入れれば扱いやすいいい子でしたよ。人間好きで懐っこいんですが甘え方がわからないというか・・・あの体で甘えられても(苦笑)。競馬に行ってのオンオフの切り替えがちゃんとできるし、人の行動も読める馬でした。我慢強くて偉い子でしたね」(担当の藤川伸也厩務員)。

 「接戦になった時の渋太さは素晴らしかった。バタッとこなくて辛抱強い。ボールドルーラーのいいスタミナを受け継いだと思う。配合からかかわった馬だから思い入れも深いよ」(川島正行調教師)。



  アジュディミツオー


 「デビュー戦から勝ち鞍を挙げることができて、それからたくさんの賞を勝つことができました。これも、ミツオーを世話してくれた関係者の努力の賜物だと思いますよ。ファンの皆さんも、ミツオーを応援してくれてありがとうございました。感謝しております」(織戸眞男オーナー)。

 

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