2009年ラスト!

  2009年最終レースは、ロイヤルマコトクンの勝利で幕を閉じました。サザンクロスラリーも惜しかったぁ。ビュンビュン飛ばして大逃げをうつ走りは、レースをすっごく盛り上げてくれました。来年も個性派サザンの走りには注目ですねぇ。


 ということで、2009年はロイヤルマコトクンにしめてもらいます↓

         ロイヤルマコトクン


 来年はいよいよ重賞獲りだね、マコトクン!!!




 今年も南関魂にお付き合い頂きまして本当にありがとうございました。よいお年を!

 明日から川崎開催です!!!


 

東京2歳優駿牝馬が終わりました。(写真追加)

 
 東京2歳優駿牝馬は、北海道の田中淳司厩舎から船橋の岡林光浩厩舎に転厩して2戦目を迎えたプリマビスティーの差し切り勝ち(1分43秒4・良馬場)。2009年南関東最後の重賞レースを飾りました。ダイワミズリーやトゥインクルバードの半妹ですね。(写真はせとPさん)↓

   東京2歳優駿牝馬


 前走の中山遠征で見せた末脚は本当に素晴らしかったんですが、今回の差し脚も圧巻。「直線を向いた時には勝ちきれると思った」とコンビを組んだ左海誠二騎手。2着のオノユウに3馬身半もつける圧勝で、最後は余裕のゴールインでした。

 今後の具体的なレースは決まっていませんが、岡林調教師としては芝のレースを使ってみたいそうですよ。「道営で一生懸命に育てて頂いて、結果を出すことができました。本当にありがとうございました」(岡林光浩調教師)。


 詳しいレースリポートは1月4日にTCKホームページとモバイルにアップさせて頂きます。

 
 東京2歳優駿牝馬優勝 プリマビスティー

馬主 備前島敏子
生産 伏木田牧場(浦河)
父 プリサイスエンド、母 ロングプリマ
調教師 岡林光浩
騎手 左海誠二
厩務員 小西徹



 2着には1番人気に推されていた北海道の2歳女王オノユウが入りました。「調教試験や中間追い切りで乗った時よりも、返し馬の段階でいいなぁと思ったよ。オンオフの切り替えもできるから、普段よりもレースの方がいいね。今日は厳しい展開になったけど、まだ伸びしろはあるから楽しみだよ」と今野忠成騎手。

 普段からおとなしくて派手さを見せないタイプ。転厩緒戦なので厩舎サイドも手探りの部分はあったと思いますが、やはり、実戦タイプであることを証明してくれましたねぇ。実績はトップクラスだけに、これからが本当に楽しみです。


 写真追加、プリマビスティーちゃん↓


        プリマビスティー

 普段はかなりヤンチャ娘さん。向かって右が担当の小西厩務員(ジルグリッターでもお馴染みですね)、向かって左がカリスマ調教師補佐の渡邊さんです。


ビービーバーニング、元気だよ〜!

  今年で33回目を迎える伝統の1戦、東京2歳優駿牝馬。これまでもいろんなドラマが誕生してきましたが、毎年このお馬さんの快速ぶりを思い出しちゃうんですよねぇ。6年前の覇者、ビービーバーニング。っていうか、つい最近のように感じていましたが、もう6年も前になるんですねぇ。川崎の武井榮一厩舎所属、現在は調教専門厩務員として活躍している甲斐年光騎手とのコンビでもお馴染でした。

 新馬戦から連勝し、ローレル賞、そして東京2歳優駿牝馬と一気に2歳女王の座に昇りつめました。あのスピード抜群の走りは、見ている方も爽快だった!

 南関東卒業後は(お里帰りをしていた時期もありますが)中央や北海道でも活躍して、改めて能力の高さを発揮。引退後はオーナーでもある北海道の坂東牧場さんで繁殖入りし、今年初めての仔が誕生したんです。

 (写真は9月上旬頃に撮影したものです。携帯の方はブログ容量の関係で写真が見られない場合もありますのでご了承下さい)



 ビービーバーニングと子供ちゃん。(アドマイヤムーンとの間に生まれた牡馬で、4月11日生まれ) ↓

 
          ビービーバーニング

 バニちゃんもお母さんになったんだぁ、感動。2ショットがめちゃめちゃかわいいっす。やっぱり雰囲気はソックリだなぁと思うんですが(*^。^*) 初めての出産でも軽くて順調だったそうですよ。子育ても、最初の頃は特にべったりしていたそうで、とてもかわいがるタイプだそう。


 こんな立派なお腹になりました。が、これからもっともっとふっくらした体になっていくんでしょうねぇ。


    ビービーバーニング


 ちなみに今年はサクラバクシンオーの仔が入っているということでした。無事に産まれてきたら、どれだけすごいスピードの仔なんだろうとワクワクしてきますね(^^ゞ


 坂東牧場のスタッフの皆さんと↓

   ビービーバーニング

 こちらに来た頃はかなりキツイ所を見せていたそうですが、子供を産んでからはおとなしくなったそうです。人間にはキツイ部分も見せるそうですが、先輩繁殖牝馬さんたちの中に入るとちと遠慮気味だそうで・・・負けるな、バニちゃん。南関東の2歳女王だったんだから(^O^)/

 
 バニちゃんの愛息君。すんなり立ち姿を撮らせてくれました。お母さんの教育がいいのかしらん(^。^)


      ビービーバーニング

 この仔はどこで走ることになるんでしょう?今後の動向も気になります。活躍を期待したいですねぇ。



 6年前の東京2歳優駿牝馬の覇者ビービーバーニングは、北の大地で温かいスタッフさんたちと元気に過ごしています。


       ビービーバーニング


 バニちゃん、これからも元気で!いい仔を産んでね!




東京2歳優駿牝馬が行われます。そして・・・

  白熱した戦いが繰り広げられていますが、いよいよ2009年ラストの日。今日は東京2歳優駿牝馬が行われます。昨日の東京シンデレラマイル同様に非常に難解なレースだと思われますよ。オノユウ、プリマビスティー、キョウエイトリガー、レギュラーサヤカの4頭はTCKホームページモバイルでご覧下さいね。


 九州の重賞ウイナー・フレーザーハクユウ(大井・鷹見厩舎)は「追い切りの動きが良かった」と鷹見調教師。「一度使って変わり身が出てきたので楽しみにしています」と木庭厩務員。同じスタッフで挑んだ昨日のラインジュエルは惜しい2着に敗れているので、ここは巻き返したいところでしょう。前走よりもじっくり攻められたのはプラス材料。鷹見厩舎はなんと3頭出し。1頭出すことだって大変なレースなのに、今年の勢いを象徴しているかのようですねぇ。


 今年の3歳重賞の活躍が素晴らしかった川崎の足立厩舎から、ブルーマーサーが送り込まれてきました。担当はブルーローレンスやブルーヒーローでもお馴染の富士木厩務員。かかわる人たちが、このマーサーの潜在能力の高さには絶賛しています。まだキャリアは浅いですが、当初からここを目指して取り組まれてきました。「素質は高い馬なので楽しみにしていますよ」と足立調教師。


 ロゼワイン(船橋・川島正厩舎)は北海道から南関東の仲間入りをして転厩緒戦を完勝。調教パートナーは佐藤裕太騎手で、担当は波多野厩務員。そう、フリオーソと一緒のコンビで仕上げています。2人とも、ロゼワインの能力の高さを褒めていますよ。一度使っての上積みもあるそうです。


 前走のローレル賞は残念な結果に終わってしまったスパンキーラビット(川崎・佐々木厩舎)。それまでの2戦を見ちゃうと、本来ならここでも十分に主役をはれる1頭でしょう。惨敗した後の1戦なので慎重にはなりますが、自分のペースで気分よくいければ、スピードは素晴らしいものがあると思いますが・・・。


 クラスペディア(大井・澤厩舎)は北海道で1勝2着2回という成績で、南関東緒戦を迎えます。「跳びも軽くていい馬。順調にここまできたよ。距離が対応できるか鍵だと思うので、枠順の利を生かしてこの馬のペースで行きたいね」と澤調教師。

 一生に一度の晴れの舞台に参戦してくる16頭。みんな無事にベストを尽くして欲しいですねぇ。桜花賞を占う意味でも大切な一戦ですよ。




 そして、大混戦の大井競馬場リーディング争い。

 昨日のレースが始まる前までの成績は(大井競馬場のレース限定の成績)↓

 1位 蛯名末五郎厩舎  40勝 2着42回
 2位 荒山勝徳厩舎   40勝 2着16回
 3位 鷹見浩厩舎     39勝 2着34回
 

 そして、今現在↓

 1位 蛯名末五郎厩舎 42勝 2着42回
 2位 荒山勝徳厩舎  41勝 2着17回
 3位 鷹見浩厩舎   40勝 2着35回


 っていうか、それぞれちゃんと勝ち星を挙げているということもすごいことだと思いますよ。毎日勝つのがどれだけ大変なことか・・・

 ということで、最後の最後まで本当にわからなくなりました。現在1位の蛯名厩舎は2着の数がダントツ多いので、こういう時に強みですね。1位が並んだ場合は2着の数が多い方が優先です。荒山厩舎が蛯名厩舎を上回るには2勝、鷹見厩舎が上回るためには3勝。どうなるんでしょうか・・・



 また、今開催から新しい厩舎が仲間入りをしていますね。須田和伸厩舎です。先日厩舎のデビュー戦を迎えましたが、懐かしく思った方も多かったのではないでしょうか?というのも、お馬さんの装いが、和伸調教師のおじいちゃん(明雄調教師)の厩舎時代のものを引き継いでいたんです。夏男サントスの装いっていうとわかりやすいかな(^。^) 須田調教師についてはまた改めてお伝えしますが、今日11レースにクラッチシューターを出走させているので要チェックです。



 


東京シンデレラマイルが終わりました。

 東京シンデレラマイルは最後の最後まで手に汗握る大激戦となりました。優勝したのは、4番人気のパノラマビューティ(船橋・松代眞厩舎)。

 中央3勝の実績を引っ下げて、南関東に仲間入りをしたのは約1年2カ月前。昨年のこのレースは1番人気に推されながらも、カラ馬の影響を受けて無念の2着でした。「去年は悔しい思いをしたから、それが晴れたよ」と松代調教師が言えば、「去年の悔しさをずっと心に閉まっていたので感無量です」と上山修一厩務員。執念の仕上げを感じさせるように、パドックでも抜群の雰囲気だったと思います。

           パノラマビューティ
       

 レースは後方から進めて徐々に進出し、4コーナーでは一気にインを突いて、持ち味の切れを存分に発揮。「抜け出した後は楽だったね。流れも向いたけど、力もあるから」(張田京騎手)。勝ちタイムは1分40秒9(良馬場)で、上がりも最速の38秒8。パノラマビューティ、悲願の重賞タイトルを手にしました。苦楽を共にしてきた上山厩務員にとっても、厩務員12年目で初めての重賞勝ち。


     パノラマビューティ


 今後は繁殖入り予定のようですが、まだ詳しいことがわかり次第こちらでもご紹介しますね。パノ姉、おめでとう(^O^)/ 

 
 このパノラマビューティをはじめ、厩舎の大将サウンドサンデー、重賞ウイナー・ロングウェーブ&グレードアップなどの調教&追い切りを毎日つけているのは、59歳の松代調教師。元騎手で、レコードホルダーとしても有名ですねぇ。

 「追うことは若いのに負けるかもしれないけど、だましながら乗るのは、長年乗って身についてきたかな」(松代調教師) 行きたがるタイプのパノラマビューティに、背や腰に負担をかけないようにして、なだめながら乗る毎日。

 朝2時には詰所(調教師が調教を見る場所)前で仁王立ちをして、調教するお馬さんを待っているという噂もあるほど(^^ゞ、松代調教師が早起きなのは有名です。実際は毎朝2時20分に起床して、愛馬たちの調教を行っているそうです。あっ。私がお見かけした時、仁王立ちはしていませんでした(^。^)

              松代調教師


 「自分で把握したいというのもあるけど、馬に乗るのが好きなんだよなぁ。馬に乗ることができるうちは、乗りたいと思っているよ」(松代調教師)。 


 詳しいレースリポートは、1月4日予定です。


 東京シンデレラマイル優勝 パノラマビューティ

馬主 前田幸治
生産 ノーザンファーム(早来)
父 ダンスインザダーク
母 ミュゲルージュ

調教師 松代眞
騎手  張田京
厩務員 上山修一



東京シンデレラマイルが行われます。そして・・・

  さぁ、重賞3連チャンの第2弾は東京シンデレラマイル。明日は2歳牝馬の東京2歳優駿牝馬が行われますが、ここでは3歳以上の牝馬たちが奮闘します。それにしても難しい1戦ですね。図抜けた馬がいないので、今日のコンディションと展開ひとつでどんな結果にもなりそう。TCKホームページモバイルでは、フサイチミライ、パノラマビューティ、ラインジュエル、ベルモントプロテアのことを書かせて頂いているのでご覧くださいね。


 09ロジータ記念3着のコスモプリズム(大井・宗形厩舎)。まだB2クラスということで4分の2の抽選で出走できた強運も、勝負の世界では大事なことですねぇ。運を向けたのもプリズムの力。中央から転厩後、グングン調子を上げていて、レースでも底を見せていません。「来た頃はハミを取らずにフワフワしてましたが、今は自分からハミを取って気持ちが出てきましたね。タフで丈夫なので攻めていますよ」と調教をつける山田調教専門厩務員。担当の喜多村厩務員も「前と馬は全然違いますよ。カイバもよく食べる馬です」。 どんどん変わり身を見せているために、この馬の最高潮がどれくらいものなのかは未知だそう。状態面は厩舎サイドも自信を持って送り出してきます。「出走できてうれしいです。ゆったりした距離の方がいいとは思いますが、前回マイルの経験もできて、負けはしたけど内容も時計も良かったと思っています。どこからでも競馬ができる対応力もあるので楽しみです」と宗形調教師。石崎隆之騎手を確保できたのも心強いですねぇ。


 エロージュ(船橋・川島厩舎)も距離の短縮で楽しみな1頭です。「具合はいいし、力は出せる状態ですよ。前に行く馬だし、チャンスはあると思います」と調教パートナーの佐藤裕太騎手(レースは戸崎騎手)。担当はナイキハイグレードでもお馴染の田中厩務員ですが、「気持ちを高めても、メリハリのできる頭のいい馬ですよ。ずっと平行線できていますが、ここにきてグッと良くなってきましたね」。ネフェルメモリーやモエレエターナル、ツクシヒメをはじめとしたレベルが高いと言われてきた3歳牝馬戦の中で、出遅れた東京プリンセス賞や長距離だったロジータ記念を除けば、トップクラスで走ってきた実力馬でもあるんです。

 兄ステルステクニック、弟マグニフィカのいる血統。エロージュも含めてこの兄弟は、重賞級と言われつつも、惜しいところでタイトルを逃し続けています(まだマグは2歳ですけど)。 悲願の重賞タイトルを得ることはできるでしょうか。あっ、似たようなお話しが中央でもあったような・・・(^^ゞ


 厩舎サイドがその能力の高さに惚れ込んできたツルノゴゼン(川崎・田島厩舎)。脚元の不安と闘い続けている馬ですが、間隔をそんなに空けずにしっかり使ってこれたのも本当にすごいこと。ロジータ記念の2100mよりもこのマイルくらいの方がより持ち味を生かせるでしょう。初コースなどのハンデはありますが、地力の高さはトップクラス。底力に期待です。


 

 そして、大井競馬場リーディング争いが引き続き熱いです。

 開催始まりは↓

 1位 荒山勝徳厩舎   39勝 2着16回
 2位 蛯名末五郎厩舎  38勝 2着42回
 3位 鷹見浩厩舎    38勝 2着33回
 4位 堀千亜樹厩舎  34勝 2着22回
 5位 月岡健二厩舎  32勝 2着20回


 そして、今現在は↓

 1位 蛯名末五郎厩舎  40勝 2着42回
 2位 荒山勝徳厩舎   40勝 2着16回
 3位 鷹見浩厩舎     39勝 2着34回
 4位 堀千亜樹厩舎   36勝 2着23回
 5位 月岡健二厩舎   32勝 2着21回


 蛯名厩舎と荒山厩舎が40勝、鷹見厩舎は1勝差で39勝。昨日の最終レースで、鷹見厩舎のヤサカファインがハナ差で競り勝ちましたが、この1勝はめちゃめちゃ大きかったと思いますよ。この時期の1勝差と2勝差では、全然意味が違ってきます。

 今日の東京シンデレラマイルでは荒山厩舎のフサイチミライと鷹見厩舎のラインジュエルがガチンコ対決。どちらも楽しみな2頭です。

 大井競馬場リーディング争いどうなっちゃうんでしょうか・・・1戦1戦から目が離せません。


 PS 昨日の東京大賞典のセレンリポートで、編集した時の関係かは不明ですが、文章が途中で途切れている箇所がありました。今は直しましたのでどうぞよろしくお願いします。

 

東京大賞典が行われました。

 見応えたっぷりの素晴らしい戦いでした。ヴァーミリアンにハナ差競り勝ったサクセスブロッケン。昨年の雪辱を晴らす結果となりました。(勝ちタイム2分5秒9・良)

 口取り写真はせとPさん撮影です。

  サクセスブロッケン

 手綱を取った内田博幸騎手は「スーッと流してなるべく抑えていきました。(動きがあった時は)4コーナーからの直線が長いし、手応えも良かったので有力馬たちを前に見ながら慌てないで進めました。レースはしやすかったです。力もついているし、このくらい走っていい馬ですよ」。

 場内インタビューの最後には、「帰ってきました!」と声高らかにファンの皆さんに喜びをあらわにした内田騎手。中央リーディングに輝いた直後の凱旋となりました。

 
 08ジャパンダートダービー、09フェブラリーS、そしてこの09東京大賞典と3つ目のG1ホルダーになったサクセスブロッケン。「ジャパンカップダートが最大目標でしたが、使いつつ良くなっていて、今日も体調と雰囲気は良かったので期待はしていました。経験を積んで落ち着きが出て、精神面の成長が力になっているとも思います」(藤原英昭調教師)

 この後はフェブラリーSを視野に入れていくそうです。


 ここからは、ブログの容量の関係で携帯の方は写真が見られない場合もありますがご了承ください。

 サクセスブロッケン、おしゃれをしていましたねぇ。パドックではメンコを着けていたのでわからなかったんですが、走り終えてスッピンのお顔を見ると、額革が宝石を散りばめたかのようにキラキラ光っていてとってもキレイでした。いつも着けているものなのかな?ブロッケンファンの方、教えて下さい(^^ゞ  こちらも写真はせとPさん。


         サクセスブロッケン

 実際見ると、もっとキラキラ輝いていましたよ。こういうおしゃれは、やっぱり素敵ですねぇ(*^。^*)



 サクセスブロッケン、おめでとうございます!

 馬主 高嶋哲
 生産 谷川牧場(浦河町)
 父 シンボリクリスエス、母 サクセスビューティ
 調教師 藤原英昭
 騎手 内田博幸



 
 2着に敗れはしましたが、ヴァーミリアンも頑張りました。「惜しかったねぇ。いい雰囲気だったし、力は見せてくれた」と武豊騎手。

 3着のロールオブザダイスのM.デムーロ騎手は「前回は後ろからの競馬だったので今日は前で進めることを心がけた。折り合いもついたよ。直線で狭くなった所があってもったいなかった。深い砂も合っているね」。

 


 地方最先着の4着はダートグレード初出走のセレン。

    セレン


 体も少しずつ増えていて、今日の451キロは過去最高体重。それでも、牝馬のトウホクビジンの次に体重は軽かったんですが、パドックを見ていても小さく見せないのがセレンの特徴。

 メンバー中一番の上がり36秒5の脚を使って一気に追い込んできた姿は圧巻。「ペースが遅かった」と石崎隆之騎手。佐藤賢二調教師も同じように言っていました。スローな不向きな流れでもこの結果は、力を証明してくれたと思いますよ。

 レース前は、「結果次第ではフェブラリーSに行きたいな」と佐藤調教師は言っていたんですが、レース後に報道陣に囲まれた中では「勝てば行きたかったけど・・・」と。これからオーナーさんと相談されるんでしょうが、どんなローテーションを組んでくるのか楽しみです。




 
 6着 ボンネビルレコード

      ボンネビルレコード

 スタッフの方々の的場文男騎手勝負服メットもすっかりお馴染になりました。的場騎手愛を感じます。

 「重かったし、ペースも遅かったねぇ。でも、まだチャンスがないわけじゃないですよ」(的場騎手)





 7着 フリオーソ

           フリオーソ


 抜群のスタートを切って自分のスタイルに持ち込んだフリオーソ。向正面中ほどには早々こられて厳しい流れになりましたが、直線ではヴァーミリアンやゴールデンチケットに並ばれてもバタッとこないで踏ん張っていました。

 「状態は良かったし、道中も折り合っていましたね。いい感じで進められたんですが、早めにペースが上がってしまいました」(戸崎圭太騎手)





 8着 サイレントスタメン

      サイレントスタメン


 「良くなってきているよ」と金子正彦騎手。スタメンが復調してきましたねぇ。叩き良化型と言われてきただけに、この後が非常に楽しみになってきました。金盃を予定しているそうですよ。ダービー馬の完全復活までもうちょっと!


 


 9着 ブルーラッド

      ブルーラッド

 「初めて乗せてもらったけど、イメージしていたよりも道中は進んでいかなかったなぁ。コーナーは大丈夫だったけど。動いた時は一瞬いいかなぁと思う手応えだったけど、前にいた他の馬たちは楽だったから」と今野忠成騎手。足立勝久調教師は「右回りかなぁ・・・」とも振り返っていて、これからどんな風に予定を組んでくるのか興味深いです。ひとまず、この後はお休みするそうです。今年2月に転厩してから、ほぼ休みなく走り続けたラッド。しばらくゆっくり過ごして、また南関東を盛り上げて欲しいです。


 セレン、ボンちゃん、フリちゃん、スタメン、ラッド、本当に本当にお疲れ様!それぞれちゃんと見せ場を作って頑張りました!






 そしてそして、宮城産のセイリュザクラ。結果は残念でしたが、金沢代表として頑張りました。


         セイリュウザクラ

 「相手ももちろん強かったですが、短い方がいいということが改めてわかったので、これからはそのくらいの距離で走らせたいと思っています」と赤間亨調教師。またいずれ、短距離戦でこういう舞台に出てきてくれればうれしいなぁと思います。


 
 詳しいレースリポートは、31日夕方以降にアップされるTCKホームページとモバイルでご覧下さい。



東京大賞典が行われます。

  おはようございます。いよいよ今日は東京大賞典が行われますねぇ。年末に行われるこのビッグレースを前にすると、自然と心身ともにシャンとします。

 南関東から、地方競馬の総大将フリオーソと重賞4勝馬ブルーラッド、新星セレン、東京ダービー馬サイレントスタメンと非常に素晴らしい面々がそろってくれました。フリオーソ以外は3頭とも初めての古馬のG1が舞台。そして、年齢的にもまだまだフレッシュ。来年以降を考えても非常に頼もしいです。いろんなことを吸収してきて欲しいです。

 4頭の直前情報はこちらで。

 フリオーソに騎乗する戸崎圭太騎手は「帝王賞も勝っているし、力のある馬ですからね。あとは、僕がうまく誘導できれば。枠にはこだわっていませんでしたが、内枠にはそんなに行く馬もいないですね。大井の2000mは力を出せる条件だと思います。ヴァーミリアンを倒したいですね」。

 打倒ヴァーミリアンは、フリオーソにかかわるみんなの想いです。

 どうしても目標にされてしまうのは、逃げ馬の宿命。フリオーソの底力でどれだけ逃げ粘れるか。



 昨年の今頃は休養中で、1月に復帰後はC1(三)クラスからのスタートだったセレン。一気にこの舞台へ昇りつめました。前日のオッズでは、初めてのダートグレードレース挑戦ながらも、フリオーソを抑えて地方勢一番手の人気。これも新星の未知の魅力に期待をかけている人が多いあらわれでしょう。

 「状態は変わらずにいいよ。中央馬との力関係はやってみないとわからないけど、時計がどれだけつめられるかだと思う」と石崎騎手。

 セレンがどう飛んでくるか。


 そして、足立厩舎が送るブルーラッドとサイレントスタメン。右回りは勝ったこともありますが、案外な成績が続いたこともあり、改めて右回りを見てみたいラッド。ラッドの右回りというのも久しぶりなので、個人的にはどんな走りを見せてくれるか非常に興味深いんです。力をつけてきた今、どんな感じなのかなぁと。そして、スタメンは一度使った変わり身を生かして、豪快に飛んできて欲しい。レベルが高いと言われてきた3歳馬の頂点になったお馬さんですから!


 
 なお、個人的にちと興奮状態なのが、宮城県生まれのお馬さんがこのビッグレースに挑んできたんです。同じ宮城産としてはもう黙っちゃいられませんね(^_^;) 金沢の重賞ウイナー・セイリュウザクラ。新潟時代はエビスヤマトを育て上げたことでも知られる赤間調教師が手掛けています。「まだ地元でもB級の馬ですから。ただ、晩生だと思うしこれから楽しみな馬ですよ」(赤間調教師)。

 金沢は大雪で調教ができない日もあったため、早めに大井入りをして調教をしてきたそうですよ。「とっても素直な馬で折り合いを欠くことはないし、動じない気性」(赤間調教師)。


 宮城産がG1レースに出走するのって、いつ以来になるんでしょうか???どなたか教えて下さい。


 本橋孝太騎手は笠松のトウホクビジンに騎乗。初めてのG1騎乗になるのかな?そうそうたる先輩ジョッキーの中で、非常に光栄なことでしょう。「東京大賞典は乗ってみたいと思っていたのでうれしいです。距離は長い方がいいタイプのようで、終いにかけたいですね」(本橋騎手)。2走前のクイーン賞も大外からピュ〜ッとすごい脚で突っ込んできましたが、今回もガッツあふれる騎乗を期待します。



 ちょうど昨日夕方5時頃の大井競馬場↓


  TCK


 東京大賞典の表彰式はこんな光景の中で行われているのかなぁと・・・もちろんお客さんの数は全然違うでしょうけどね。

 内田博幸騎手がJRAリーディングに輝きましたが、凱旋するのも待ち遠しいですねぇ。内田騎手、かかわってきた皆さん、本当におめでとうございます!


 さぁ、55回目の東京大賞典はどんな結果となるんでしょうか。

 
 フリちゃん、ラッド、スタメン、セレン、南関東4頭が1着同着優勝だといいなぁなんて、個人的には思っているんですけど(^^ゞ そして、ボンネビルレコードと的場文男騎手のゴールデンコンビの走りが見られるのもワクワク(*^。^*)

 みんなベストを尽くして欲しいです。そして、出走馬全頭無事に!





ナイキハイグレードが調教試験合格!


 今朝、船橋で行われた調教試験に、今年の羽田盃馬ナイキハイグレード(船橋・川島正厩舎)が登場。大井から戸崎圭太騎手も駆けつけました。

 体が一回りくらい大きくなったのかなぁと思っていたんですが、今日の体重は510キロ。最後に東京ダービーを使った時は487キロだったので、約20キロ増えました。↓

     
   ナイキハイグレード

 
 スタートは少々遅れて後方から追走。3コーナー手前から馬なりで外から進出していき、直線では楽な手応えで3着入線。1500mを1分38秒4でした。「久しぶりだったのでスタートはポケッとしていた感じでしたが問題はないですよ。今日は受かればいいので無理をしないで周ってきただけですが、いい感じの走りでした」と戸崎騎手。

 朝方からの雨で馬場はぐちょぐちょになっていて、ナイキハイグレードも戸崎騎手も泥んこになって帰ってきました。実戦に向けても、好内容だったと思いますよ!

                ナイキハイグレード


 レベルが高いと言われ続けた今年の3歳勢の中で、トップクラスに君臨してきたのがこのハイグレードです。怖い怖い1頭がもうそろそろレースに復帰します。

 川島調教師のお話しでは、2月3日の金盃(大井・2000m)か17日の報知グランプリカップ(船橋・1800m)あたりを視野に入れていくようですよ。(予定は変更される場合もありますのでご了承下さい)。

 来年の今頃、ナイキハイグレードが東京大賞典に出走する姿を見せて欲しいなぁ・・・。そんな夢を描かせてくれる頼もしいお馬さんですよね。



 能力&調教試験の結果はこちらで(パソコン)。アストリッドやサブジェクト、グレートカフェなどの楽しみな面々がそろっていましたよ。


 PS 同厩の姫ネフェルメモリーも調教を開始しています。いつ頃、調教試験を受けるかなぁ。待ち遠しいです!


 


大井競馬場リーディング争いに大注目!

  さぁ、今日からTCKで4日間の開催ですよ。そこで大注目が、2009年大井競馬場のリーディング争い。

 今現在の大井競馬場リーディングは、

 1位 荒山勝徳厩舎   39勝 2着16回
 2位 蛯名末五郎厩舎  38勝 2着42回
 3位 鷹見浩厩舎    38勝 2着33回
 4位 堀千亜樹厩舎  34勝 2着22回
 5位 月岡健二厩舎  32勝 2着20回

 うぉぉぉ・・・熱すぎる!!!1位の荒山厩舎と2位の蛯名厩舎&3位の鷹見厩舎は1勝差。これは最後の最後まで全くわかりません。1着の数が並んだ場合は、2着の数を多く取った方が優先になります。そうなると、蛯名厩舎が有利。

 荒山厩舎と鷹見厩舎はそれぞれ開業3年目と4年目のまだ新しい厩舎です。荒山調教師が騎手時代の後輩で、鷹見調教師は先輩。調整ルームは一緒の部屋だったそう。そういう2人が調教師になり、今度はトップで戦っているというのも素敵ですね。開業から数年しか経っていないので馬房数が限られた中でも、このように成績を上げるのは素晴らしいことだと思います。

 また、重鎮の蛯名厩舎。浮き沈みの激しい勝負の世界で、長年に渡って、TCKのトップに君臨し続けているのは、本当にすごいことだと思います。

 若手たちの勢いか?それとも重鎮が意地を見せるか?



 ちなみに、大井所属厩舎の南関東全体の勝ち星は↓

 1位 鷹見浩厩舎   39勝2着36回
 2位 荒山勝徳厩舎  39勝 2着17回
 3位 蛯名末五郎厩舎 38勝 2着42回
 4位 堀千亜樹厩舎  36勝 2着24回
 5位 月岡健二厩舎  33勝 2着21回

 

 南関東全体の厩舎成績は↓

 1位 川島正行厩舎(船橋) 112勝
 2位 池田孝厩舎(川崎) 81勝
 3位 高月賢一厩舎(川崎) 70勝
 4位 矢野義幸厩舎(船橋) 62勝
 5位 岡林光浩厩舎(船橋) 61勝

 

 ということで、大井競馬場リーディング争いは最後の最後までわかりませんよぉ!各厩舎とも、今開催はどのように所属馬たちを送り込んでくるのか興味深いです。



 話しはちょっと変わるんですが、昨日初めて、大井競馬場のモノレール側出口の近くにできたウィラ大井に行ってきました。個人的には食材のフロアがよかったなぁ。すっごくはまりそう。

 帰り際には、お客さんたちに東京大賞典のちらしを配っていたので、私も頂いちゃいました↓

        ウィラ大井

 いろんな方たちに、東京大賞典を知ってもらえたらうれしいですね。

 さぁ、大井開催楽しみましょう!!!




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