お馬さんたちの近況・予定

 
 今年のマイルグランプリ(9着)以来、疲れを癒しに北海道へ放牧に出ていた08東京湾カップ&黒潮盃の勝ち馬ギャンブルオンミー(船橋・佐藤厩舎)が帰って来ましたよ!わ〜い\(^o^)/

          ギャンブルオンミー

 ↑ 蹄の同じマークがチャームポイント(^^)

 「いい休みになったんじゃないか」と賢二調教師。ものすごくいいお体になっていました。10月14日の船橋調教試験を受ける予定だそうです。


 そしてそして、牝馬の重賞戦線で活躍しているパノラマビューティ(船橋・松代厩舎)もリフレッシュ放牧から帰厩しました。


           パノラマビューティ

 ちと体が見えないのは残念なんですが、すっごいナイスバディーになっていました。誇り高く美しきパノ姉は健在でした。ホント美しい・・・


 日本テレビ盃は6着に敗れたクレイアートビュン(浦和・小久保厩舎)、レース後も元気だそうです。この後は10月14日の浦和・埼玉栄冠賞で連覇を目指し、11月3日の名古屋で行われるJBCに向かいたいそうです。ビュンの場合は距離に幅があるので、スプリントかクラシックかは検討中とのこと。

 ベルモントギルダー(船橋・出川克厩舎)は10月14日の船橋調教試験を受ける予定。

 オリオンザサンクス産駒のホットロッド(船橋・佐藤厩舎)は引き続き放牧休養中。

 牝馬戦線で楽しみなリモーネフレーバー(大井・月岡厩舎)は脚元の疲れからトゥインクルレディー賞は自重。現在は放牧に出ていて、間に合えば10月21日のTCKディスタフも視野に。

 黒潮盃で競走中止した最大の上がり馬ホッコーマサル(大井・松浦裕厩舎)がリフレッシュ放牧先から帰ってきたそうですよ!

 トゥインクルレディー賞で1番人気に推されながらも12着に敗れてしまったツクシヒメ(船橋・山浦厩舎)。レース後も元気なので、10月21日のTCKディスタフに向かうことにしたそうです。そこには、トゥインクルレディー賞2着だったベルモントプロテア(船橋・出川克厩舎)も参戦予定で巻き返しを図ります。

 トゥインクルレディー賞7着だった08ロジータ記念の勝ち馬シスターエレキング(船橋・出川龍厩舎)は厩舎でササ針を打ってのんびり過ごしているそうです。早く復帰できれば、12月9日の船橋・クイーン賞を予定しているとのこと。




 
 昨日のメインレースで亡くなったクールヴォイスのご冥福をお祈り申し上げます。

 

東京盃が行われます。

 
 いよいよ明日は東京盃が行われますね。昨年は我らがフジノウェーブが優勝しましたが、今年も南関東勢の笑顔が見たい!!!

 地方直前情報&中央馬の顔ぶれはTCKホームページTCKモバイルでご覧下さいね。地方馬はフジノウェーブ、ノースダンデー、高知のポートジェネラルにについて書かせて頂いています。



 まだお伝えしていない南関東勢については・・・

 ベルモントサンダー(船橋・出川克厩舎)はここでもお伝えしましたように、今回はイメチェンして走ります。「前回走った後、清々しい顔をしていて目一杯走っての結果じゃないんですよねぇ」と松久厩務員。シャドーロールを復活させてブリンカーを新たに着用、耳覆いも初めて外します。「今までのレースも集中力に欠けているので新しい面を見せてくれれば」(出川調教師)

 あああっ、プライベートも前髪を結んでイメチェンしていたぁ(^^)↓
 

          ベルモントサンダー



 前走のアフター5スター賞を優勝して重賞ウイナーの仲間入りを果たしたケイアイジンジン(大井・久保田厩舎)。「乗り運動をしていても力強さが出てきたように思います」と一戸厩務員。レース後も順調に調整をしてきたそうです。「前回時計はつめたけど、今回もさらにひとつつめなきゃいけないからね。外からかぶされるだろうしすんなりした流れにはならないと思う。今回は相手が強いけど、先につながるレースをしてくれれば」(久保田調教師)


 実績ではトップクラスのプライドキム(船橋・川島正厩舎)がいよいよ始動。昨年のクラスターカップ(優勝)以来、脚部不安でお休みしていましたが、約1年2か月ぶりに帰ってきますねぇ。那須の地方競馬教養センターにある坂路でじっくりと調整が続けられてきました。「調教試験のとき久しぶりに乗りましたが、背中の良さは変わらなかったですね。初めて重賞を勝たせてもらった思い入れのある馬、一緒に頑張りたいです」と川島騎手。

 
 馬房からちょこんと顔を出して外を眺めていた08羽田盃馬ニックバニヤン(大井・佐々木洋厩舎)↓


        ニックバニヤン


 「とにかく砂をかぶらないように」と佐々木調教師。砂をかぶるのが好きじゃないニックお坊ちゃまなので、外めの枠に入ったのはいい条件ですねぇ。スプリント能力もありそうですし、どれだけくらいついていけるか!


 
 ディアヤマト(大井・月岡厩舎)は「具合いはすごくいいですね。ここ最近の中では一番かもしれません」と調教担当の中村調教専門厩務員。相変わらず抜群のスピードで動いているそう。「相手はそろったからね。すんなりと自分のレースができて、ひとつでも上位を目指せれば。先につながる競馬になるといいね」(月岡調教師)


 「相手は強いけど、スピードのある馬だからね」とトーセングラマーの浦和・小久保調教師。持ち前のスピードで果敢に牡馬に挑戦します。当日はテンションも鍵。




他地区勢も全国から集まりますね。明日は盛り上がりそうです!16頭みんな無事に!

矢野貴之騎手、絶好調!

  矢野貴之騎手が絶好調。

 前開催は新馬戦を含む4勝で、自身最高の開催勝ち鞍を挙げたばかり。そして、今開催も今日初日から早々1勝を挙げました。昨年の勝ち星を早くも超えています。


          矢野騎手

 (東京記念に出走するリンカーンスターと。この写真は前に撮った写真ですが、今のリンカーン君はキラキラメンコを着用していますので要必見)


 矢野騎手に何が起こったんだろう。

 「タイミングじゃないですか?馬が走ってくれているだけで、俺は何もしていないですよ。ただ、夏は弱くてよく風邪を引いていたんですが、今年は引かなかったですね。体調がとてもいいです」(矢野騎手)

 だからと言って、食生活を変えたりは全くないそうで・・・「う〜ん。肉が魚に変わってきたり、とんこつラーメンが塩ラーメンに変わってきたくらいかな」。 矢野貴之25歳、そろそろアダルティーになってきた証でしょうか・・・(^_^;)



 矢野騎手と言えば、騎手の野球大会でも大活躍。先日の大井対川崎では、大井のMVPに輝いたばかりです。


        矢野騎手

 小学校2年生から野球を始めて、ピッチャーとして中心的存在に。「飽きっぽいので何をやっても続かない性格なんですが、野球とこの仕事(騎手)だけは続いていますね(苦笑)」。子供の頃は野球選手を夢見たこともあったそうですが、中学校で競馬の世界を知り、そのまま騎手の道へ進むことになったそうです。

 矢野騎手の巨人好きは超有名。巨人が3年連続セ・リーグで優勝したばかりですから、いろ〜んな意味で矢野騎手に流れがきているぞぉ〜。


 師匠の高橋三郎調教師にここ最近の矢野騎手の変化を聞いてみたところ、「騎乗に対しての姿勢が変わってきたよ。今は積極的に前に行くようになったんじゃないかな。最後の追い方もいいしね。体が柔らかい子だし、騎手としてもいいものは持っている。これからもっと伸びてくると思うよ。仕事に対しても真面目だしね」と三郎調教師からもお褒めの言葉。

 矢野騎手はそもそも高崎競馬場でデビューしましたが、新人ながらも重賞を勝ったことでも知られる若手のホープでした。


 うんうん、このまま順調に進んでいって欲しいですね。こういう時期だからこそ、怪我には気をつけて頑張って欲しいです。矢野騎手から目が離せませんよ!




達城龍次騎手が復帰します!

  レース中の落馬により左鎖骨骨折でお休みしていた達城龍次騎手が、今日28日(月)の大井1レースから復帰しますよ。


       達城騎手

 今年は初めて開催リーディングに輝いたり、昨年の勝ち星をすでに上回っていたりと勢いに乗っていただけに、怪我で休養に入ったのは本当に残念でしたが、思っていたよりも早く復帰できて本当によかったです。騎手って、やっぱりすごいなぁ〜。

 達城騎手からメッセージです!

 「今年は関係者の皆さんからチャンスを与えて頂く機会が多くなって、感謝をしていました。その矢先の怪我だったので、(皆さんに)申し訳ありませんでしたという気持ちと本当に悔しい思いもしました。怪我をして失うものはたくさんありましたが、良い休養になったと思って、またこれからも日々精進していきたいと思います!」


 よ〜し、これまでの鬱憤は砂上で晴らしてもらいましょう!達城龍次騎手のガッツあふれる騎乗、今からとっても楽しみです。

 達城騎手、頑張れ〜\(^o^)/


 

岩手に行っちゃいました(^^ゞ

  ということで。朝の船橋取材の後は、盛岡競馬場で行われたOROカップ(芝・1700)を見に行っちゃいました(^^ゞ

 南関東からサウンドサンデー、コスモヴァシュラン、カクテルラウンジの3頭が参戦。みんな一生懸命に走っていましたよ!


      南関東3頭


 ちょうど1周目の様子。向かって右がカクテルラウンジと戸崎騎手、お隣がサウンドサンデーと今野騎手、そのお隣がコスモヴァシュランと町田騎手。


 結果。初芝&初長距離遠征だったサウンドサンデーは3着で、最後のゴール前の切れ味は圧巻でした。本当にすごかった。「休み明けだったけど、すごく伸びたねぇ」と今野騎手。厩舎サイドもこの結果には大喜び。当初から芝に適性があるのではと言われていましたが、今日でそれを証明しましたと思います。今後も芝にどんどん挑戦していきたいそうですよ。


 コスモヴァシュランは5着でした。「もっと長い距離の方がいい」と厩舎サイド。いろんな岩手の関係者さんからも、「前回来たときよりも、風格が出て、素晴らしくなった」と大絶賛されていました。


 カクテルランジは7着でした。「外枠だったので、外を回らされて余分に走ることになってしまいました」(戸崎騎手)。それでも先頭から差がなくゴールインしていましたから、改めて芝での実力の高さを示したと思います。


 レース後、サンデーもヴァシュランもカクちゃんも元気でした。ヴァシュランは女の子好きだということですが、カクちゃんにぶひぶひ鳴いてました(^^ゞ


 わたしは先ほど東京に戻ったんですが、みんなはまだ馬運車の中ですねぇ。岩手と首都圏は車で7時間から8時間くらいかな。レースが終わってしばらくしてから盛岡を発ったので、今は福島の南あたりを通っている頃かしら?担当馬と一緒に馬運車で帰ってきているサンデーの伊藤厩務員もヴァシュランの大迫厩務員もカクちゃんの三野宮厩務員も、戻ったらすぐに早朝からお仕事だそうですよ(朝2時頃?3時頃) 本当にお疲れ様です。


 ということで駆け足になっちゃたんですが、写真もいろいろ掲載させて頂きたいのでまた改めて書き込みますね。優勝は逃してしまいましたが、長距離遠征のハンデにもめげず、みんな無事に一生懸命走りました。今日は見に行って本当によかったです。

 これからも、みんなのことを信じて応援し続けたいです。南関東、頑張れ〜!




      コスモバルク


 コスモバルクが貫禄勝ち。田部調教師は「何年ぶりに勝ったんだろう?今日は良馬場だったからね」とお喜びになっていましたよ。2年ぶりの勝利。北海道関係者の皆さん、おめでとうございました。



 

船橋の朝

20090927075243.jpg
今朝は東京記念に出走する多くのお馬さんたちが追い切りました。

船橋では、ルースリンド、ライジングウェーブ、マンオブパーサー、ロングウェーブ、セレンが元気に登場。大井ではバグパイプウィンドが追い切ったことでしょうね。


総合してみると、中心的な存在はルースリンドになるでしょうか。船橋の海岸厩舎地区(スタンドの反対側にある厩舎地区)にお住まいのルース、運動をしているだけでも存在感がたっぷり!威圧感十分!年齢を重ねてますますカッコよくなってる感じ。

前走は久しぶりにルースらしい末脚を発揮して、ルースここにありと、アピールしたばかり。「年齢的にズブくなってるけど、早い流れで追われて闘争心が戻ってきた感じだね」と矢野調教師。


調教パートナーの裕太騎手も担当の上永吉厩務員も、前走より上向きと手応えをつかんでますよ!鞍上は内田騎手に決定。(石崎隆騎手はセレンに騎乗)

大好きなバナナ(追い切り後に食べる、通称・勝利のバナナ)もペロリと完食してました(^^ゞ


写真は追い切り後にケアをしている様子です。ルースを囲んで、上永吉厩務員と乗り運動パートナーの新人・小杉騎手。矢野調教師や他にもスタッフの皆さんがつきっきりでVIP待遇(^^)


東京記念の詳しい直前情報は火曜日に大井のホームページとモバイルにアップさせていただきます。

OROカップだぁ!

  さぁ。今日、盛岡競馬場で行われる岩手県知事杯OROカップ(芝・1700メートル)に、南関東から果敢に3頭が参戦します。


 南関東重賞戦線でもお馴染みの、イケメン・サウンドサンデー(船橋・松代厩舎)↓


         サウンドサンデー





 前走のせきれい賞ではコスモバルクを破った馬としても話題を集めた、最強のC1馬コスモヴァシュラン(川崎・河津厩舎)↓
 

         コスモヴァシュラン




 そして、昨年のオパールカップの覇者カクテルラウンジ(大井・村上厩舎)↓

             カクテルラウンジ



 ヴァシュランとカクちゃんは、何と言っても岩手の芝レースの重賞ホルダーですから、めちゃめちゃ心強い!サンデーも「芝が合うのでは」と言われてきただけに、緑の絨毯で初めて走る姿は非常に興味深いです。


 コスモバルクやキングスゾーンも出走していますが、何とかいい結果を期待しています!サンデー、ヴァシュラン、カクちゃん、無事に頑張れ〜!ぬぉ〜、燃えてきたぞぉ(^^)


 日曜日コラムは、パソコン携帯です。



東京盃&東京記念。

  さぁ、28日(月)から始まる大井開催は東京盃(30日)と東京記念(10月1日)が組まれている豪華な開催です!

 昨日は東京盃に出走するノースダンデーが追い切りましたが、今日は東京盃に出走予定の多くのお馬さんたちが追い切りました。

 船橋では朝、ベルモントサンダー(船橋・出川克厩舎)が追い切り↓

  ベルモントサンダー


 調教パートナーの田中力騎手を背にして松久厩務員に引かれて追い切りから帰ってきたサンダー。いつもと装いが全く違うんですよ。

 前走を見ても、集中力を欠いた走りで最後の伸びにつながらないということで、今回は着けるものは全部着けるそうです。というのは、シャドーロールを復活させて、ブリンカーは初めて。そして、外すもんは外しちゃいましょということで、耳覆いは初めて外すそうです。改善点は気持ちの部分。写真の装いでレースでも走ることになります(ブリンカーやシャドーロールのカラーは本番のお楽しみ〜)

 相変わらず追い切りは動いていたので、あとは新生サンダーが自慢の末脚を発揮してくれれば!



 そして、正午からは大井で王者フジノウェーブの追い切り。↓

      フジノウェーブ


 今回コンビを組む的場文男騎手を背に、コアレスコマンダーを前に行かせて150メートルほど追いかける形。1200メートル過ぎから行き出して、3コーナー過ぎから馬体を併せると最後まできれいな併せ馬。(最後は少しだけコマンダーが出た感じ)。相変わらず時計は出ていたそうで(時計は競馬専門紙さんで)、あんなに追いかける形でしたが、ウェーブも上等な走りを見せました。「思っていたよりも時計が出ていますねぇ。相手も動いたけど、ウェーブの動きも良かったですよ。おとなしくて乗りやすい。重賞を勝っているだけあって、乗り味は確かにいいですね」とテン乗りの的場騎手。この一週間ほど調教もつけてきたそうです。

 そもそもアフター5スター賞に出走を予定していましたが、これだけの馬だからこそ良い状態で出走させたいということで自重して、この東京盃に矛先を向けてきました。無理をさせなかったのも良かったようで、馬自体もふっくらしていて休み明けでも好仕上がりのようです。っていうか、2年前のJBCスプリントを勝ったときも、去年の東京盃を勝ったときも、夏休みの放牧明けだったんですよねぇ。精神面がリフレッシュできているのは、ウェーブにとってはより好条件。

 追い切り後はメンコを替えて、TCKの大将はおしゃれさん↓


      フジノウェーブ


 またいつものように、重賞直前情報はTCKホームページとモバイルで書かせて下さい。

 明日は、東京記念に出走予定の多くのお馬さんたちが追い切る日ですねぇ〜。






實川純一騎手、お帰り!

  高知へ武者修行に行っていた船橋の實川純一騎手が南関東に帰ってきましたよ!ちょうど先週の日曜日に帰ってきたそうで、この船橋開催中は装鞍のお手伝いなどをしていました。もちろん調教でも元気な姿を見せていて、南関東でのレースは10月から復帰するそうです。

 實川騎手↓


      實川騎手


 「高知では16勝できて、1日10レースに乗ることもあってとにかく数を乗せて頂きました。楽しかったです」と實川騎手。高知初騎乗初勝利というど派手なパフォーマンスで高知競馬デビュー。かしわ記念ではケイエスショーキに騎乗してお里帰りもしましたが、高知でも重賞レースに騎乗する機会は多かったそうです(最高3着)。

 追い方が変わったと評判になっているそうで、最後の直線でどんな風に馬を動かしてくるのか、今から興味津々です。「落ち着いて乗れるようになって、周りが見えるようになってきたと思います。半年間は短かったですが、高知で勉強して経験したことを生かしたいです」(實川騎手)

 人見知りな性格ですが、話しかけてくれる人も多くてすぐに馴染めたそうですよ。騎乗技術の他にも土佐弁も上手になっていました(^^ゞ 


 實川純一騎手のこれからが本当に楽しみです!ご声援をよろしくお願いします!!!


 實川騎手の夢などは、以前、船橋ケイバのホームページでインタビューさせて頂きましたのでこちらをご覧下さいね。



9月25日浦和能力&調教試験

  さぁ、今日の南関東は盛り沢山!朝は浦和競馬場で能力&調教試験が行われました。

 2歳能力試験には11頭が登場して、みんなめでたく合格しました。おめでとうございます。

 1番時計(50秒)はスマートラック(小久保厩舎)という牝馬。父 ボストンハーバー、母 モーニングシャドウ、母父 サクラユタカオーという血統です。ピンクのシャドーロールもチャーミングでした。橋本騎手を背にして、ポーンとスタートを切るとそのまま抜群のスピードで1着入線。見ていた他厩舎の皆さんも、「速いなぁ、どこの馬だ?」と驚嘆していました。


   スマートラック


 小久保調教師のお話しでは、5月には早々入厩したそうですが、弱いところがあったので、ササ針をしてこの時期までじっくり待ったそうです。橋本騎手は「ゲートもおとなしかったしスタートも良かったですね。道中は馬なりで、最後まで持ったままでした。センスもありそうですね」。


 調教試験には、中央からの転入馬がたくさんいました。まだお伝えしていませんが、前回の大井の調教試験もそう。ちなみに、川崎の能力&調教試験がしばらくないために、川崎からもたくさんの関係者が来ていましたが、山崎尋美厩舎からはお馬さん8頭&スタッフ全員で来たそうです。ちなみに山崎厩舎に仲間入りをしたTCKディスタフを目指している白毛馬ユキチャンは、調教試験免除(レースまで半年以内に南関東で走っているために)なので、試験を受けずにレースを使えるメリットがありますよ。


 調教試験は、南関東以外の他地区や中央から転厩してくるとき、また半年以上お休みをしている馬が主に受けるんですが、その中には脚元の不安で1年4か月近く休んでいたサイレントハナ(浦和・山越厩舎)の姿もありました。


   サイレントハナ


 水野騎手を背にして1400メートルを1分30秒5(2着入線)で合格。まだ重めのようですが、それでもこれだけのパフォーマンスで走れるのは立派でした。「7歳だけど筋肉は柔らかいし、スピードが違うよね。B3クラスからかな」と山越調教師。

 かつては5連勝をしたり勢い抜群のお馬さんでした。馬房の中ではとってもかわいいけど、外に出ると元気いっぱいなところは変わらないようです。黒鹿毛の馬体が太陽に照らされていてとっても映えていたぁ。浦和を盛り上げる1頭として、頑張って欲しいですね!


 なお、今日の詳しい結果は、南関東競馬のホームページでご確認下さい(パソコンの方)。





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