ダービーウイークスタート!東京ダービー枠順決定。

  さぁ、ダービーウイークが今日から始まりますね。今日佐賀競馬場で行われる九州ダービー栄城賞を皮切りに、岩手ダービーダイヤモンドカップ(6月1日)、北海優駿(2日)、東京ダービー(3日)、兵庫ダービー(4日)、東海ダービー(5日)と全国各地で6日連続でダービーが行われる豪華な一週間。ダービーと名のつくレースは、競馬にかかわっている皆さんの夢ですよ。

 南関東にかかわるものにとっては、やっぱり東京ダービーです!!!枠順も先ほど発表されたばかり。人気の一角だったシャレーストーンは、本追い切りをかける数日前に左トモにヒビが入ったために回避することになったそうです。関係者の皆さんのここにかける思いも相当強かっただけに、胸が痛いです。全治3か月ということで、秋以降の活躍を心からお祈り申し上げます。



 ナイキハイグレードは1枠1番、ネフェルメモリーが2枠3番。それにしても、船橋の川島正行厩舎4頭出し、川崎の足立勝久厩舎3頭出し、池田孝厩舎3頭出しで、この3厩舎でフルゲート16頭のうち10頭を占めちゃっているというのも・・・1頭出すことだって本当に大変なレースなのに、恐るべしです。

 昨日小林牧場に行ったときに、サザンクロスラリー陣営(大井・橋本厩舎)が逃げ宣言を出していたことはお伝えしましたが、今日小向トレセンに行ったら、ディアテクノバトル陣営(川崎・池田厩舎)も逃げ宣言を出していましたよ。そして、ネフェルメモリーもスピードの違いで前に行くことが十分に考えられるわけですが、1コーナーではどんな位置取りで流れていくのか非常に興味津々です。




 さて。今日佐賀競馬場で行われる九州ダービー栄城賞には、南関東にゆかりのあるお馬さんたちが登場してきます。

 南関東でも走っていたビービーデュークが、佐賀の一員になって登場しますね。写真は南関東時代のデューク↓

     ビービーデューク


 人気薄ですが、頑張って欲しいと思います!


 大井出身で、種牡馬として大ブレイク中のゴールドヘイロー。産駒の荒尾ダービー馬ギオンゴールドが無敵の強さを見せていて、ここでも人気を分け合っています。

 川崎で走っていたことのあるキタサンミラージュが、母として、キタサンアースを送り込んできました。

 07ロジータ記念2着オルビアの半妹タソガレノビギーンも登場します。



 全国各地で行われるダービーウイーク、盛り上がりたいですね。個人的には、南関東にゆかりのあるお馬さんたちを、この6日間追い続けたいと思います。南関魂なんで(^^ゞ


 日曜日コラムは、パソコンの方はこちら、携帯の方はこちら




プルザトリガーの初仔が入厩!

 05エンプレス杯をはじめ3つの重賞ホルダー、プルザトリガー。05NARグランプリ最優秀牝馬に輝くなど大活躍しました。

 そんなプルザトリガーも、ついにママとして初めての仔を競馬場に送り込んでくれました。父アフリートの間に生まれた牡馬で、トリガーママと一緒の船橋・山浦厩舎所属です。名前がインパクト抜群で、「ロッパツノダンガン」になる予定。トリガーママの名前も「トリガー=引き金」なので、そこから取られたものだそうです。

 関係者の皆さんから「そっくり」と言われていたんですけど、本当に似ているんですよ。担当はトリガーママと一緒の柴崎厩務員なんですが、「気性のキツさも含めて、全部似ているよね(笑)」とニッコリ。

    ロッパツノダンガン


           ロッパツノダンガン


 27日に入厩したばかりで昨日29日から馬場入り開始。今は約435キロということで小柄なんですが、トリガーママ自身も現役時代は420キロ台で競馬をしたことがありましたが、最終的には50〜60キロ台に。この仔もこれからどう成長していくか楽しみです。

 今日は東京ダービーの本追い切りということもあって(同厩のチームドラゴン先輩も出走します)、たくさんの報道陣がつめかけていたんですが、ちょうど「ロッパツノダンガン」君(予定)のお披露目にもなりました。

 調教パートナーの山下騎手も「乗り味がいい」と褒めているそうですよぉ。山浦調教師のお話しでは、7月16日の船橋・能力試験を受ける方向で進めていくそうです。

 トリガーママは現役時代、腸ねん転になって、一時は生死をさまよいながらも奇跡的に助かったことでも知られています。それは重賞を勝つ前のことで、そこから快進撃が始まったというのも、不思議な部分です。助かったから本当によかったですが、もしその時亡くなっていたら・・・ロッパツ君ももちろんこの世には誕生していなかったわけで・・・出逢えたことに喜びを感じながら、今後のロッパツ君の活躍を期待しています!



 

(追記あり)小林の番猫

20090530152144.jpg

土曜日のまったり気分の午後、癒されて下さい(^^;)

お久しぶりです!今日午後の小林牧場名物、番猫ちゃんです。

東京ダービーに、小林代表としてサザンクロスラリーが出走するということもあってか、番猫ちゃんも地面まで入念な警備をする熱の入れよう(*^_^*)


追記

ということで、前回につづき、サザンクロスラリーは逃げ宣言を出しましたので、レースを盛り上げてくれそうですね。ネフェルメモリーとのハナ争いどうなるかな。


今朝の船橋では、ナイキハイグレードとネフェルメモリーは非常にいい動きを見せていました。ガチンコ対決、やっぱり2頭ともいい状態で出走してきて欲しいです。


月曜日夜にアップする、TCKホームページとモバイルでご紹介しますね。

アローウィナー、元気だよ!


 00年東京王冠賞馬となったアローウィナー。今となっては廃止されてしまった東京王冠賞ですが、昔は秋に施行されて南関東クラシック3冠目として位置づけられていたり、私が入った頃(99年)は羽田盃と東京ダービーの間に行われていて2冠目として位置づけられていました。

 「調教が足りなかったから羽田盃は使わずに、東京王冠賞1本で仕上げてきた。具合いはとても良かったから、口取りをする時のために、三坂博先生(アローウィナーを最初管理していた調教師さん)の遺影を持ってきてって、三坂盛雄先生にお願いしていたんだ。レースも思い描いた通りの展開になって、もう一度あのようなレースをしろって言われたら無理だね。そのくらい不思議なレースだった」と、騎手時代にアローウィナーの手綱を取り続けた澤調教師。

 
 真っ白な馬体で魅了し続けてきたアローウィナーですが、03年2月のレースを最後に中央入りし、その後は脚部不安を発症し引退。今は、千葉県香取市の北総ファーム&北総乗馬クラブで第二の馬生を過ごしています。実は、障害飛越競技で活躍中なんですよ!乗馬関係の知人から、アローウィナーが元気に過ごしていることを聞いたもので、会いたくなっておじゃましてきました。


 久しぶりに会ったアローウィナーはますます白さを増していました。早いもので12歳になりました↓

      アローウィナー

 

 

        アローウィナー


 相変わらずおとなしくてお利口さんだそうですよ。障害飛越競技専門で育てられた馬たちに混ざって、競馬出身のアローウィナーは大奮闘。去年、馬事公苑の大会で、優秀内国産賞に輝いたほど。年間10くらいの大会に参戦していて忙しい毎日を送っているそうです。

 先日お伝えしたワンダーグルームとは同僚さんになるんです(ワンダーは種馬ですけどね)。


 ということで、00年のクラシックホース、アローウィナーは元気に過ごしています。

 
 ウェブハロンに詳しいことを書かせて頂いているので、パソコンの方はご覧下さいね。ここ

 また、同じくウェブハロンでさきたま杯のレースハイライト(スマートファルコン中心)を書かせて頂いたので、パソコンの方は覗いてみて下さいね。ここ


 

 

 


5月29日浦和新馬戦


 09年南関東新馬戦が、今年は浦和からスタート。田んぼ状態の不良馬場で行われました。

 川村厩舎のミキノフォルテという女の子が好スタートから先手を取ると、そのまま押し切って優勝。最後もちょっと気合いをつけた程度の強い内容でした(800メートルを48秒3)。父は今年産駒デビューのウインデュエル、母はミキノファンシー(父ディアブロ)という血統。能力試験時はこちらでご覧ください。

 記念すべき、南関東2歳新馬勝ち1番乗り↓

        mikino

 「やっぱり一番最初に勝つのはうれしいものだよね。ソエを気にしていたから追い切りは軽かったんだけど、順調に育ってくれた。能力はあると思うよ。距離が延びてもいいし、これからの成長も見込めると思う。もっとふっくらしてきて欲しいね」と川村調教師。




    mikino


 コンビを組んだ繁田騎手は「スタートも上手だし道中も素直、追っての手応えもあったね。抑えても競馬はできそうだよ」。


 能力試験1番時計で1番人気に推されていたハヤチネリードは、ゲート内でモゾモゾしてしまったそうで出遅れが全てでした。巻き返しを期待しています。


 


ヤアヤアヤア


 前から気になっていた、浦和所属のヤアヤアヤア(内野厩舎)。 名前のインパクトも強いんですけど、いつもなかなかのおしゃれさん↓

     ヤアヤアヤア


 素顔はどんな子なんだろう。


 ヤアヤアヤアは、あごっぱりがしっかりしているなかなかのイケメン君。担当の木村厩務員から、「ヤア」とか「ニャァ」とか呼ばれているそうです。

                   ヤアヤアヤア


 ニンジンとお砂糖好きで、特に黒砂糖がお好みの味のようで。バナナは食後にしか食べないというなかなかのグルメさんです。馬房にいると、ボール遊びが趣味。外ではおとなしいけど、内に入ると俺様ちっくになって堂々としているので、ちょろっと内弁慶の部分もあるそうです(^^ゞ

 そんなヤアヤアヤアは先日のレース3着、引き続き堅実ぶりを披露。次はどんな走りを見せてくれるかなぁ。



 ヤアヤアヤアは05年の新馬戦で優勝した経験もあるんですが、今日はそんなヤアヤアヤアの浦和所属の後輩たちが、新馬戦に挑んできます。

 09南関東最初の新馬戦が、いよいよ浦和からスタート!!!ヤアヤアヤア先輩につづけるように、新馬勝ちを目指してきますよ!



5月26日船橋調教試験


 2歳能力試験についてはこちらでご覧下さい。

 調教試験には、豪華メンバーが集結しましたよ!試験結果は南関東競馬のホームページで(パソコンの方は)ご確認下さい。

 7組目には、05年2冠馬シーチャリオット(船橋・川島正厩舎)の姿が!!!去年のマイルグランプリ以来1年以上の時間が経っているために、総合調教試験として登場しました。また、07ラジオNIKKEI杯の覇者で中央の重賞ウイナー、サブジェクト(船橋・川島正厩舎)。そして、中央3勝の実績で牝馬戦線で楽しみなトーセングラマー(浦和・小久保厩舎)が一緒に走りました。

 写真は、スタートしてからゴール板を過ぎたあたり。内の白帽子がシーチャリオット、青帽子がサブジェクト、緑帽子がトーセングラマー↓

   シーチャリオットたち

 素晴らしい伸び脚を見せたサブジェクトが1着で1500メートルを1分37秒6、外からしっかり伸びたトーセングラマーは2着入線で1分38秒0、シーチャリオットは長期の休み明けということもあり、最後は無理をさせずに追わないで、3着入線の1分38秒5で走りました。


 サブジェクトは調教もつけている川島騎手が手綱を取りましたが、「スタートも速かったし、砂をかぶっても平気でした。センスがありますね。直線向いて少し我慢してから外に出したんですが、いい伸び脚でした。ちょっと合図を出しただけで、ステッキも入れていません。ダートも問題なさそうですね」(川島騎手)。

 中央時代よりもかなり体を増やして走ったトーセングラマー(519キロ)。小久保調教師のお話しでは、ちょうどこれまでの疲れを癒すために体を緩めているところで、そもそもが太めの作りだったそうです。試験の走りを見てから、今後どんな風にしていくか決める予定とのことでした。でも、太めでいてもかなり内容のある走りだったので、今後牝馬戦線で非常に楽しみです。これまでの戦績を見ても短いところの印象なんですが、しらさぎ賞2着の同厩トーセントップランとともに、まずはマリーンカップを視野に入れていきたいそうです。

 シーチャリオットは走りを見ていても、いい頃に比べるとまだ重めの印象を受けましたが、1年の長期休養明けですから。まだ厩舎でもおとなしい印象ですし、これをきっかけにどんな変わり身を見せてくれるか期待したいです。何より、試験を受けたということは、レース復帰が近づいてきたということですからね。次回のふさの国オープンに登録がありますよ!
 

 こちらは、8組目に登場したナイキコランダム(赤帽・船橋・川島正厩舎)と佐賀から転厩してきたフサイチサガントス(青帽・船橋・川島一厩舎)↓

         ナイキコランダムとフサイチサガントス

 2頭とも1500メートルを1分38秒6で無事に合格しています。



 そして、3歳調教試験には大物メイプルブラボー(船橋・岡林厩舎)が帰ってきたぁ!↓


          メイプルブラボー

 メイプルブラボーについては、こちらもご覧下さいね。

 最初はゆったり4番手から進めましたが、途中で内に入って砂をいっぱりかぶりながらも、最後はしっかり伸びて2着入線。1000メートルを1分3秒2で合格。実戦に向けても、とてもいい内容だったと思いますよ。ここまで3本の追い切りを消化してきたそうで、「いい動きだったな」と岡林調教師も納得の表情。

 当初の予定通り、次の船橋開催を使って、当面の最大目標は黒潮盃になるそうです。

 ここで最先着したカネゼンホープ(船橋・出川龍厩舎)も非常にいい動きを見せていましたよ。まだ2戦2勝の負けなしさんで、この子も今後要チェックです!


 


5月26日船橋能力試験

 
 ここでは、26日に行われた船橋能力試験の様子をリポートします。

 船橋1回目の2歳能力試験には18頭が集まって、16頭がデビューへの切符を手にしました。4レース組まれていましたが、どの組も時計は上々でしたよ。

 その中で一番時計は、先手を取って800メートルを50秒1で1着入線した、マグニフィカという男の子(川島正厩舎)。父 ゼンノロブロイ、母 フサイチエレガンス。半兄にステルステクニックと半姉にエロージュがいる南関東でもお馴染みの血統です。↓

     マグニフィカ

 この時期ということもあったのか全体的に小柄な子が多かったんですが、マグニフィカは507キロの雄大な体で、目を引きました。社台地方競馬オーナーズクラブの角南さんの期待も大!!!

 今回騎乗した佐藤裕太騎手が調教もつけていますが、「素質は高いです。距離は長い方がいいと思いますが、スピードもあるので1000メートルも対応はできますね」。これまでも素晴らしい2歳馬に乗ってきた裕太騎手からのこのお褒めの言葉ですから、先々を見据える意味でも要チェックです。

 サプライズパワーやキングリファール、マズルブラストでもお馴染みの重鎮・多田厩務員が担当しています。



 そのマグニフィカと同じタイム(50秒1)で駆けたのが、メイプルデジーノ(林厩舎)という女の子。同じ組で走ったマグニフィカに先着は許しましたが、番手から砂をかぶっても最後の直線でグイッと伸びてきて、とてもいい内容だったと思います。父はマーベラスサンデー、母が03東京プリンセス賞馬ディーエスメイドンという血統。↓


         メイプルデジーノ

 「ゴールデンウィークの頃に入厩して、こっちに来て3本追い切りをかけているよ。馬場でもいい子だしお利口さん。小ぶり(426キロ)だけど成長していってくれればおもしろいと思うよ」と林調教師。今となっては船橋調教師の中でベスト5くらい?に入る長身の林調教師なんですが、中学に入学した頃はかなりのチビちゃんだったらしく、お馬さんの成長も人間と一緒でわからないと話しをされていました(^^ゞ

 「砂をかぶらなければもっといい時計は出たと(田中力騎手が)言ってたからね。実戦に向けていい勉強になったと思う」(林調教師)。田中騎手は「1ハロン気合いを入れて追いましたが、反応は良かったです」と好感触。

 あっ、実は・・・以前の南関魂にアップしたんですが、メイプルデジーノがとねっこの時の写真。ディーエスメイドンお母さんと並んでいて本当にかわいかったんですけど、立派な競走馬になりました。担当は、メイプルスプリングの栗原厩務員です。



 他にも南関東ゆかりの血統の子がいました。ゼットン(出川龍厩舎)という男の子で、父 キャプテンスティーヴ、母 アンバーウェー、全兄にキャプテンシーオー、半姉にはシスターエレキングがいます。51秒7で合格↓
 

         ゼットン

 半兄のカイゾウエレキングもお腹に白い斑点があるんですが、この子もお腹の部分にポチッとついていたので、今度パドックでチェックしてみて下さいね。

 それにしても、アンバーウェーというお母さんはすごいです。半兄にはアブクマポーロがいる血統で、走る子をずっ〜と誕生させていますよねぇ。ゼットンもどんな活躍を見せてくれるのか楽しみです。


 試験の結果は、南関東競馬のホームページでご確認下さい(パソコンの方用)


 

さきたま杯が終わりました。

 
 JRAのスマートファルコン(小崎厩舎)強かったぁ。3番手から進めて、3、4コーナーではバンブーエールと馬体を併せて一騎打ち、直線に入ると競り落として優勝しました(勝ちタイム1分26秒4)。これでダートグレードレース6連勝(ダートグレード通算7勝)、連勝街道突き進んでいますね。スマートファルコン、関係者の皆さん、本当におめでとうございました!(口取り写真、せとPさん)

  さきたま杯口取り


 今回はコメント中心でお伝えしていきます。


 小崎調教師
「思ったよりも後ろの位置取りでしたが、普段の調教でも馬の後ろで我慢をさせているので、どういう競馬でもできるかなとは思いました。(−14キロについて)前走から間がつまっていたりして思ったより減っていたけど、許容範囲内です。(いいところは?)オンオフの切り替えがしっかりできるところですね。普段は手の掛からない素直な馬なんですが、ゲートが開いた瞬間にスイッチが入るんです。今日も返し馬までは落ち着いていました。番手の競馬もできるようになったし、ムキになっていくところはあるけれど、今は不安がないです。この後はリフレッシュ放牧をはさみます。(秋の目標はJBC?)そうですねぇ」

 岩田騎手
「力通りに走ってくれました。ハナを主張しようとも思ったんですが、ゲートの中でゴソゴソして出負けしてしまったので、馬が行かなかったので控えるしかなかったです。ここ最近、掛かり癖があるんですが、馬の後ろにつけたら折り合いがついて乗りやすかったですね。4コーナーを向いて、勝てると思いました。前に比べると落ち着きが出てきたし、馬の力は何倍も上がっています。どんな距離でも対応できるので、あとは折り合いだけですね」


 2着 バンブーエール 松岡騎手
「去年の夏頃に比べるとまだ良くなる余地はありますが、具合は良かったですよ。スタートのタイミングが合わなくて出遅れてしまいました。斤量が同じだったら負けないです、次は倒したいですね」。



 
   トップサバトン

 ↑ トップサバトンが地方馬最先着で3着でした。

 戸崎騎手
「久しぶりに砂をかぶる競馬をしましたが集中して走っていたし、いい感じでレース運びができました。この相手に頑張っているし、そのうちに逆転したいです」


 6着 クレイアートビュン 小久保調教師
「1秒しか離されてないからね、悔しいなぁ・・・」

 8着 ディープサマー 川島騎手
「砂をかぶって嫌がっていました」

 10着 トーセンベルボーイ 的場騎手
「A2の馬だけど、ちゃんとスピードについていけたし頑張っていますよ」

 11着 ニックバニヤン 坂井騎手
「相手は強かったけど、左回りはちゃんと走っていたよ」

 12着 ナムラスピード 金子騎手
「流れは思ったより遅くて最初はついていけたけど、向正面で置いてかれてしまったね」


 さきたま杯回顧はウェブハロンにも書かせて頂きますので、パソコンの方は明日夜以降に覗いてみて下さい。ウェブハロン



 

さきたま杯が行われます。


 おはようございます。いよいよ今日は浦和競馬場でさきたま杯が行われますね。さきたま杯といえば、過去12回の歴史の中で、中央馬が11回も制しているレースです(地方勢1勝は、川崎のロッキーアピール)。今年も・・・中央勢かなり強そうですが、地方馬たちにも頑張ってもらいましょう!


 トップサバトン(内)とディープサマー(外)↓


トップサバトンとディープサマー


 南関東上位人気はこの2頭になるでしょうねぇ。

 まず、07羽田盃馬トップサバトンは、自分の力さえしっかり出し切れば、ここに入ってもヒケを取らない地力の高さがあるでしょう。東京シティ盃は初めてのスプリント戦でありながら、あのスプリント王フジノウェーブにタイム差なしの2着にまで迫ったのは圧巻だったぁ!爆発力は一級品です。トーセンジョウオーも手掛けた担当の秋葉厩務員は「東京シティ盃に近い状態にきていると思うし、前走よりいいね。左回りの方がいい感じだし、残り200メートルで頭を上げるところがあるから、直線の短い浦和コースは合うと思う」。斤量差を生かして、自分の力を出し切ってくれれば!


 ディープサマーを担当しているのはフリオーソの波多野厩務員で、「前回のかしわ記念より元気は良くなってきたね。マイルより短くなるのはいいと思う」。川島騎手は「今回もすごくいいデキだと思います。先手を取れれば小回りコースだから展開が向いて有利に運べるだろうし、強気に攻めたいですね」。



 地元浦和の意地を見せたいアイアンホース、クレイアートビュン↓

        クレイアートビュン

 小久保調教師に伺ったところ、次走は選出されれば帝王賞に向かいたいそうです。そのためにも、ここはしっかりいい走りを見せて欲しいですねぇ。コンビを組む張田騎手は「この馬はどんな距離でもこなすからね、根性があるしすごい馬だと思うよ。今回はハイペースになるだろうけど、前に比べたら力はつけてきているし頑張って欲しいね」。

 
  斤量を考慮して果敢に参戦した08羽田盃馬ニックバニヤン、気性のきつさは一級品のトーセンベルボーイ、南関東に仲間入りしたナムラスピードもみんな頑張れ〜!



 今回は他地区のお馬さんも楽しみな子たちが参戦してきますねぇ。

 まずは、08JBCスプリント3着馬アルドラゴン(園田・田中厩舎)。中央時代は名古屋大賞典を制したことでも知られていますが、園田の仲間入りした後も全国を舞台に高いレベルで戦い続けています。地元馬同士の対決だった前走の兵庫大賞典は1番人気に推されていたんですが、ライバルのチャンストウライに敗れてしまいました。「(前走は)ざ石の影響もあって、追い切りが1本足りなかったですね。今回は順調に調整ができたので、掲示板にはのって欲しいです」と田中調教師。

 ダートグレード常連のキングスゾーン(名古屋・原口厩舎)も楽しみです。浦和コースはそもそも得意ですから!原口調教師は「前回のかきつばた記念はいい状態だったんですが、ハイペースに巻き込まれる形になって力を出し切れませんでした。今回もスマートファルコンとバンブーエールのペースに巻き込まれないように、3番手あたりから自分の競馬をさせて掲示板を目指したいですね」。

 2走前の東海桜花賞からブリンカーを着用しているそうで、その効果もあってちゃんと真面目に走れるようになったそうです。ということで、今回もブリンカーとこれまで通りのシャドーロール姿で登場してくれるそうですよ。

 ちなみに、アルドラゴンは浦和に昨日入り、キングスゾーンは今朝3時に名古屋を出発しているそうなので、もう到着したでしょうねぇ。

 


 みんな無事にね!勝ちタイムはどくらいなんだろうって、今から興味津々なんですが(^^;)

 

       

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