さて。ここでは、今月重賞を制した2歳ちゃんたちのその後・・・をお伝えしたいと思います。
11月5日のローレル賞を制したヴィクトリーパール(川崎・田島厩舎)。レースの模様はこちらに書かせて頂いていますが、まだまだ途上の段階でのあの力走だったので、反動も心配されていました。
しかし、
パールちゃん、反動もなく元気でした!よかったぁ〜
パールちゃんと担当の平田厩務員。
最大目標に置いた東京2歳優駿牝馬まで間隔が空くことから、ローレル賞後は1週間ほど引き運動だけでのんびり過ごし、それから乗りながらじっくり調整が進められています。「逆に状態が良くなってきました」と平田厩務員は言っていましたが、パールちゃんの場合、あの一戦が上向くきっかけになったようで本当に良かったですよ。
田島調教師のお話しでは、この後は大井へ馬場見せに行く予定とのこと。東京2歳優駿牝馬に向けて着々と準備が進められています。まだまだ途上の段階であれだけのパフォーマンス。となると、東京2歳優駿牝馬はいきなり人気馬の1頭として名乗り出ることになるでしょう。でも、「気負いはないですよ。常にチャレンジ精神です」(田島調教師)。いい雰囲気の中で仕上げられています。
あの、パールちゃんは実際めちゃめちゃかわいい子なんですよ。初めて馬房で写真撮影をしたので、ちと緊張した表情でしょうか。今度はもっとパールちゃんらしい写真をお届けできたらいいなぁと思います。
11月12日のハイセイコー記念を制したナイキハイグレード(船橋・川島正厩舎)。ハイグレードは縁あって、能力試験前から取材をさせて頂いていました。能力試験は一番時計じゃなかったし(それでも、戸崎騎手はこの馬走ってくるって褒めていましたが)、新馬戦は返し馬の段階で取り消すし、続くデビュー戦は若さがあふれて3着に敗れるし(涙)。それが、3か月半後には重賞ウイナーになっちゃって、しかも、すでに来年のクラシック有望株にまでなっちゃうんですもんねぇ。お馬さんの馬生というものも、本当に奥が深くておもしろいなぁって、ハイグレードを見ていると思います。
ちなみに、ハイセイコー記念の後、ハイグレードも反動なく元気でよかった!
ハイグレードと担当の田中厩務員。 ハイセイコー記念はここで振り返ってみて下さい。
ハイセイコー記念の後も、あれだけの走りをしてもケロッとしていたそうなので、これから無事にさえいってくれれば本当に楽しみですよ。どんな競馬でもできるというのが、最大の武器ですよね。この後は12月17日の全日本2歳優駿に駒を進める予定で調整中です。
さて。毎週日曜日にお届けしている楽天競馬のコラム。今回は先日もちょろっとお伝えしましたが、南関東の女帝トーセンジョウオーの近況をご紹介しています。パソコンの方、携帯の方。 あと、こちらもどうぞ〜。