おはようございます。なんか、お天気がコロコロ変わっているみたいで、今朝の予報は夕方から傘マークもついているようです。こまめに、天気予報はチェックした方がいい一日になりそうですね。
さて。この帝王賞は他地区勢3頭そろって豪華です。特に、園田の皆さんにとっては楽しみな対決が待っていますね。園田の大将チャンストウライとアルドラゴンの初対決。これまで、ローテーションがかぶらなかったわけなんですが、ついにこの帝王賞で激突!!!
チャンストウライは昨年4着で、陣営サイドもとっても喜んでいたのが印象的でした。その後は佐賀記念のレコード勝ちや中央でも差のない走りを見せてきて、「去年の帝王賞より力をつけています。計り知れない力を出してくれる馬なので、最低でも、去年以上の着順には入りたいですよ」と寺嶋調教師。
そもそも東海Sに参戦予定(本当はここで対決する予定だったんですね)でしたが、軽いねんざにより自重。出走することも可能なくらいものではあったそうですが、これだけの馬ですし、無理をしないで大事を取ったそうです。「乗り込んでいるし、心配はしていません」(寺嶋調教師)
アルドラゴンは、17日に大井入り。というのも、園田の本馬場改修工事のために、内馬場(800メートル)での調教を余儀なくされることから(ちなみに、チャンストウライは西脇なので影響はなし)。
大井では、担当の倉橋厩務員とともに田中調教師も滞在し、つきっきりで仕上げられてきました。園田では、助手さんが中心となって厩務員さんたちと守ってきました。田中調教師はスタッフ10人全員と、毎日電話でコミュニケーションを取ってきたそうです。アルドラゴンをこの大一番に送り出すために、厩舎一丸になって挑んできた印象です。
ちなみに、アルドラゴンが毎日飲むお水も園田から持参してきたんですが、それがなくなると、田中調教師自ら車で取りに帰るほどのこだわりなんです。
「もうすっかりとけこんでます(笑)」と倉橋厩務員は言っていましたが、たしかに↓
緑メンコがアルドラゴン。馬場入り前もリラックスして乗り運動をしていました。
ちょうど昨日、最終調整の取材に行ってきました。角馬場で20分ほどじっくり体をほぐしてから本馬場へ。ダクと軽いキャンターで2周ほどこなしました。「もう体は出来ているので。調整はしやすかったですよ。大井さんには感謝しています。状態は前回の東海S(7着・0,3秒差)以上だと思いますね。この馬は4ハロンを平均に切れる脚があります。3コーナー過ぎまで4、5番手でじっと我慢さえできれば、終い切れるはずです。自分の競馬さえできれば差はないんじゃないかって期待しています」(田中調教師)。
中央時代の最後の方は、二桁着順続きだったアルドラゴン。硬めな馬ということもあって、転厩してからまず、全身にササ針をしてリフレッシュさせて立て直しを図ったそうです。来た頃よりも体が柔らかくなってきたそうで、その辺りも再生につながったのかもしれませんねぇ。
そして、笠松からマルヨフェニックスが参戦してくれますねぇ。黒潮盃は本当に強かったです。今回は5月24日のテレビ愛知オープンをインフルエンザで取消した後の一戦。「10日ほど隔離されて休んでいたのは気になりますが、追い切りの動きは良かったし、今年に入って精神面の成長も出てきて力もついてきました。相手は強いですが頑張って欲しいですね」と柴田調教師。
JDD(12着)は非常に入れ込んでしまって大敗してしまいました。黒潮盃も気持ちを高ぶらせてはいましたが、JDDほどではなかったことを記憶しています。今回も、そのテンションが鍵を握るでしょうね。
他地区が優勝したら、平成11年のメイセイオペラ以来になりますね。
帝王賞の話題、まだまだお伝えしていきますよぉ〜。