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クラウンカップを振り返る。パート1

 今年で19回目を迎えた3歳重賞・クラウンカップ(川崎1600m)。

 

 全頭パドック↓(ガラケーの方
 


 昨日もお伝えしたように、中野省吾騎手騎乗停止により乗り替わった、的場文男騎手が初めて手綱を取った4番人気ガーニーフラップ(船橋・稲益貴弘厩舎)が優勝しました。

 尻尾がチョコンとしてかわいい馬なんですよ。

 

 

 担当は船橋競馬場の騎手をしていた篠田剛孝厩務員。

 レース結果

 レース映像

 レースはケイエスソードが想定通りハナを切ると、ウワサノモンジロウ、シャークカイザーが続いていき、1番人気ディーズプリモや中央からの転厩初戦ラブレオと、人気馬を見ていく形でガーニーフラップは内目から追走していきました。

 3コーナー付近で中団から抜群の手応えで一気に上がっていったプレイザゲームが最後の直線で先頭に立つと、ガーニーも外から脚を伸ばしてきてしっかり抜き去りました。終始追っ付けられながら時よりステッキも入り、的場騎手に闘魂注入されながら進んでいき、それでも最後に伸びた姿は圧巻です。初コースもクリア。

 

 

 会心のレースに、的場騎手も思わずガッツポーズ。59歳6か月での重賞制覇は、自身が持つ最高齢重賞記録を更新しました。

 

 

 ガーニーはもちろん、稲益調教師も担当の篠田厩務員も念願の重賞初制覇。稲益調教師と篠田厩務員は同じ年で、船橋競馬場へ入ったのも一緒の時期で、仲が良かったそうです。3年前の稲益厩舎開業当時から苦楽を共にしてきた2人だけに、検量前では抱き合いながら喜びを分かち合っていました。

 検量前の様子はこちら↓(ガラケーの方



 優勝インタビューです。

 稲益調教師
 「同級生の篠田厩務員と勝てたことも、生え抜き馬で重賞を勝てたことも、すごくうれしいですね。こんなに早く重賞を勝てると思わなかったので、生産者や育成してくれた人たちにも感謝しています。デビューが遅かったので放牧に出すと(クラシックには)間に合わないと思ったので、月1回と決めて、まずはこのクラウンカップを目標にやってきました。

 初コースなので、ちょっと発汗して体重も減っていたので気にしている感じもしましたが、パドックに出た時にはいつものガーニーでした。道中は自分から進んでいく馬じゃないですが、終いは絶対にいい脚を使ってくれると思うので、そこは信じて乗ってください的場さんには伝えました。

 最後は必死に応援していたので覚えていません(苦笑)。調教師の先輩たちから『おめでとう』って言って頂いて、勝ったんだなぁって思いました。

 育成所からいい動きをしていたし、新馬戦も勝ってくれて、いいモノは持っているので育て方は間違えないようにとやってきました。課題は、1周追っつけられているので道中自分からハミを取ってくれるようになることですね」

 
 的場騎手
「大人しくて乗りやすい馬だなぁと思ったんですが、返し馬でずるい感じもしたので、最初から気合いを入れて出していきました。道中はいい感じで進んでいけて、4コーナーを回ってゴーサインを出したらグンとハミを取ってくれたので行けるかなと。

 これからまたどんどん力をついていけば、もっといい競馬をするんじゃないかなと思います。距離は長くなれば長くなるほどいいですね。

 自分で最年長記録というのはそんなに関係ないんですが、まだまだ頑張るつもりです。ファンの皆さんのご声援で勝たせて頂けて、喜びと感謝の気持ちでいっぱいです」

 


 レース1週間ほど前に取材でおじゃました時、稲益調教師と篠田厩務員と、ガーニーの尻尾の短さや前髪の伸び方が遅い話しで盛り上がったのです(笑)。そういう話しが明るくできるくらい、ガーニーは順調にいっていたということなんでしょうが、

 レース前日に改めて取材でおじゃました時は、ずっと乗り続けていた中野騎手が騎乗停止になってしまい、誰に乗ってもらうか考えているところでした。

 「ここまできて……」と稲益調教師も言っていて、あの時点では、最後の最後にきてまさかの事態に陥り、競馬は、レースそのものでも何が起こるかわからないのはもちろんですが、レースに出走させるまでにも何が起きるかわからないことを改めて痛感させられました。しかし、的場騎手を味方につけて、しっかり結果を出したガーニー。

 

 この後は羽田盃までは間隔がないので、東京湾カップから東京ダービーを予定しているそうです。

 
 クラウンカップ優勝おめでとうございます!

 ガーニーフラップ 3歳牡馬

 馬主 上村洋司様

 生産 川越ファーム様(浦河)

 父 タイキシャトル、母 ハンナリト、母父 ネオユニヴァース

 船橋・稲益貴弘厩舎


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