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ダービーグランプリを振り返る。

 そんな訳で、今日は復活したダービーグランプリ(水沢・2000m)を見てきました。全国から12頭が集まり、南関東勢はシーズザゴールド、ウインクゴールド、リュウノボーイの重賞ウイナー3頭が参戦。シーズとウインクは初めての長距離輸送だったのに、ちゃんとプラス体重で出てきたのは立派。遠征慣れをしているボーイも前走がスリムになってしまったので、ちゃんとプラスにしてきたのは偉かったです。



  枠順



 優勝したのは、菅原勲騎手が騎乗した岩手の☆ロックハンドスター(岩手・瀬戸幸一厩舎)。岩手ダービー・ダイヤモンドカップ、不来方賞、ダービーグランプリを制し、岩手3冠馬に輝きました。

 直線抜け出したのは、元岩手の騎手で今は金沢所属として奮闘している葛山晃平騎手が手綱を取っていたナムラアンカー(金沢・菅原欣厩舎)でしたが、最後の直線でロックハンドスターが抜群の手応えで交わしきり2馬身半差をつける完勝。勝ちタイムは2分12秒8(良)で、この開催前に砂を入れたということで、時計はいつもよりかなりかかっていたそうです。非常に強い競馬でした!

  ロックハンドスター


 「最高ですよねぇ。こんな喜びはありません!」と瀬戸調教師。いつも調教をつけてお世話もする阿部厩務員は「ホッとしましたぁ〜」と。たくさんの報道陣に囲まれて、笑みがこぼれる菅原勲騎手。関係者の皆さんのプレッシャーといったら、想像も絶するものだったでしょうね。


 「こんな声援は久しぶりに聞きました」と地元の方々は口々に言っていましたが、岩手の関係者、ファン、すべてがひとつになって勝ち取った勝利だったんでしょう。ロックハンドスターさん、関係者の皆さん、ファンの皆さん、本当におめでとうございました!
 


 ロックハンドスター



 「強い馬たちと戦うことでさらに強くなりましたね」と瀬戸調教師。ジャパンダートダービー(9着)に完敗しても、攻めの姿勢で、黒潮盃(5着)にもチャレンジ。

 「力強さが出てきて、終いの脚もしっかり使えるようになりました」(阿部厩務員)。久しぶりに見たロックハンドスターは体に迫力が出ていてビックリしました。「遠征した頃に比べたら、体も10キロ以上増えて、どんどん大きくなっています」(瀬戸調教師)。

 「まだ強くなりますよ」と阿部厩務員は言っていて、同じ地方競馬からこういうカリスマ性のある馬が出てきてくれたのはうれしいことだし刺激になりますねぇ。そして、変わる馬は強くなるといいますが、短期間にこれほどまでに変わったロックハンドスターが今後さらにどこまで強くなるんだろうと楽しみでなりません。

 この後は12月31日の地元の大一番・桐花賞(水沢2000m)を予定しているそうで、来年以降は「チャンスがあればどんどん遠征させたい」(瀬戸調教師)とのことで、南関東にもまた来てくれるようですよ。




 ここからは南関東勢の話題をお伝えします。結果から言うと、最先着が3着の羽田盃馬シーズザゴールド、4着はリュウノボーイ、5着にはウインクゴールドでした。


 今回は外厩馬として臨んだシーズザゴールド(小林・荒山厩舎)は、外厩厩務員の学田厩務員(向かって右)と渡辺厩務員が引っ張りました。半年ぶりの実戦でしたが、気合い乗りは抜群。↓


  シーズザゴールド


   シーズザゴールド



  好スタートは切ったものの、思いもよらぬ最後方からのレースに荒山調教師は驚いていましたが、スタンド前を通って2コーナー過ぎから脚を使い追い上げましたが、さすがに最後はいっぱいになり3着。それでも、今日は完全に逃げ・先行が有利と言われていたので、シーズは本当によく頑張りましたよ。半年の休み明けや初物尽くしというハンデがありながらも、このパフォーマンスを見せてくれたのは、ちゃんと羽田盃馬の意地は見せてくれたと思います。シーズ、本当に立派だったぁ! 

 「休み明けでしたが、気合い乗りも良くていいなと思いましたが、位置取りが悪いところに入ってしまいました。後ろだったので早めに仕掛ける形になりましたが、いい位置でゆっくり仕掛けていけばもっといい脚は使ってくれたと思います」とテン乗りだった岩手の関本淳騎手。

 荒山調教師は「結果は残念だったけど、1周目のスタンド前を過ぎたときには、あの位置では難しいだろうなぁと思っていたけど、あそこまで追い上げるんだから、考えていた以上に力はあるねぇ。こういう小回りコースなら2000mも大丈夫そうかな」。

 てっきり1番人気はロックハンドスターかと思ったんですが、ハンデが多かったシーズが1番人気だったんです。南関東クラシックホースに期待をしていたファンも多かったんでしょうねぇ。

 




 4着はリュウノボーイ(船橋・齊藤厩舎)。向かって右は佐々木厩務員で、左は岩手時代に担当していた佐藤厩務員ですよ。昨日優勝したリュウノキングダムも今現在手掛けています。


  リュウノボーイ


 ボーイも非常に収穫がありましたよ。芝が合うと言われているだけに、こういう力のいるダートはポイントでした。「馬場が軽ければもっと違ったと思いますがそれなりに対応はしてくれているし、右回りも問題はないですね。力をつけていますよ」と岩手時代にも騎乗したことのある村上忍騎手。

 今回は、スタートで他馬が寄ってきたことで飛ばされてしまい、「もっと前で競馬をさせたかった」(村上騎手)と。さらには最後の3コーナー付近でも狭くなって、スムーズな競馬ができませんでした。「それでもこの仔はどんな時でも一生懸命に走ってくれるからね。本当に偉い仔だよ、本当に偉い」と齊藤調教師は褒めていました。






 5着はウインクゴールド(船橋・矢野厩舎)でした。トラ軍団、水沢競馬場初登場!今日ウインクが着けていたのは、黄色い虎バージョンのメンコでございました(^^)


  ウインクゴールド



 お馴染のウインクゴールドの横断幕がはられていました。関係者もすっごくうれしかったと思いますよ(^^)


   ウインクゴールド



 ウインクゴールドはスタート時に他馬がゲートを蹴る大きな音に驚いてしまい、ゲートからまっすぐではなく、外側に飛び出てしまったそうで、「落っこちそうになっちゃったよ。あれが全てだねぇ」と的場騎手。


 逆に全く走っていないだけに、「すぐに息が入っちゃったよぉ」とレース後の松元厩務員。今回は残念な結果に終わりましたが、収穫もありました。初物尽くしの中でも、松元厩務員が一人で引っ張るほどに、落ち着いていたし、長距離輸送も全く問題はなかったそう。



 南関東勢3頭無事に走り切りました。




 久しぶりの羽田盃馬シーズザゴールドのスッピンですよ。相変わらず男前なんだよなぁ〜。ジッとしていないけど(^^)


      シーズザゴールド


 シーズも今回は初物尽くしだったんですが、長距離輸送も環境の変化も何も問題はなかったそうなので、今後に向けてもいい経験になりました。水沢から栃木まで約5時間ということで、すでに到着したそうです。




 16時45分頃に馬運車に乗りました。


   シーズザゴールド



 船橋組はシーズより後に水沢を出で、さらには栃木よりも遠いので、到着時間はもっと遅いと思います。船橋に着き次第、松元厩務員も佐々木厩務員も仕事のようです。お疲れ様です。



 南関東勢の総合的な結果としては残念でしたが、今日の遠征は今後に向けてもきっといいお勉強になったはずですね!!!まだ3歳。もっともっと経験を積んで、これからの南関東を盛り上げていって欲しいです。シーズ、ボーイ、ウインク、お疲れ様でした!


 これからも南関東のお馬さんたちを信じて応援しますっ\(^o^)/


 

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