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クインオブクインが仲間入り!

  以前もご紹介しましたが、東海の女傑だったクインオブクインが大井の荒井朋弘厩舎(小林)に転厩しました。正確にいえば、笠松⇒北海道⇒笠松⇒岩手、そしてこの大井へ。


     クインオブクイン


 私が印象深いのは、やっぱり笠松時代のクインちゃん。所属していた松原義夫調教師手作りの青草が大好きだったクインちゃんは、遠征時はそれも運んでもらって、レース後はいつも美味しそうに頬張る姿がありました。クインちゃん、本当に美味しそうだったもんなぁ。松原調教師もその様子を見ていつもうれしそうだったぁ。

 いかにも牝馬っぽい気性をしたクインちゃんが、こんなにも長い間一線級で走り続けてこれたのは、松原調教師をはじめとしたたくさんの方の愛情も大きかったんだろうなぁ〜って、クインちゃんを見ているといつも思っていました。


        クインオブクイン


 牝馬重賞が充実している南関東。ユキチャンをはじめテイエムヨカドーなどなどなど楽しみな牝馬たちが仲間入りをして盛り上げてくれています。クインちゃんの加入も非常に心強いですねぇ。30日の大井で調教試験を受けて、TCK女王盃あたりを視野に入れていくようです。来年は8歳になりますが、まだ若いと褒められていますよ。

 お仲間になった荒井朋弘厩舎は開業3年目の新しい厩舎です。荒井調教師はお父さんの勝弘厩舎で厩務員をしていて、平成元年に浦和記念を制したデツトフルを担当。厩務員時代には重賞勝ちをしていますが、調教師としてはこれからということで非常に楽しみです。

 現在、クインちゃんを担当しているのは小林の重鎮厩務員の一人、越川さん。カガヤキローマンを育て上げた方としても知られています。「強情な所があるよ(笑)」と越川厩務員はクインちゃんのことを言っていましたが、そんなキツさも競走馬としては大切なことですよね。体は小さいけど負けん気の強さで、これから南関東での活躍を期待したいです。ファンの多いお馬さんでもありますから・・・。

 


 クインちゃんの取材をしていると、同厩にちと気になったお馬さんがいました。この時季って、なぜか白っぽいお馬さんに目がいくんですよねぇ。この子はアトラスシーダという芦毛君↓


        アトラスシーダ

 中央2勝、北海道を経由して南関東の仲間入り。現在、短距離戦で2連勝中。次の開催に登場予定ということですが、このまま元気に活躍を続けて欲しいです。性格は温厚だそうですよ。



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