内田利雄騎手が主戦で、NARグランプリ2000年の年度代表馬&最優秀牝馬&最優秀短距離馬に輝いた北関東の快速牝馬ベラミロード。
現役引退後は生まれ故郷の静内酒井牧場さん(新ひだか町)で繁殖生活に入り、コンスタントに産駒を送り出していましたが、2年前に繁殖生活を終え、現在は牧場さんの功労馬として悠々自適な日々を送っているそうです。
そんな地方競馬を彩ったベラミロードの最後の仔が、川崎競馬場からデビューします。
今日の川崎1レースに今野忠成騎手とのコンビで参戦するベラミクィーン(川崎・岩本厩舎)。父はアンライバルドの2歳牝馬。ワクワクしてきます!!!何より無事に走って欲しいです!!!
こちらは2年前にお会いした時のベラミロード。この時点で20歳だったのですが、とても品のある凛としたお馬さんでした。
静内酒井牧場さんのお話しでは、若い頃は気性が非常にきつかったそうで、性格的に合わないお馬さんが近くにくると怒って、体は小さくても大きな馬に対しても果敢に蹴り合いをするほどだったそうです。だからこそ、競走馬としてもあれだけの走りを見せたのでしょうね。
しかし、若い頃から仔馬はとてもかわいがって、子育ても上手だったそうです。
年を重ねていって、とても穏やかなおばあちゃんになっていたそうです。
今年22歳になりましたが、今も元気に過ごしていて、当時からのファンも、ベラミロードに会いにいっているそうですよ。
あの頃の地方競馬、役者がそろっていました。とてもとても楽しい時代でした。。。