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現在南関リーディングの矢野貴之騎手

 南関絶対的リーディング森泰斗騎手が怪我でお休み中ですが、

 

 かわって、今月に入ってリーディングに立ったのが、大井リーディングの矢野貴之騎手です。

 

 161勝で、騎乗数もただ一人1000回超え。

 

 それだけ、矢野騎手に乗って欲しいと思う人が多い証でもありますね。

 

 実際はもっとイケメンなので、競馬場でチェックしてください(^^)

 

 

 

 「泰斗さんが怪我で休んでいるからなので、特に南関リーディングという意識は持っていないです。ただ、取れる時に取っておきたいという気持ちもあります。乗せて勝たせて頂ける今の環境は恵まれていると思うので、これからも焦らずに、ひとつひとつ大事に乗っていきたいです」(矢野騎手)。

 

 地方通算900勝も達成したばかり。

 

 900勝すること自体がすごいことなのですが、矢野騎手の活躍を考えると……あれ?もっと勝っているイメージの人も多いでしょう。それ、矢野騎手も気にしていました(笑)。「こんなに勝たせてもらえるようになったのは、ここ数年ですから……」(矢野騎手)。

 

 

 矢野騎手は2002年4月に高崎競馬場からデビューしました。2004年の北関東菊花賞トライアル奥利根賞をエフケーアニカに騎乗して重賞初制覇を飾ると、順風満帆な騎手生活を送っていたそうです。当時を知る関係者からも、「うまい新人騎手だった」という声は聞こえてきました。

 

 しかし、デビューして2年9か月で高崎競馬場が廃止……。

 

 運よく大井競馬場へ移籍はしたものの、性格的に人見知りでなかなか環境にも馴染めずに、移籍して数年の勝ち鞍はひと桁かやっとふた桁程度。

 

 「最初はいつ辞めてもいいと思っていて、自分自身が腐っていました。大井に移籍させてもらったのにすぐ帰るわけにはいかないし、やりたいことがなかったから、(騎手を)続けていた感じです。

 

 ただ、その頃にちょうど光彰さん(当時騎手だった安藤光彰さん)が期間限定騎乗で大井に来ていた時で、励ましてくれたんです。

 

 『努力次第でもどうにでもなる。こういう環境を与えてもらったのに、やめるのはもったいない』って。これまで一度も本気でやったことがなかったし、こうなったらとことん頑張ってみようという気持ちに変わりました」(矢野騎手)。

 

 競馬に対しての向き合い方や気持ちを入れ替えたことで、そもそもの持ち合わせていた素質が開花。大井競馬場の外厩にもなっている境町トレーニングセンターで働いている高崎競馬場関係者のバックアップもあり、騎乗馬が徐々に集まり始めました。

 

 当時から、矢野騎手は勝負の世界に生きていく人間として、もっとガツガツしたところがあってもいいのでは?と思うくらいの控えめで優しい印象なんですが、多くの人たちが応援したくなくなるような、そんな人柄も魅力でしょう。

 

 2014年の桜花賞でシャークファング(大井・秋吉厩舎)を勝利に導き、南関での重賞初制覇。

 

 

 

 

 

 今の大井、南関東は、矢野騎手が勝つことが普通の日常になっていますが、ここまでくるのが、どのくらい苦しくて、どのくらい大変で、どのくらいの努力を積み重ねてきたのか……。

 

 

 数年前に矢野騎手の話しを伺った時、こんなことを言ってました。ちょうどグングン上昇してきた頃↓

 

 「高崎時代はプライベートで騎手といるよりも厩務員さんと一緒にいることが多かったんです。その時に、『俺たちが馬1頭にかける時間はものすごい長いけど、騎手は一瞬だろ』って言われました。

 

 そのことがいつも頭にあって、調教でもレースでも、1頭ずつ大切にしながら、みんなに納得してもらえるような気持ちで乗っています。これからもそこは大事にしていきたいです。

 

 大井に来た頃の自分を考えると(今のポジションが)想像できません。速い馬に乗せて頂けるようになっただけですが、自分がリーディング争いをできるようになるなんて夢のようです。

 

 次にチャンスを頂けるかわからないと思いながら毎回乗っているので、ひと鞍ひと鞍がとても大事だし、重賞でもC3でも、目の前のレースは全部勝ちたいです。たくさんの人たちに、もっと自分のことを知って欲しいです」 

 

 矢野騎手の勝負服は、『胴赤白ダイヤモンド、そで緑』です。胴赤白ダイヤモンドの部分は、高崎時代に所属していた丸山務厩舎に所属していた歴代の騎手に入っていたデザインとのこと。現在の矢野騎手の南関東での活躍は、当時から知る人たちにとっても最高にうれしいでしょうね。

 

 

 

 矢野騎手に欠かせないのは、希代なる名馬フジノウェーブの調教パートナーだったこと。プライベートでも仲のよかった御神本訓史騎手とのコンビで大活躍しましたが、その陰では矢野騎手が支えていた時期もありました。

 

 懐かしい〜↓

 

 

 

 

 矢野騎手は御神本騎手の3期ほど?後輩にあたるそう。当時は一緒に、高橋三郎調教師のお手伝いで、御神本騎手と矢野騎手が厩舎の馬たちに食べさせる青草を刈りに出かけていたこともあったそうです。御神本騎手と矢野騎手が青草を刈っている姿……ゴージャスすぎるんですけど(笑)。見てみたかったな。。。

 

 今回、御神本騎手が復帰したことにあたり、大井のリーディングに君臨している矢野騎手も、いろんな人たちから、御神本騎手を意識させるようなことを言われているそうです。御神本騎手自身も、自分がいない間に南関東を支えてきたのは、「森さんと矢野。あの年で的場さんも」と言っていたことはお伝えしました。

 

 「御神本さんがいなくなる前は、僕にとっては雲の上のような人でしたからね。比較されることなんて全くなかったですし、逆に、今はみんなからそういう風に言ってもらえるようになったんだなって、うれしいし光栄に思っています。馬乗りに関しては尊敬していますし、戻ってきたことはとても刺激になっていて、もっともっと頑張らなきゃいけないと思っています」(矢野騎手)。

 

 さぁ、矢野騎手からも目が離せません!怪我には十分に気をつけて!

 

 


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