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張田京調教師、ヤマノリアル最後の仔と重賞挑戦!

 今日は大井記念が行われます。ケイアイレオーネとユーロビートの一騎打ちムード、どんな熱い戦いを見せてくれるのだろうと楽しみでなりません。重賞常連組も多数出ているので、もうどの馬にも勝って欲しいですね。。。

 

 大井記念には、南関東所属になってからは重賞初挑戦となるキタノイットウセイ(今野忠成騎手、船橋・張田厩舎)が出走。張田厩舎と言えば、昨年は南関東リーディングベスト100に入っている100戦以上をしている厩舎内で、勝率21.7%と連対率37.9%でともにトップでした。

 

 キタノイットウセイの母は南関東の女傑として関東オークスやTCK女王盃、マリーンカップなど6つの重賞を制したヤマノリアルです。

 

 浜本牧場さんで撮らせて頂いた、ヤマノリアルととねっこ時代のキタノイットウセイ↓

 

 

 

 

 ヤマノリアルは1999年クラシック世代で、牡馬にはオリオンザサンクスやオペラハット、タイコウレジェンド、ケイシュウエクセル、サマーシャドウなど役者がそろっていました。そんな中でも、ヤマノリアルが東京ダービーに出ていたらどんな走りをしたのだろうと、そう思わずにはいられない強さを発揮してきた馬です。

 

 私も1999年に南関の世界に入っているので、この世代は思い入れもたっぷり。

 

 そんなヤマノリアルの主戦だったのが当時騎手だった張田京調教師です。

 

 張田調教師のお話しでは、ヤマノリアルは競馬に行っていいタイプで、何となく走って何となく勝ってしまうかのように、レースセンスが抜群によかったとのこと。

 

 今思えば、張田調教師が騎手引退式の特に、思い出に残る1頭としてヤマノリアルの名前も挙げていて、「ゴールを導かれるように勝たせてもらったヤマノリアル」とおっしゃいました。

 

 キタノイットウセイはヤマノリアル最後の仔。以前伺ったところによると、張田調教師がヤマノリアルに乗っていたから、というのは全く関係なく、本当に偶然に入厩したそうです。これも何かの縁でしょうか。

 

 あれから7年。雰囲気変わったなぁ。↓

 

 

 

瞳は変わらない(^-^) キタノイットウセイと張田調教師。↓

 

 

 

 「リアルの仔で重賞に出られるのはうれしいこと。相手は強くなるけど、状態は上がっているし、一発狙っているよ」と張田調教師。

 

 南関東所属になってからは重賞初挑戦ですが、北海道時代は道営記念2着や東京大賞典遠征経験もあります。今回は52キロの斤量を味方に、テン乗りの今野忠成騎手がどうエスコートするのでしょうか。

 

 南関ファンとしても、ヤマノリアルとたくさんの夢を見せてくれた張田騎手が張田調教師となり、今度はそのリアル最後の仔で重賞に挑戦されるという、これから起こる出来事が、とてもたまらないのです。。。

 


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