先ほど、浦和競馬場で行われたオーバルスプリントに集まった中央・他地区・南関東の10頭↓
全頭パドック↓
ここは、松山弘平騎手が騎乗した3番人気サクセスエナジー(中央・北出成人厩舎)が優勝しました。これで4つ目のタイトル。
誘導馬さんたちも爽やかないでたち↓
レースを振り返ると。結果と動画はこちら。
何が何でも逃げたいノブワイルドとスーッと並びかけていくベストマッチョ。南関東勢どちらが逃げるのか?!
1コーナーで、ノブワイルド、ベストマッチョという隊列で決まり、サクセスエナジーは外の3番手。
3コーナーではノブワイルドが遅れ、ベストマッチョにサクセスエナジーが並びかけました。最後の直線ではサクセスエナジーが先頭に躍り出てそのまま後続を突き放していきました。勝ちタイムは1400m1分26秒7(良)。
サクセスエナジーから2馬身後方の2着争いが熾烈で、1頭になったベストマッチョにノブワイルドがまた盛り返してきて、首の上げ下げとなり、2着がハナ差でベストマッチョ、3着がノブワイルドでした。
北出調教師
「実は、東京盃目的で始動させようと、9月のはじめに栗東へ帰厩させたのですが、どうしても叩き良化型なので、東京盃の前に1回使おうと、オーバルスプリントに登録しました。昨日、東京盃では補欠3番手ということがわかり、もしここを使っていなければ、この秋は使うレースがなくて路頭に迷っていました。
運よく出走ができて、砂をかぶらないもまれない枠を引けたのも良かったです。内目に行きたい馬たちがそろっていたので、その辺はやり合ってくれたらなと思っていたのですが、道中も危なげないレース運びで、今までで一番安心して見られた競馬でした。
どうしても1頭になるとフワフワとソラを使う所があるので、そういうのも考慮して仕掛けを遅らせる競馬をしていましたが、この春から強気の競馬で結果を出してくれているので、一皮も二皮もむけた感じです。
最初はソラを使う所があったので、精神面が大人になってくればもっと強くなると思っていましたが、その辺はあまり変わりませんが。それでもこれで11勝目で、今のレース形態でこんなに勝つことはなかなかできないと思うので、本当にえらい馬です。このままJBCスプリント1本になると思います。
2年前に浦和競馬場でさきたま杯を勝たせてもらった時は表彰式で大勢のファンの方たちに祝福されたのですが、今日は人数制限ということで表彰式も割愛されて寂しいですね。さきたま杯を勝った時のように、大勢の人に祝福されるような競馬が1日も早く復活できることを願っています」
松山騎手
「強かったと思います。これまでも重い斤量でも勝っている馬なので、58キロでもしっかりこなしてくれると思っていました。外枠だったので、スタートもしっかり出てくれたし、少し気合つけるところはありましたが、砂をかぶらずにいい形で進めることができました。
もまれないような競馬をしたかったので、思っていたような競馬ができました。(仕掛けは)少し早いかなと思いましたが、手応えもすごく良かったですし、これならいけると思って動きました。しっかり押し切ってくれて強い内容だったと思います。
今日勝ってくれて強い競馬をしてくれたので、今後がすごく楽しみになりました。また頑張ってくれると思います。皆さんの前でいいレースができるように頑張りたいと思います」
オーバルスプリント優勝おめでとうございます。
サクセスエナジー 6歳牡馬
馬主 高嶋哲様
生産 タニグチ牧場様(新冠)
父はキンシャサノキセキ、母がサクセスアイニーで、中央から南関東へ移籍し、左海誠二騎手が主戦の1人だった馬。母父がジャングルポケット
詳細リポートは、ウェブハロンでも明日掲載します。