(追記あり)大規模改修工事前の最後の開催日。

 以前からお伝えしていますように、船橋競馬場はこれから大規模改修工事に入るそうです。

 

 京葉線の南船橋駅から船橋競馬場へ向かう時に使用する歩道橋。ここから船橋競馬場のスタンドとコースが目に飛び込んでくる光景がとても好きでした。わぁ、船橋だぁ!って、今でもワクワクする(^^)

 

 ここから見えるスタンドも、隣に見える白い建物(管理棟)も、全て変わってしまうそうなので、今度はどんな光景が飛び込んでくるのかなぁ。ちなみに、パドックの位置とコースは変わらないそうですよ。↓

 

 

 

 歩道橋の階段を下りる時も、見えなくなるまで見てる(笑)。↓

 

 

 

 本格的に大規模改修工事が始まるのはこの開催後ですが、場内では少し前から始まっています。船橋競馬場の歴史がつまったミュージアムのあった場所も、今ではこういう感じ。↓

 

 

 

 

 

 ここは仮設審判棟になるそうです。↓

 

 

 

 検量前付近も、工事用の電柱が至る所に。↓

 

 

 

 わたしは枠場の手前からスタンドを見ることが多かったですが、こういう眺めも見納め。↓

 

 

 

 完成予定の2024年に向けて、船橋競馬場はどんな形に生まれ変わるのでしょうか。

 

 今日は大規模改修工事前の最後の開催日。

 

 

 (追記あり)

 

 なお、この大規模改修工事前に、無観客競馬のため、お客様が場内で別れを惜しめない状況が続いています。船橋競馬場では、これまでのスタンドと新しいスタイルを紹介したCMを展開していくそうですよ。

 

 

 


マンガンメンコ!!!

 マンガン(川崎・田島厩舎)が悲願の重賞初制覇を飾った東京湾カップ。

 

 山崎誠士騎手がデビュー戦から手綱を取り続けてきた馬ですが、山崎騎手は東京ダービーでは羽田盃馬ゴールドホイヤー(川崎・岩本厩舎)の手綱を取ります。(山崎騎手にとっても苦渋の決断だったでしょう)

 

 マンガンは町田直希騎手が初コンビ決定。

 

 山崎騎手はマンガンに初タイトルをプレゼントし、ダービージョッキーからダービージョッキーに、バトンが渡されることになりました。

 

 さて、先ほどのリポートでもお伝えしましたが、マンガン=満貫は麻雀の点数の1つだそうです。メンコは田島調教師自らがデザインしているもの。あら?たしか、田島調教師自身は麻雀をしないようなことは以前おっしゃっていたような。研究してデザインされたんですね。

 

 マンガン悲願のタイトル獲得を記念し、ここでマンガンメンコを改めてじっくり見てみましょう(^^)

 

 

 

 こちらはスッピン顔のマンガンです。新型コロナウイルスの感染拡大防止で、1か月以上前から厩舎地区に入るのは自粛しているので、こちらは以前撮らせてもらった時のものです。6月1日生まれのかわいい栗毛さん。

 

 

 

 メンコをかぶって、変身(^^)

 

 右側から見ると、こういう感じ。左側から見ると、また別のデザインです。

 

 

 

 正面から見ると、

 

 

 

 アップにして見ると

 

 

 

 細やかなデザイン。

 

 

 

 

 


東京湾カップ、マンガン優勝!

 東京ダービーに向けた最後のトライアルレースでもあるのが、この3歳重賞・東京湾カップ。1着馬と2着馬に優先出走権が与えれます。

 

 全頭パドック↓

 

 

 

 ここでは戦ってきた相手が違うと力を見せつけたのが、山崎誠士騎手が手綱を取ったマンガン(川崎・田島寿一厩舎)。平和賞はヴァケーションの2着、ニューイヤーカップはロジータ以来のレコード更新をしたグリーンロードの2着、クラウンカップはウタマロの2着。

 

 どんな状況でも末脚を発揮して追い詰めるも、あと一歩のところで涙を呑み続けてきただけに、念願の重賞初制覇になりました。

 

 ちなみに、マンガン=満貫は麻雀の点数の1つだそうで、メンコは田島調教師が自らデザインしているもの。正面からも両サイドからもデザインが違ってとってもおしゃれなんです。

 

 

 

 

 

 東京湾カップdayは天気が不安定で、東京湾カップの時間帯は雨もしっかり降っていました。(レースは良)

 

 レース結果と動画はこちら

 

 的場文男騎手のサンスクリットが果敢に先手を取っていくと、1番人気のエメリットは2番手。レイワデジタルやマーヴェルクエストなども続いていき、縦長の展開。マンガンは定位置の後方から。

 

 向正面中ほどからデスティネやシナノパワーが上がっていくと、マンガンも進出。4コーナーに入ったところではエメリミットが先頭に変わって後続との差を広げていくと、3〜4コーナーからグーンと押し上げていったマンガンが、メンバー中最速の39秒2の脚を繰り出し、躍動感たっぷりに大外から強襲。

 

 エメリミットがそのまま先頭でゴールするかと思ったところを、マンガンがクビ差抜き去りました。勝ちタイムは1700m1分48秒6(良)。2着が山口達弥騎手のエメリミットが入り、この2頭が東京ダービーの優先出走権を獲得しました。

 

 

 

 

 

 山崎騎手

「いつも大きいレースで2着が続いていたので、どこかで重賞を勝たせてあげたいという思いがあったので、今日はとてもうれしいです。雨はそれまではそんなに降っていなかったので、馬場状態もそこまで変わらないと思って乗っていました。いい末脚を使ってくれました。

 

 最初のペースはそこまで上がってこなかったのですが、3コーナーくらいから動いたので、これはチャンスがあるなと思って仕掛けて上がっていきました。この馬は終いがしっかりしているので、あとは信じて追うだけでした。

 

 今は世の中が大変な状況にありますので、皆様に元気と笑顔を競馬で届けられればと思い、関係者一同頑張っています。これからも応援よろしくお願いします」

 

 

 

 口取り撮影時にもかなり激しい雨が降っていましたが、田島調教師はとてもうれしそうに我が子の写真を撮影していたので、その様子(*^-^*)

 

 

 

 田島調教師

「この大変なご時世の中、競馬を応援して頂いているファンの皆様には心より感謝を申し上げます。また、僕の騎手時代や調教師、役員としても親交のありましたが船橋の偉大なる佐藤賢二先生が先日お亡くなりになりまして、ご家族の方、船橋関係者の方には、心よりお悔やみ申し上げます。

 

 マンガンの調整がうまくいったので平常心で臨み、あとは騎手が何回も乗っているので、悔しい思いになるか、ハッピーな気持ちになるか。今日こそ決めて欲しいという気持ちで見ていて、今日はハッピーな気持ちになりました。うれしいです。

 

 次は東京ダービーですが、山崎騎手には羽田盃で勝ったゴールドホイヤーに乗るということは言われているので騎手は変更になると思います。

 

 この馬は6月生まれでどんどん充実してきているので、ダービーに向けて騎手が変わってもいいレースができるよう、馬主様、騎手、厩務員、みんなで相談しながら備えていきたいです。

 

 皆様のお陰でタイトルをひとつこの馬に取らせてあげることができました。ありがとうござました」

 

 マンガン、念願の肩掛け姿です( ;∀;)

 

 田島調教師は2008年のローレル賞をヴィクトリーパールで重賞を初制覇して以来、約12年ぶりのタイトル。担当の吉永厩務員は重賞初制覇!!!

 

 

 

 さぁ、次の大井競馬場で行われる東京ダービーの長い直線で、マンガンの末脚炸裂なるか。とっても楽しみです!!!

 

 

 

 東京湾カップ優勝おめでとうございます。

 

 マンガン 3歳牡馬

 

 馬主 大栗芳一様

 

 生産 岡田スタッド様(新ひだか町)

 

 父 アイルハヴアナザー、母 スマートストーム、母父 アグネスタキオン

 


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