フジノウェーブ記念の枠順、発表!

 2月26日に大井競馬場で行われるフジノウェーブ記念の枠順が発表されました。

 

 データ分析ができる枠順はこちらです。

 

 楽しみなメンバーがそろいましたね♪

 

 サブノジュニアと先日の報知グランプリカップを優勝したばかりのサルサディオーネ(ともに、大井・堀厩舎<小林>)が仲良く並んでいました。年末は、この間に東京シンデレラマイルを優勝したローレライもいらっしゃったという豪華な空間。

 

 サブノジュニアはこのフジノウェーブ記念で悲願の重賞制覇を狙い、サルサディオーネはエンプレス杯に向けて調整中だそうです。手前がジュニアで奥にいるのがディオーネ。

 

 

 

 

 昨日2月22日は猫の日(笑)。

 

 ちょうど小林牧場に行ってきたんですけど、小林牧場と言えば、番猫(笑)。

 

 番猫は警備中のようでいませんでした。

 

 ということで、とある日の番猫。

 

 サブノジュニアやサルサディオーネがいる方の厩舎地区をお守りしている番猫が、かなり厳重にお仕事されていました。

 

 

 

 

 

 お疲れ様です(*^-^*)

 


フェブラリーS、お疲れ様でした!

 先ほど、東京競馬場でフェブラリーSが行われました。

 

 

 

 

 

 

 南関東からは、ノンコノユメ(真島大輔騎手、大井・荒山厩舎<小林>)、モジアナフレイバー(繁田健一騎手、大井・福永厩舎<小林>)、ミューチャリー(御神本訓史騎手、船橋・矢野厩舎)と、非常に頼もしい3頭が出走。

 

 地方枠がない中で、中央馬と肩を並べて、賞金順でこの舞台に立った南関勢3頭。ノンコノユメはまた中央の舞台に立派に帰ってきて、モジアナフレイバーとミューチャリーは南関生え抜き馬で賞金をクリア。

 

 今回は再び中央所属として出走したブルドッグボスも、NARグランプリ年度代表馬という称号を引っ提げてのお里帰りになりました。

 

 ノンコノユメ↓

 

 

 

 モジアナフレイバー↓

 

 

 

 ミューチャリーは2枚。御神本騎手が頭下げちゃっているのと、ミューチャリーが目をつむっちゃっているのでタイミングが合わず(^-^;

 

 

 

 

 

 

 

 ブルドッグボスも、お久しぶり(^^)/

 

 

 

 

 

 レース結果は中央競馬のホームページでご覧ください。

 

 

 南関勢中心にレースを振り返ると、ノンコノユメは中団付近、モジアナフレイバーとミューチャリーは後方。最後はそれぞれが頑張って伸びてきましたが……。

 

 南関勢の最先着がモジアナフレイバーで6着同着、ノンコノユメは8着、ミューチャリーが11着。今は中央のブルドッグボスは13着でした。

 

 優勝したのは、クリストフ・ルメール騎手の1番人気モズアスコット(中央・矢作厩舎)でした。すごく強かったです!おめでとうございました!!!2着がケイティブレイブ、3着はサンライズノヴァ。

 

 

 6着同着 モジアナフレイバー 繁田騎手

「ゲートの中はどうにか我慢してくれましたが、スタートして芝だったので、そこで結構滑って走っていて、全然進んでいきませんでした。その分、行き脚が悪くて、あの位置になりました。あとは構えて乗るしかないですし、どちらにしても最後まで我慢をして直線勝負にしようとは思っていました。

 

 あと2列くらい前で競馬をしていたら、もっといい所までいったかもしれません。坂も全然問題はないし、マイルもいいですね。ある程度やれるのはわかりました」

 

 8着 ノンコノユメ 真島騎手

「馬自体はすごくよかったです。ゲートの中は尾っぽを持っていない分、いつもよりピリピリはしていましたが、うまく出てくれたかなという感じです。ただ、出てからが、忙しいですね。大井のサンタアニタトロフィーの時もそうですが、今のノンコの感じでは、1800mから2000mのゆっくり行った方がいいと思います。

 

 サンタアニタトロフィーの時のように腹をくくりましたが、それ以上に(周りも)速いです。馬自体はすごくよかったですし、よく頑張っています」

 

 11着 ミューチャリー 御神本騎手

「中央のダートはもっと合うかなと思いましたが、返し馬の走りからピタッと吸い付くよりも浮く感じで、ペースも速いし、走り慣れていないのは大きいと思いした。芝はそんなに合わない感じではなかったですが、こういう軽いダートはなかなか慣れていないと厳しいですね。いい経験になりました。

 

 今日はG1のマイルのペースに戸惑った部分もあったと思うし、それでもちゃんと脚は使っているので立派だと思いますよ」

 

 なお、モジアナフレイバーがこの後にドバイへ挑戦するのか気になっている方も多いと思います。福永調教師のお話しでは、前向きに考えるそうですが、まだレース直後なので馬の状態をきちっと見極めて、そこから考えたいということでした。

 

 

 

 

 

 モジアナフレイバー、ノンコノユメ、ミューチャリー、お疲れ様でした!ブルドッグボスも、お疲れ様でした!ゆっくり休んでください。


ありがとうございました! 


いよいよフェブラリーS!

 

 さぁ、いよいよフェブラリーSが近づいてきました。発走は15時40分。

 

 枠順はこちらです。

 

 ノンコノユメ(真島大輔騎手、大井・荒山厩舎<小林>)、

 

 モジアナフレイバー(繁田健一騎手、大井・福永厩舎<小林>)

 

 ミューチャリー(御神本訓史騎手、船橋・矢野厩舎)

 

 については、それぞれ書かせて頂きましたのでご覧ください。

 

 先ほどの5レース(芝1600m)で、繁田騎手が中央のハローキャンディ(7番人気)の手綱を取り5着でした。今日は南関東からも後輩たちが来ていて声援が送られていたところをパチリ。後輩たちの写真は後で掲載しますね。

 

 

 

 「久しぶりの東京競馬場は広いし乗りやすいですね。(後輩たちからの声援もありましたね)笑っちゃった(笑)」(繁田騎手)。

 

 あとは、メインを待つばかり。

 

 

 今日はパドックにお馴染みの横断幕も見られますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昼頃に撮影したものなので、その後に南関関連の横断幕が貼られていたら掲載できずすいません。

 

 こういう横断幕は関係者ももちろんうれしいでしょうが、わたしも普段はなかなか来ない場所なので(^-^;、この横断幕を拝見してとても元気になりました(^^) 皆さん、早くから駆けつけて横断幕を貼られたんでしょうね。

 

 さぁ、用意はできている(*^-^*)

 

  

 

  

 

 

 フェブラリーSという舞台に頼もしい3頭がそろって出走。そして何より、ノンコの南関東での主戦・真島騎手。モジアナの繁田騎手とミューチャリーの御神本騎手はデビュー戦からずっと手綱を取り続けている。

 

 ファンとしても、中央の大舞台にみんな元気に挑戦する姿を見られることが、すごくうれしいです。

 

 ノンコ、モジアナ、ミューチャリー、そしてブルドッグボスも!!!とにかく無事にスタートを切って、悔いのない走りをしてきてください!無事に!

 

 


フェブラリーS出走、ノンコノユメ

 ノンコノユメ(真島大輔騎手、大井・荒山厩舎<小林>)が地方所属馬として中央の舞台にお里帰りします。中央時代に2017年フェブラリーSや2015年ジャパンダートダービーなどを制しているネームバリューたっぷりの馬。

 

 昨年夏から南関東の一員になると、帝王賞3着、サンタアニタトロフィー優勝、日本テレビ盃3着、マイルグランプリ3着、勝島王冠2着、前走の東京大賞典も2着。移籍以降、古巣・中央勢を迎え撃つダートグレード競走も、南関東同士の戦いでも、馬券圏内を外すことがなく高いレベルで安定した走りを続けています。

 

 前走後は山元トレーニングセンターに出て、1月下旬には帰厩。

 

 中央時代は大外から末脚を一気に爆発させてくるイメージでしたが、現在は比較的前目からの位置でも、内から脚を伸ばしてくる形でも、競馬に幅が出てきました。ゲートに課題のあったノンコは、地方では尾っぽを取ってのスタートを切ってきましたが、中央では尾っぽを取れないだけに、そこは鍵を握ります。

 

 フェブラリーSは5年連続の出走となり、相性のいい舞台。約1年ぶりのお里帰りで、中央時代とはまた違うノンコの姿をご披露することになるのでしょうかぁ。

 

 荒山調教師と真島騎手、担当の横山厩務員は、JBCレディスクラシックの覇者ララベルを手掛けた面々としてあまりにも有名です。

 

 ララベルが引退レースとなった2017年のフェブラリーSで優勝したのがノンコでした。あれから3年が経ち、今度はノンコとともに中央へ挑戦するというのもドラマチックです。

 

 

 

 真島騎手「枠を見た瞬間は、『あ、繁田さん(モジアナフレイバー)と隣同士だ』って思いました(笑)。どっちも普段は尾持ちをしていて今回はできないのでそこは不安ですが、隣同士というのも運命でしょうね。仲良くということで(笑)。

 

 ノンコは久しぶりの中央の雰囲気に戻った時どう感じるのかは、ゲートから出てみないとわからないし、自分とは芝スタートも初めてになるので、位置取りなどは出てからしか決められないですね。

 

 尾持ちはできなくても、これまで通りに、ゲートの中では直前までノンコを触って落ち着かせてあげようと思っています。ゲートを出そうという感じではなくて、とりあえず大人しくしておいて、みんなと一緒に出てくれればなぁという感じで。

 

 これまでのフェブラリーSの映像を見ていると、その年によって流れも違うのでどんな感じになるのかはわからないですが、急かすことなく前を見ながら終いにかける感じで腹をくくって乗ろうと思います。内もいけるし外からでもいけるし、どこにでもつけられるのは強みです。3コーナー過ぎくらいまでうまくリズムにのることも重要ですね。

 

 ノンコ自体がフェブラリーSの経験があるのはプラスですし、逆に教えてもらう感じになりますかね。チャンスはあると思うし楽しみにしています」

 

 

 

 南関東に来てからはスタートで尾持ちの他に、荒山調教師が自らがゲート裏までいって、ノンコのお尻を触ってあげて落ち着かせるようにしてあげていました。今回は尾持ちができない以外にも、荒山調教師も触れることはできないので、ゲートの近くまでいき見守ってあげるそうです。

 

 「ここ2戦はお尻に力を入れなくなっているので、スタッフが尾持ちをしてくれていますが軽く触れる程度です。ただ、ノンコは頭のいい馬なので、尾っぽを持たれたら好きなことができないとわかっているような気もするので、今回は持たない分どうなのかはやってみないとわからないと思います。競馬はスタート次第ですが、あとは大輔に任せます。

 

 ララ(ララベル)からノンコへ、運命みたいなものを感じることは厩舎でも話しています。ノンコにとっても、中央所属馬としても地方所属馬としてもG1を勝つことができたらすごいですよね。ファンの多い馬なので、そんなファンの皆さんと一緒に、ノンコの夢を見られて叶えられたら最高です」(荒山調教師)

 

 

 

 横山厩務員「年齢を重ねたこともあって、以前に比べると覇気はありながらもイライラ・ピリピリした感じは少なくなってきました。それでも常にカリカリはしている馬なので、あまりテンションを上げないようスイッチを入れないように気をつけています。

 

 だからと言って、馬なので音に驚いた時に暴れたりすることはありますが、自分から暴れてテンションが高くなるような所はないですね。いつも調教は凌(調教パートナーの藤田凌騎手)が丁寧に乗ってくれています。馬運車の中では1頭だと寂しがってすごく鳴くので、今回もモジアナフレイバーと一緒なのでよかったです。

 

 ララベルがフェブラリーSを使った時はまさか勝った馬でフェブラリーSを使うようになるとは夢にも思わなったですし、これもララベルがつなげてくれた縁だと思っています」

 

 

 調教パートナーの藤田凌騎手「最終追い切りは今までで一番の伸び具合いだと思いました。日本テレビ盃の前から調教に乗せて頂くようになって、小さい馬ですがフットワークは大きくて全身を使って走る感じで、体幹も強くてブレないですね。そして、賢いです。

 

 かわいい馬に見えるかもしれませんが、走っている時は男前ですよ(笑)。こういうG1馬に乗せて頂けることはなかなかないですし、調教もめちゃめちゃ勉強になっていて、荒山厩舎の所属になることができて本当によかったです」

 

 

(ノンコノユメG1調教ゼッケン写真は横山厩務員撮影)

 

 

 ノンコ、がんばれ、がんばれ、がんばれ〜!何より無事に。

 

 


フェブラリーS出走、モジアナフレイバー

 大井生え抜き超期待の星モジアナフレイバー(繁田健一騎手、大井・福永厩舎<小林>)。姉にフローラルカップの勝ち馬オーブスプリング、叔父には高松宮記念の勝ち馬セイウンコウセイ、祖母の兄はNHKマイルカップ初代チャンピオンのタイキフォーチュンです。

 

 

 

 新馬戦はゲート内でのアクシデントで競走除外になり出走叶わず、その後は放牧休養に出て仕切り直し。再出発をし、負けなし4連勝を飾り、賞金加算をしてクラシック戦線に間に合いました。羽田盃はヤマノファイトから0.7秒差の4着、東京ダービーはハセノパイロから0.1秒差の4着。

 

 重賞初制覇を飾ったのは3歳時の勝島王冠で古馬たちを一蹴すると、そこからモジアナフレイバーの中央馬への挑戦が始まりました。最初の東京大賞典は勝ち馬オメガパフュームから2秒2差の9着。大井記念優勝を挟み、帝王賞はオメガパフュームから1秒1差の5着。

 

 その後は地元でマイルグランプリがありながらも、モジアナフレイバーを強くさせたいという馬主様と関係者の意向から、南部杯へ果敢に挑戦し、初物尽くしの中で、優勝したサンライズノヴァから0.6秒差の4着。

 

 そして、勝島王冠で連覇を飾り、前走の東京大賞典は優勝したオメガパフュームから0.6秒差の3着。一歩、一歩、一歩、もう一歩。

 

 モジアナフレイバーは中央の舞台には初挑戦。いろんな所で報じられているように、地方では尾っぽを取ってスタートを切っていますが、中央ではそれができないので、今回はスタートが最大の鍵になります。

 

 福永厩舎にとってもフェブラリーS初出走。繁田騎手もフェブラリーS初騎乗。(東京競馬場での平場の騎乗は何度か経験があるそうです)

 

 

 

 繁田騎手 「(枠順を初めて見た時に)『ノンコノユメが隣にいるなって思いました(笑)』。まずはゲートなのでそこをどうクリアするか。とりあえずモジアナフレイバーもノンコノユメも頑張って大人しくして我慢することですね。大丈夫大丈夫と言いながら。

 

 できれば前目で競馬をしたいイメージですが、ゲートから出てみないとわからないと思います。うまく出ることができたら、前目を意識してためを利かせてって感じで乗りたいです。芝はやってみないとわかりませんが、それ以外の部分では南部杯に挑戦できたことが大きいです。

 

 南部杯の時は今までにないくらいすごく入れ込んでいたので、あとは当日のテンションですね。ただ、経験した後に精神的にも大人になったというか、すごく落ち着ているので、気持ちの面でも成長してくれていると思います。

 

 今回は挑戦者ですが、いつもこの馬に乗る時は一番強いと思っているので自信を持っては乗りたいです。チャンスはあると思うので楽しみです。自分の体調も万全です!」

 

 福永調教師「モジアナらしい最終追い切りもできていい状態ですね。ゲートの尾持ちをできないので出遅れるのは想定内として、ゆっくり構えていくことができたら。レース経験を積んでいって少しずつ成長してくれていると思います。

 

 中央のG1の舞台を経験させて頂けるのはとても励みになりますし、オーナー(尾田信夫様)のお陰です。オーナーはうちの先生(義理の父でもある福永二三雄調教師)の代から馬主になられました。

 

 先生が育てたイナリワンの時代は地方から中央には挑戦できずに移籍する形しかなかったので、先生が晩年に、イナリワンみたいな馬がまた出たら、自分の名前で中央にチャレンジしたいことをオーナーに言っていました。

 

 先生はその後に行けませんでしたが、それを一緒に聞いていたので、オーナーの馬で行けるのは格好がつくのかなと。

 

 たくさんの方に応援して頂いている馬ですし、まずは無事に走って、ここをきちっと内容のあるレースをして、次のステージにチャレンジしていければと思っています」

 

 

 

 

 調教パートナーでもある担当の荒美厩務員

 

 「いつもと変わらずに問題なくきていて、いい仕上がりです。力を出せる状態ですね。今は大人になってきているし、最近の雰囲気からもゲートは心配していません。勝つことを考えて不安なく向かいます。オーナーにはとてもお世話になっていますし、オーナーに喜んでもらえるような結果になるといいです」

 

 

 

 

 モジアナ、がんばれ、がんばれ、がんばれ〜!何より無事に!!!

 

 


フェブラリーS出走、ミューチャリー

 昨年の南関東一冠目・羽田盃を御神本訓史騎手とのコンビで制した船橋生え抜き馬ミューチャリー(船橋・矢野厩舎)。

 

 東京ダービーはヒカリオーソから0.4秒差の2着、ジャパンダートダービーはクリソベリルから0.6秒差の3着。前走の川崎記念は新馬戦以来となる2番手からの競馬になりながらも、休み明けの中で4着に入りました。ゴッドインチーフの孫が、切れ味たっぷりの走りを、中央のダートの舞台で見せることはできるでしょうか!!!

 

 ミューチャリーはセントライト記念以来となる中央挑戦で、中央のG1は初挑戦。矢野厩舎も中央のG1初出走。御神本騎手のフェブラリーS騎乗は、2008年のフジノウェーブ以来となる2度目。

 

 

 

 御神本騎手 「状態はかなりいいと聞いています。外枠に入るのが多い馬ですが(7枠14番)、最初のスタートが芝なので、たぶん後ろからになるんじゃないかなと。芝コースの経験はありますが、ドハマリしている感じではなかったですが、蹄の小さい馬なのでこなせなくはないと思っています。

 

 ためて終い切れる脚があるとは言っても、中央のオープン馬たちにはそういう脚を使える馬たちがたくさんいるので、どのくらい通用できるかはやってみないとわからないですね。

 

 前走は休み明けでも内容がよかったです。ジャパンダートダービーをものさしにしても、クリソベリルから0.6秒しか負けていないですし、僕の乗り方次第ではもっとやれたかなというのもあったので、もう少し加味して考えても十分にやっていけそうな雰囲気はあると思っています。

 

(ミューチャリーは)今回だけじゃなくて、南関東の重賞路線で一線級として戦っていくいい糧というか肥やしになってくれれいいですし、そうならなくてはいけない馬なので、長い目で見てもらえたらなぁとは思います。

 

 試練の多いレースになるとは思いますが、強い馬になっていくためのいい試練として取り組んでいきたいです。そのくらいの素質というか存在の馬ではあると感じています。

 

(フジノウェーブ以来のフェブラリーSですが)自分のことよりも、馬が今年のいいスタートを切れるように。今回はブルドッグボスも中央から出るので、ボスはボスで気になりますね。当日会えるのが楽しみです。2頭とも何より無事にですね」

 

 

 

 

 森久保調教師補佐 「前回は休み明けで自分のいつもの競馬でない中でも頑張ってくれて、いい走りはしてくれたと思っています。休み明けを一度使ったことで気合いのりも雰囲気もよくなって、いい感じに仕上がりました。

 

 普段はテンションの上がりやすい所があるので上がらないように気をつけていますが、初めて中央に行った時もいつもとはそんなにも変わらなく挑むことができました。

 

 普段の調教からも左回りはいいですし(調教パートナーは元騎手の小林照男調教専門厩務員)、マイルになるのもいいです。期待はしていますが、あとは相手関係ですね。初めての中央のG1なのでワクワクしています!!!」(森久保調教師補佐)。

 

 

 

 ミューチャリー(御神本騎手風に言うと、ミュータロー(^^))、がんばれ、がんばれ、がんばれ〜、無事に!!!

 


フェブラリーSに挑戦した地方馬たち。

 フェブラリーS、いよいよ当日になりました。

 

 今年は、ノンコノユメ(真島大輔騎手、大井・荒山厩舎<小林>)、モジアナフレイバー(繁田健一騎手、大井・福永厩舎<小林>)、ミューチャリー(御神本訓史騎手、船橋・矢野厩舎)と、頼もしい3頭が出走します。

 

 過去にはどんな馬たちがフェブラリーSに挑戦しているのでしょうか。ちょっと即席で調べてみたので違っていたらすいません。最近の挑戦から、地方馬がフェブラリーSに出走することができるようになった交流元年の1995年まで遡ってみました。

 

 2018年 ララベル 真島大輔騎手 15着

 

2015年 ハッピースプリント 吉原寛人騎手 11着、サトノタイガー 三浦皇成騎手 15着

 

2012年 ナイキマドリード 戸崎圭太騎手 16着

 

2011年 フリオーソ ミルコ・デムーロ騎手 2着

 

2008年 アンパサンド 戸崎圭太騎手 10着、フジノウェーブ 御神本訓史騎手 12着、 ビッググラス 今野忠成騎手 13着

 

2007年 アジュディミツオー 内田博幸騎手 14着

 

2006年 アジュディミツオー 内田博幸騎手 7着

 

2004年 ミツアキタービン 東川公則騎手 4着、トーシンブリザード 12着 石崎隆之騎手、ハタノアドニス 内田博幸騎手 14着

 

2002年 トーシンブリザード 石崎隆之騎手 2着、トーホウエンペラー 5着 菅原勲騎手

 

2001年 アローセプテンバー 張田京騎手 10着、ナショナルスパイ 佐々木竹見騎手 12着

 

2000年 メイセイオペラ 菅原勲騎手 4着、アローセプテンバー 左海誠二騎手 7着、オリオンザサンクス 早田秀治騎手 15着

 

1999年 メイセイオペラ 菅原勲騎手 優勝

 

1998年 バンチャンプ 佐藤祐樹騎手 15着

 

1997年 マリンオーシャン 金井正幸騎手 14着、アカネタリヤ 藤江昭徳騎手 15着、エフテーサッチ 松井達也騎手 16着

 

1996年 アマゾンオペラ 石崎隆之騎手 5着、ヒカリルーファス 早田秀治騎手 12着、ハシノタイユウ 高橋和宏騎手 15着

 

1995年 ホクトタイクーン 久保田信之騎手 10着、オーディーン 向山牧騎手 16着

 

 

 1999年に岩手の雄メイセイオペラが優勝してから21年。

 

 南関勢としての過去最高が、2011年のフリオーソと2002年のトーシンブリザードがともに2着。

 

 南関勢悲願の中央のG1制覇。

 

 今年は、ノンコノユメ、モジアナフレイバー、ミューチャリーに託されました。

 

 


ユングフラウ賞振り返り。

 ユングフラウ賞の優勝馬レイチェルウーズと2着のアクアリーブルについては、先ほどの記事に書かせて頂いていますのでご覧くあさい。

 

 桜花賞の優先出走権ユングフラウ賞組で3枚目の切符を手にしたのは、笹川翼騎手を配した11番人気ポピュラーソング(船橋・新井厩舎)でした。

 

 これが15戦目というキャリアと全国遠征経験も豊富なタフな女の子。南関東の短距離戦では崩れることなく高いレベルで走り続け、今回もしっかり権利をつかんだのは立派ですね!!!

 

 担当は女王クラーベセクレタを手掛けた野田厩務員ですよぉ。

 

 

 

 「小回りもいいですし、メリハリのついた競馬ができました。一つでも上の着順をという気持ちで乗っていたのですが、切れでは勝ち負けもできるくらいに匹敵するものがあって、うまくはまってくれました。選択肢が広がる競馬になりましたね」(笹川騎手)。

 

 

 なお、惜しくも権利は取れませんでしたが、4着には中央からの移籍緒戦だったボンボンショコラ(浦和・小久保厩舎)が入りました。

 

 「いいスピードはありますが、ちょっと余裕があったかもしれませんね。一回使われていたら残せていたかなと。3コーナー手前からフラフラし始めて、息遣いもよくありませんでした。スピードはあるし、次は面白いと思いますよ!」(左海誠二騎手)

 

 


アスカリーブルの忘れ形見アクアリーブル、桜花賞出走権利を獲得!

 ユングフラウ賞を優勝したレイチェルウーズについてはこちら

 

 2着は山本聡哉騎手が騎乗した7番人気アクアリーブル(船橋・佐藤賢厩舎)でした。

「周りが速くてあの位置になりましたが、理想通りの競馬はできました。操縦性もあるし、最後は伸びてくれましたね。反応のいい馬です」(山本騎手)

 

 何度も書かせて頂いているように、アクアリーブルのお母さんは、兵庫と南関東で大活躍したアスカリーブルです。

 

 新生ファームさんのお話しでは、アスカは子供の面倒をよく見るいいお母さんだったそうです。

 

 アスカが亡くなり、産駒はアクアリーブル1頭。忘れ形見のアクアリーブルが、この世に生まれてきて、無事にデビューまでたどりついて、初勝利をあげて、北海道からの岩手遠征で重賞まで勝って、アスカお母さんが優勝したユングフラウ賞に出走することができて、桜花賞へ出走する権利もつかみました。

 

 この権利がなければ、桜花賞には賞金面で出走するのはかなり厳しかったと思われます。とてもとても大きな桜花賞への切符をつかみました。

 

 現在のアクアリーブルの担当は、牝馬クラシック三冠馬のチャームアスリープを手掛けた高橋厩務員です。

 

 

 

 

 アスカお母さん、すばらしい仔を送り出しました。そして、アスカのお母さんで、アクアリーブルのおばあちゃんにあたる、ステキナデアイ。アスカに続いてアクアリーブルと、素敵な出会いをプレゼントしてくれました。

 

 現役時代のアスカ↓

 

 

 

 娘のアクアリーブル↓

 

 

 

 アクアリーブル、このまま何より無事に、今度は桜花賞で会えることを楽しみにしています!

 

 アスカお母さんも、娘の活躍をお空の上から見守っているかな。

  

 

 


プロフィール
カレンダー
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
<< February 2020 >>
記事
カテゴリー
月別
検索する
その他
モバイル
qrcode