昨年、平成最後の4月30日に浦和競馬場からデビューした福原杏(ふくはらまい)騎手。
昨年の勝ち星は通算62勝。
浦和競馬によると、この数字は、1973年以降、南関競馬でデビューしその年の12月までの勝利数の記録になるそうです。(これまでは笹川翼騎手が持つ43勝)
ちなみに、去年の浦和競馬場でのリーディングは、1位が森泰斗騎手(70勝)、2位は左海誠二騎手(55勝)、3位が福原騎手(41勝)。
「水野先生にもいろいろ教えて頂いて、乗せてくださった馬主さん、関係者の皆さんに本当に感謝しています。ただ、勝たせては頂いたのですが、内容としてはあまりよくなかったなぁと思っていて、満足はしていません。今、壁にぶち当たっています(苦笑)。
今年はもっと丁寧に乗るように心掛けながら、内容も勝ち星も上げていきたいです。制裁は少なく勝ちたいです」(福原騎手)。
福原騎手の師匠は、北関東のスタージョッキーだった水野貴史調教師で、初のお弟子さん。
水野調教師は福原騎手のデビュー時から、「気づいたことは伝えるつもりですが、あとは自分の努力次第ですから。浦和を盛り上げて、南関で上位に来るような騎手に育てていきたいです」と温かく見守ってきました。
師匠と弟子をパチリ。↓
そんな福原騎手はこれから大忙し。
21日には高知競馬場の全日本新人王争覇戦に出場。
さらには、28日に川崎競馬場で行われる佐々木竹見ジョッキーズグランプリでは、中央・地方の名手たちに浦和代表として挑むことになりましたよ。デビュー2年目でこの大舞台へ。
出場騎手はこちら。
さぁ、福原騎手からますます目の離せない1年になりますね。