繁田健一騎手は、左側胸部打撲傷、左大腿部打撲傷のために、今日も騎乗変更しました。
渡辺マネージャーのお話しでは、このまま浦和開催はお休みするそうです。
お大事にしてください。
浦和6レースで、モリデンテキーラ(保園翔也騎手、浦和・山越厩舎)がスタート直後に落馬競走中止。
モリデンテキーラはつかまり、厩舎に帰ったそうです。
保園騎手はその後のレースも騎乗しています。
(記事協力 浦和競馬)
先ほど、浦和競馬場で行われたニューイヤーカップは、森泰斗騎手が手綱を取った1番人気グリーンロード(川崎・高月厩舎)が逃げ切りの大差勝ち。2着のマンガンに2秒差。勝ちタイムは1600m1分40秒0(重)。3着がファルコンウィング。
レース結果と動画はこちら。
「世界の森に託す」と、レース前に言っていた高月調教師(^^)
そんな森騎手もゴール後はグルリと振り返って、後ろとの差を確認したほど。「強くてびっくりしました」(森騎手)。
重賞での大差勝ち、しかも、このタイムが衝撃!!!
ニューイヤーカップは今年で63回目の伝統の一戦。
今、調べてみたのですが、1958年からこのレースが始まり、1961年からマイル戦になり、1989年にロジータが優勝した時の1分41秒1がレースレコードになっていましたが、グリーンロードが1秒1も上回り、31年ぶりの更新!!!
ひゃぁ〜〜!!!川崎・高月賢一厩舎から、またまたすごい馬が出てきましたね。
この後は京浜盃を予定しているそうです。
3歳重賞・ニューイヤーカップ(浦和・1600m)が行われます。データ分析ができる枠順はこちら。
現時点でのオッズは、グリーンロードとファルコンウィングの一騎打ちムード。前回インパクトたっぷりの走りをした馬たち2頭、どんな戦いになるのでしょうか。
〇1枠1番 ピアノマン(本田正重騎手、船橋・佐藤賢厩舎)
「もっと走れる馬だと思いますが、パッとしない内容ですね。この間はササ針明けだったので、2戦目で変わってきていると思います。浦和コースも勝っているので問題はありません。4、5番手の競馬でどのくらいやれるか」(佐藤調教師)。
〇2枠2番 グリーンロード(森泰斗騎手、川崎・高月厩舎)
「前走は強い競馬をしてくれて、状態もいい意味で平行線です。初馬場は気にしないタイプだと思いますし、内枠の偶数を引けたのもよかったです。スタートがよければ行ければいいですし、速い馬もいるので行けない時は2番手外などもまれずに走れれば。乗り方は、『世界の森』に託します」(高月調教師)。
〇3枠3番 ファルコンウィング(左海誠二騎手、浦和・小久保厩舎)
「(前走の3秒8差は圧巻でした)元々の力はこのくらいやれると思うのですが、トラウマで走れない所があったので、前走は地元コースで落ち着いて走れたのもよかったと思います。そういうトラウマがなければヒケの取らない力はある馬なので、今回もすごぶる状態はいいので楽しみにしています」(小久保調教師)。
〇4枠4番 マンガン(山崎誠士騎手、川崎・田島厩舎)
「放牧先では1週間ほどゆっくりしてから乗ってきました。12月下旬に帰厩。浦和向きではないですし、休み明けということで切れももう少しですが、馬は元気なので頑張って欲しいです」(田島調教師)。
〇5枠5番 モリデンスター(保園翔也騎手、浦和・山越厩舎)
「(ゴールドヘッドの甥っ子で、山越厩舎にいたアローフィールドの息子というゆかり深い血統ですね)スピードと気性のきつさはお母さんに似てるかな(ゴールドヘッドおじさんにも似ているような(^^))。スピードと瞬発力のあるタイプで、もまれても大丈夫そうです。状態は維持しているし、実績はある馬なので頑張って欲しいです」(山越調教師)。
〇6枠6番 ヒイロメープル(吉原寛人騎手、大井・森下厩舎)
「前走は馬場が悪くて返し馬からのめっていました。馬場も悪くて、初コース、初ナイターと、まだ気持ちの弱い所もあるので、集中して走れていないので参考外です。
相手は上がりますが、現状では逃げるのと番手とでは、フットワークも集中力も違います。ハナに行くつもりで行かせたいです。気分よく走れれば能力はあるのでヒケは取らないと思っています。浦和コースは初めてなのでやってみないとわかりませんが頑張って欲しいです」(森下調教師)
〇6枠7番 チョウライリン(的場文男騎手、浦和・小久保厩舎)
「前走は斤量などもありましたが、今回は前走以上にビシッと仕上げてきました。レースは前を行く馬たちを見ながら、的場ポジションになるのかな。この馬も力がある馬なので期待しています」(小久保調教師)。
〇7枠8番 マナーザマジック(今野忠成騎手、川崎・山崎裕厩舎)
「前走は出遅れて挟まってしまい力を出し切れていないので、今回はスタートを決めることができれば。ごちゃつくよりも逃げた方が伸び伸びと走れる馬。ベストは1400mだと思いますが、マイルでも展開次第。追い切りもいい動きだったので頑張って欲しいです」(山崎調教師)。
〇7枠9番 ユウユウグリュック(秋元耕成騎手、浦和・横山厩舎)
「いつも頑張ってくれています。相手は強くなりますが状態もいいので、一つでも上の着順を目指したいですね」(横山調教師)。
〇8枠10番 シナノビクター(増田充宏厩舎、川崎・高月厩舎)
「相手なりに走ってくれる馬なので、相手は上がりますがどのくらいやってくれるか」(高月調教師)。
〇8枠11番 キョウエイカラー(酒井忍騎手、浦和・小澤厩舎)
「状態はいいですし、強い相手ともまれて今後に生かして欲しいです」(小澤調教師)。
最近では、のちのクラシックホースたちを多く輩出しているこのレース。未来のクラシックホース探しという部分でも楽しい1戦ですね。全人馬無事に。
発走は15時45分。