さぁ、今日は大井競馬場でマイルグランプリが行われます。この大井開催初日から夜はかなり寒くなりました。しっかり暖かくしてお出かけになった方がいいと思います!
大井競馬ホームページ内の重賞コーナーに、追い切り動画、陣営インタビュー、コラムが掲載されています。
コラムには、
大井・荒山厩舎<小林>の4頭、ノンコノユメ(御神本訓史騎手)、トロヴァオ(的場文男騎手)、ワークアンドラブ(笹川翼騎手)、ロイヤルパンプ(今野忠成騎手)。
サブノジュニア(矢野貴之騎手、大井・堀厩舎<小林>)、リッカルド(石崎駿騎手、船橋・佐藤裕厩舎)、グレンツェント(森泰斗騎手、大井・藤田厩舎)について掲載しています。
浦和・小久保厩舎は3頭出しです。アンサンブルライフ(繁田健一騎手)、リアライズリンクス(町田直希騎手)、ジョーストリクトリ(保園翔也騎手)。
「(ストリクトリは)最終追い切りでは動かせばいくらでも動く感じで、立ち直ってきたと思います。行きたがるところがあるので、枠次第ですが、あえて抑えずに行かせてみたらどうだろうと思っています」
(アンサンは)最終追い切りは自ら動く気持ちを出していたので、身が入ってきたかなという感じはします。これまでとはちょっと違う動きをしていたので、目覚めてもらいたいです。交流でもやれる力のある馬なので。
(リンクスは)前回、『こんな9歳馬いないですよ』と、町田騎手は言ってくれました。年齢を重ねても元気はいいですし、地力に期待したいですね」(小久保調教師)
サブノクロヒョウ(藤本現暉騎手、大井・阪本厩舎)
「状態は維持できています。マイルは忙しいかもしれませんが、すんなりした競馬でどこまで頑張れるかですね」
ゴーディー(安藤洋一騎手、大井・赤嶺厩舎)
アラブの名馬たちの血が流れているサラ系ゴーディーはサンタアニタトロフィー2勝している重賞ウイナー。大井最年長11歳馬、今日が94戦目です。この年齢まで走り続けていること自体が本当にすごいことで、今もなおスタートの速さは一級品。
ソッサスブレイ(和田譲治騎手、船橋・山本厩舎)
2年前の東京湾カップの勝ち馬で、その年のマイルグランプリは5着。ダイアモンドコアのお孫さん。
ダノングッド(吉原寛人騎手、大井・宗形厩舎)
「前回はスタートで後手を踏む形になったので参考外ですね。前回も状態はよかったですが、さらに素軽くはなってきました。距離実績もあるのでこなせると思いますし、すんなり先行できれば」(宗形調教師)。
フォーハンドレッド(吉井章騎手、大井・吉井厩舎)は中央4勝馬で、南関東移籍初戦。吉井竜一調教師は厩舎を開業して初の重賞の舞台で、息子の章騎手と一緒に挑みます。
「疲労のたまりやすところがあるので、ここまで間隔を空けてじっくり調整をしてきました。A2クラスからの重賞挑戦で、移籍しての初戦なので手探りの部分はありますが、パワーはありますね。距離はもっと長い方が持ち味は発揮してくれそうですが、マイル戦でも2つ勝っているのでこなして欲しいです。リズムよく進めてどのくらい頑張ってくれるかですね。
(調教師として重賞初挑戦することについては)重賞に出るような馬を入れて頂いたこともありがたいことですし、章と一緒に出られるのもうれしいです」(吉井調教師)。
吉井親子で重賞を勝つ!!!というのも、吉井調教師の夢のひとつでもあるそうですよ。
そして、そして……。南関東の重賞を4つ制したハーちゃんことザッハーマインの初仔マインシャッツ(中島龍也騎手、大井・橋本厩舎<小林>)が、南関東移籍初戦を迎えます。ザッハーマイン、カッコかわいい女傑でした!ザッハーマイン産駒が南関競馬で走るのも初めてです。
マインシャッツは中央5勝馬で、重賞レースに出走したこともありました。
「ズブさがあって普段の雰囲気ではちょっとわかりにくいところがあります。肉体面では若さがあって、跳びのきれいな馬でフットワークからはやってくれると思っています。今後につながる走りをして欲しいですね」(橋本調教師)。
金沢から期間限定騎乗で来たことのある中島騎手にがっちり闘魂注入をしてもらいながら、どんな走りを見せるのでしょうか。そして、今後どう変わっていくのでしょうか。
ザッハーマインのお子様が南関東で走ること、とてもとても楽しみでたまりません!!!
発走は20時10分です。