さぁ、オーバルスプリントが近づいてきましたね。データ分析ができる枠順はこちらです。11月4日に浦和競馬場で実施されるJBC競走。JBCスプリントと同じ距離で実施されるだけに、そこを見据えて参戦してきた馬たちもいるでしょう。中央から強豪たちが出走してくる中、南関東も頼もしい馬たちが登場します。
ブルドッグボス(御神本訓史騎手、浦和・小久保厩舎)とノブワイルド(左海誠二騎手、浦和・小久保厩舎)。
先日、最終追い切りが行われ、ブルドッグボス、ノブワイルド、そして別のレースに出走予定のダノンイーグルが、野田トレセンから浦和競馬場にやって来ました。実際見ていると、3頭だけしかいないのに、狭く感じさせるような威圧感たっぷりの空間。
ブルドッグボス↓
担当は引き続き、橋本厩務員。騎乗者は橋本騎手。
ノブワイルド↓
担当は小久保厩舎のマドンナ・池田厩務員。騎乗者は橋厩務員。
参考までに、YouTubeにはアップしていたのですが、
ブルドッグボスの最終追い切りはこちら。引き返してくる時の表情はこちら。
ノブワイルドの最終追い切りはこちら。引き返してくる時の表情がこちら。
ブルドッグボスは2年前のNARグランプリ短距離馬を受賞するなど実績はピカイチなのは皆さんもご存知のこと。前走は北海道所属としてクラスターカップを御神本騎手の手綱で出走し、勝ち馬から0.8秒差の5着になり、再転厩の初戦。
ノブワイルドは昨年のオーバルスプリントで念願の重賞初制覇。さらにパワーアップしている印象で、目下重賞2連勝中。このクラスの馬が、中7日で重賞連勝してしまうというのにも驚きました。トモなどがしっかりして体がかたまってきたことで、7歳にして素質が一気に開花した印象。
「(ブルドッグボスは)ここに照準を合わせて仕上げてきました。地元で走れるのはいいし、さきたま杯の頃よりコンディションはいいですね。追い切りも負荷をかけてしっかり行いました。(ノブワイルドは)かたまってきたことで痛みも出なくなって、覚醒した感じですね。状態も上向いているし、行くしかないです!(逃げ宣言)」(小久保調教師)。
今回から南関東の一員になったのが7歳馬ダノングッド(吉原寛人騎手、大井・宗形厩舎)です。中央6勝馬で、2年前の東京スプリントは勝ち馬から0.2秒差の4着。オープンクラスを中心に走ってきた馬ですが、成績だけを考えても、これから非常に楽しみな馬が仲間入りをしましたね。
馬房に佇んでいるだけなのに、その雰囲気たっぷりな姿は惚れ惚れしてしまいます。。。
「本気を出した時の力はすごいです」(菊地厩務員)。「フワッと走るんですが、仕掛けるとアクセルのひと踏みでガツンと一気に力が入るような感じは、これまでにないですね」(調教パートナー・山田調教師補佐)。
「入厩当初は硬さも見られましたが、徐々に良化して、順調に攻められています。まだ上積みはありそうですが、満足のいく状態で出走させられますね。成績を考えても劣ってはいないと思うので、これから地元の重賞はもちろん中央馬たちが入っても活躍できるように頑張って欲しいと思います」(宗形調教師)。
エッシャー(笹川翼騎手・浦和・小久保厩舎)、デイジーカーニバル(繁田健一騎手、船橋・佐藤賢厩舎)、リボンスティック(福原杏騎手、川崎・山田質厩舎)、ミヤジマッキー(國分祐仁騎手、浦和・冨田厩舎)、中央のノボバカラには藤本現暉騎手が騎乗。福原騎手は重賞初騎乗になる、かな?!
全人馬無事に。
発走は16時35分。