川崎の岡村裕基(おかむらひろき)騎手が、13年ぶりの再デビュー!所属は川崎の鈴木義久厩舎。
今日の1レースから騎乗しました。7番人気のエンジェルアイズ(川崎・山崎裕厩舎)で5着。
「去年1年間は(厩務員として)競馬場に来た時に一度も雨が降っていなかったのに、今日は雨ですね(苦笑)」と岡村騎手。再デビューできた嬉し涙ということで(^^;↓
勝負服は『胴赤青縦じま、そで赤』で、以前騎手をしていた時に着ていたもの。
そもそもどうしてこの勝負服なのかというと、縦じまは当時のお気に入りのデザインで、色に関してはデビューした時の鳥飼元脩調教師に決めてもらったものなんだそうです。
「久しぶりの分、馬に乗ったら緊張感はあったし、感覚は戻っていません。でも、またこうやってレースに乗ることができて、うれしかったし、やっぱり楽しいものですねぇ。感慨深いものはあります」と岡村騎手。
岡村騎手は教養センター49期。南関東では船橋の石井勝男調教師と、今は中央にいる内田博幸騎手と同期生になるそうです。騎手時代の代表馬は1997年スパーキングレディーカップを制したオートメンデス。
騎手引退後は、川崎競馬場の厩務員や調教専門厩務員などをやってきたそうですが、自分で調教に乗るにつれ、再び騎手に戻りたいという思いが強くなり、4回目の試験で合格。
13年の月日が流れ、岡村騎手も48歳。
160センチ、ベスト体重は49キロ。体形は以前騎手をしていた頃と全く変わらないそうです。お酒は飲まないタイプで甘いものも食べないからかな、とのことでした(見た目はお酒が強そうですが(^^;)。
厩務員さんを経験してきたことで、厩務員さんたちの1頭に対しての深い思いがとてもわかるようになり、これからはその気持ちを大切にしながら騎乗していきたいと岡村騎手は言っていました。
年齢的には大ベテランさんなのですが、再デビューということで新人さんお馴染みのポーズをして頂きました(*^_^*)
どうしても48歳という年齢に目がいってしまいますが……。
「森下さんもいるし、的場さんもいるし、年齢は関係ありません。体力には自信があります。再デビューすることができたので、体が続く限りは乗りたいです。成績を挙げて、また大きいレース乗って勝ちたいですね」(岡村騎手)。
これからの岡村騎手を楽しみにしております!