今日の大井開催、いろんなことがありました。
メインレースの墨田川オープンでは、王者ハッピースプリント(大井・森下厩舎)が初騎乗の御神本訓史騎手を背にして、圧巻の勝利。道中は中団後方から。最後の直線に入り残り200m付近から一気にライバルたちを抜き去ったあのシーンは、何も言葉になりませんでした。これがハッピーの地力……。
南関で優勝したのは2015年12月の浦和記念以来。大井競馬場で優勝したのは2014年6月の東京ダービー以来。ハッピーも今年8歳。
「いろんな思いのある馬なので、特別にうれしかったですし、感動しました。馬とオーナーに感謝です。今年の目標はハッピーを復活させることなので、大きいところを取らせてこそ、恩返しだと思っています。次はもっと変わってくると思います」(森下調教師)。
この後はブリリアントカップに向けて調整をしていくそうです。
またハッピーについてはお伝えします。心が震えた。。。
そして、同じレースには、11歳ゴーディー(大井・赤嶺厩舎)と10歳ムサシキングオー(大井・栗田泰厩舎)の大井生え抜きコンビの姿を見られたのもうれしくて( ;∀;) 2ショットが撮れたのもうれしくて( ;∀;) 年齢制限のある南関で、こんなにも長く現役を続けているのはすごいことです。
結果が全ての世界かもしれないけれど、ゴーディーとムサキンくんにも、こんなにも長い間この場所で会うことができて、本当にありがとうございますと、ファンの1人としても心から思うのです。。。
ゴーディー&ムサキンくん、大好きです(*^_^*)
ついに出た出た!我らがアジュディミツオーの大物産駒アジュディカグラ(大井・田中厩舎<小林>)。今日のアザレア特別(1200m)に出走し、西啓太騎手を背に完勝。これで4連勝!!!
これまでは逃げて勝ってきた馬が、今日はポッコリ出遅れ番手から砂をかぶる競馬。それでも、最後は力強く伸びた姿は、今後に向けても非常に内容のあるレースになったと思います。
この後は優駿スプリントトライアルから優駿スプリントへ。
最近新しく南関ファンになった方は、アジュディミツオーという馬のレースを見たことがない方もいるかもしれません。ホントにすごい馬だったんです。強くて速くてカッコよくて全てを兼ね備えているけど、お茶目なところもあって、魅了される馬でした。アジュディミツオーは、わたしたちの誇りでした。
南関以外の地区ではミツオー産駒の重賞ウイナーも誕生しているのですが、このミツオーが走った南関で、ついに重賞を意識できる馬が出てきてくれたことに泣けてきます。。。
このまま無事にいって欲しいと、今はそれしかありません。
後日特集記事を書かせて頂こうと思って短めに書くつもりが、やっぱりミツオーのことになると熱くなってしまう(^^; なお、アジュディミツオーは生まれ故郷の藤川ファームさんで、種牡馬生活を送っていますよ〜!
最終レースは我らがリーディング・森泰斗騎手がアースブラウン(大井・村上厩舎)を勝利に導き、地方通算2500勝を達成しました。
「通過点の数字ですが、残り1つになって足踏みをしてしまったので、改めて競馬でひとつ勝つことの大変さを感じました。僕は廃止した競馬場から来ましたが、皆さんからすごくよくして頂いてきました。
騎手ならみんな、うれしいことや大変なこと、苦労してきたことはあると思いますが、そういう中でも自分なりに頑張ってきたので、感慨深くもあります。
まだまだ勝ちたいです。最近は具体的な数字はあえて考えてないのですが、これからもつきなみですが、ひとつでも多く勝ちたいです。偉大過ぎる先輩たちもいますが、少しでも近づいていけるように技術を磨いていきたいです」(森騎手)。
そして、遡って、1レースでは瀧川寿希也騎手がハーレムノクターン(大井・市村厩舎)を勝利に導き、地方通算500勝を達成。
先ほども書いたように、わたしは野田トレセン取材から大井競馬場へ来たので時間的に間に合わず。
ということで、ここでは懐かしい1勝目の写真をアップ(*^_^*)
ここから積み重ねていって500勝を挙げたのですね。
瀧川騎手、これからさらに1000勝、2000勝と見ていきたいですよ。
ということで、駆け足になりましたがお伝えしました。
南関競馬、楽しいです(*^_^*)