フリオーソ産駒、南関重賞2週続けて勝利!

 南関の、地方競馬の、総大将だったフリオーソ。

 

 現役引退後は、ダーレー・ジャパンスタリオンコンプレックスで種牡馬生活へ。

 

 フリオーソ産駒3世代目から、南関重賞勝ち馬が誕生。

 

 昨年は平和賞を勝ち、先日の雲取賞で逃げ切り勝ちを収めて、2つ目のタイトルを獲得したヒカリオーソ(瀧川寿希也騎手、川崎・岩本洋厩舎)↓

 

 父フリオーソと母ヒカリヴィグラスの愛息。南関東にゆかり深い血統↓

 

 

 

 

 

 

 先ほど行われたユングフラウ賞は、ポッドギル(矢野貴之騎手、大井・鈴木啓之厩舎)が逃げ切り勝ち。

 

 父フリオーソと母カネショウメロンの愛娘。こちらも南関にゆかり深い血統↓

 

 

 

   

 

 

 フリオーソが南関の砂上を去ってから約6年が経ちました。

 

 

 

 現役時代も父になってからも、南関の砂上を魅了し続けています。

 

 


ユングフラウ賞が行われます。

 さぁ、南関東牝馬クラシック1冠目・桜花賞のトライアルレース、ユングフラウ賞(浦和・1400m)が迫ってきました。毎年お伝えしているように、桜花賞に出走することは本当に大変なこと。今年も激戦になることが考えられています。

 

 このユングフラウ賞は1着馬から3着馬までに桜花賞への優先出走権が与えられるので、とてもとても大きな権利。

 

 ここではまだお伝えしていない馬たちについてお届けします。

 

〇 トーセンターコイズ(本田正重騎手、船橋・山中厩舎)

「前走後、蹄を痛めて放牧休養に出しましたが、向こうでも坂路をしっかり乗ってきて、いい状態で出走させられます。距離はどんなものか、ここでの走りを見てみたいです」(山中調教師)。

 

〇 ポッドギル(矢野貴之騎手、大井・鈴木厩舎)

 

 フリオーソとカネショウメロンの愛娘さんです!!!

 

 

 

「いい感じに仕上がっています。調教では左回りも対応してくれていて小回りもこなしてくれそうです。どこからでも競馬ができる馬で、ここでどんな走りをするのか楽しみです」(鈴木調教師)。

 

〇 ラブミーピンク(西啓太騎手、大井・堀厩舎<小林>)

 

 

 

 「前走は外を回る形になってうまく流れにのれず力を出し切れませんでした。その後も順調に進めてきて、初コースも気にするような馬じゃないので、あとはスムーズに走ってくれれば」(堀調教師)。

 

〇 ビービーガナール(吉原寛人騎手、川崎・武井厩舎)

 

「人気はないと思いますが、移籍してから3連勝で、時計もいいです。調教の感じでは左回りはいいですね。このメンバーとどんな走りをしてくれるか楽しみです」(武井調教師)。

 

〇 マーチャンスルー(森泰斗騎手、川崎・高月厩舎)

 

 「外目の枠に入りましたが、行きたい馬がいっぱいいるので、5、6番手から進めてどんな競馬になるか」(高月調教師)。

 

〇 マルパソ(町田直希騎手、川崎・鈴木義厩舎)

「前走は馬場慣れてをしてしまった感じで、行きたがって力んでいました。初めてのところは結果を出しているので、今回も期待しています。速い流れになるだろうし、大外枠に入ったので見ながら進んでいくイメージですね」(鈴木調教師)。

 

 発走は16時15分。

 

 


スティールティアラ

 さぁ、北海道の重賞戦線でも活躍してきたスティールティアラが、大井の高野毅厩舎に移籍して初戦を迎えます。鞍上は引き続き、桑村真明騎手騎乗。

 

 

 

 高野調教師がつきっきりで調教にも乗り続けてきたそうです。北海道での実績を考えれば、ここであっさりがあっても何ら不思議ではないでしょう。

 

 「スピードの絶対値が違うし、秘めているものは感じます。仕上がりに関しては物足りなさもあるのですが、これでいいという手応えも感じています。左回りの練習もやって来て、フォーム改善もしてきました。

 

 今回もスピードを生かす競馬になると思いますが、変わらずに桑村騎手が乗ってくれるのは心強いです。互角以上に戦えるものは持っていると思いますし、今回は12番目で出走ができたのですが、そういう幸運も生かしたいです」(高野調教師)。

 

 担当はアイチャンルックなどを手掛けてきた野澤厩務員。

 

 高野厩舎と言えば、TCK女王盃では所属馬マルカンセンサーが2着に入り、わかせてくれました。

 

 厩舎のこの勢いで、人馬ともに重賞初制覇を目指します!

 

 


シントーアサヒ

 デビューから負けなし3戦3勝、圧倒的なパフォーマンスをしてきたシントーアサヒ(左海誠二騎手、船橋・佐藤裕太厩舎)が、ついに重賞の舞台へ!!!ワクワクします!!!

 

 普段調教にも乗っている佐藤裕太調教師にお話しを伺いました。

 

 Q 仕上がりはいかがですか? 

 A 悔いのない満足のいく仕上がりです。あとは結果がついてきてくれれば。

 

 Q 今回は初物尽くしですが。

 A デリケートなところはありますが、レースに行くとしっかりして堂々として、精神的に強い馬だです。物見をする時もありますが、一回見たら覚えてくれます。日頃から根本は大人しい馬なので、輸送はこなしてくれると思っています。

 

 小回りの浦和コースは走ってみないとわかりませんが、手先も器用ですし、状態もいいのでこなしてくれると思っています。

 

 Q砂をかぶる競馬になったとしたらどうなのでしょう?

 A競馬は出たなりになるとは思いますが、能力試験の時に砂はかぶっていて、かぶっても問題はなかったですし、かぶった後に外に出しても反応よく伸びてくれました。能力試験の時から競馬を知っているのかな?って思う内容でしたね。センスがあります。

 

 Q左海騎手と同期生コンビで挑むこの戦いへの意気込みは?

 A牝馬ですし、初物尽くしですし、やってみないとわからないところはありますが、ヒケは取らない能力はあると思うし、楽しみの方が大きいです」

 

 

 

 前走の参考リポートはこちら

 

 担当は宇都宮時代に厩務員として3冠を制した今川厩務員です。

 

 無敗の重賞ウイナーが誕生するのでしょうか?!

 

 そして、佐藤調教師が調教師になってから思い描いてきたという、仲良し同期の左海誠二騎手と、重賞を一緒に勝つことができるでしょうか?!

 


トーセンガーネット&ホウショウレイル

 さぁ、ユングフラウ賞には、浦和の小久保厩舎から強力な2頭が参戦してきます。

 

 トーセンガーネット(笹川翼騎手騎乗)とホウショウレイル(御神本訓史騎手騎乗)。

 

 トーセンガーネットは前走のニューイヤーカップを優勝して重賞ウイナーの仲間入りをしました。この時に2着だったのはフリオーソ産駒のヒカリオーソで、そのヒカリオーソが先日の雲取賞を完勝したばかり。

 

 2歳時には果敢に長距離遠征なども行い、兵庫ジュニアグランプリでも4着に入るなど、強い競馬をしてきました。

 

 担当の水上厩務員はジャジャウマナラシやジョーイロンデルなどを手掛けてきましたが、トーセンガーネットについては、「めちゃめちゃ大人しいです。エサも食べてくれるし、メンタルもぶれないし、どこに行っても体重の増減も多くありません。とても優等生です」と褒めています。

 

 

 

 これから続いていくクラシック戦線でも中心的存在になっていくでしょうが、前哨戦のここはどんな走りを見せるのでしょうか。

 

 

 一方、デビューから3戦3勝と圧倒的なパフォーマンスを見せてきたホウショウレイル。初遠征だったローレル賞は、パドックからかなり気持ちを高めていて、結果も5着……。

 

 しかし、前走の若水特別は、中団から進め、3コーナーから一気に進出していって、最後はステッペンウルフとの叩き合いを制し、これまでとは違う戦い方を見せました。

 

 連勝していた馬が初めて負けてしまった後のレースで、メンタル面も心配でしたが、これまでとは違う芸当の勝ち方を見せてくれて、改めて強い馬であることを証明。ちなみに、ステッペンウルフはその後の若獅子特別を完勝しています。

 

 「今回は前回よりも落ち着いていますが、当日も落ち着いていけるか、レイルは自分との戦いですね」と、調教パートナーの橋厩務員。担当は、数多くの重賞ウイナーを手掛けているマドンナ・池田厩務員。

 

 

 

 「(トーセンガーネットは)状態は変わらずきています。今回は一番重い56キロを背負いますが、経験値が違うと思っています。流れそうな展開もいいと思っています。

 

 (ホウショウレイルは)前走は厳しい流れの中でも頑張ってくれました。ここに向けて体調もしっかりできています」(小久保調教師)。

 

 

 斤量差はありますが、トーセンガーネットとホウショウレイルの直接対決も興味津々。

 

 

 


準重賞桃花賞プレイバック!

 大井競馬場で実施した3歳牝馬による準重賞・桃花賞。1着馬と2着馬にはユングフラウ賞への優先出走権が獲得できますが、1着馬には桜花賞の優先出走権も与えられうという夢のようなトライアルレース。桜花賞に出走することは毎年本当に大変なことなので……。

 

 レース結果と動画

 

 優勝したのは、山崎誠士騎手が騎乗した7番人気ゼットパッション(川崎・佐々仁厩舎)。初コースながらも、3、4番手内から進め、最後の直線で外に出すと、しっかり差し切りました。1600m1分45秒1(良)。牝馬ながらも500キロ台の雄大な体の持ち主。

 

 

 

 

 

 「最初は行くつもりでしたが、周りの馬たちも速かったので、ちょっとこういう競馬もしてみようかなと思って控えました。対応してくれたし、これからも楽しみです。初コースでも初右回りでも全然動じずに走ってくれました。最初はヤンチャな感じでしたが心も成長してきました」(山崎騎手)。

 

 「思っていた以上の強さを見せてくれました。頑張ってくれましたね」(佐々木調教師)。

 

 

 

 ゼットパッションはユングフラウ賞とこの後の桜花賞まで出走する権利を獲得しました。

 

 

 2着には藤本現暉騎手が騎乗した10番人気サブノダンサー(大井・阪本厩舎)。逃げて、逃げて、ユングフラウ賞への出走権を得ました。

 

 

 

 

 

 「スタートがうまくいって、スローでいけたのもよかったですね」(阪本調教師)。

 

 

 この桃花賞組がそろって、ユングフラウ賞に参戦!

 

 


JBC浦和、始まる

 11月4日に浦和競馬場で実施されるJBC競走。

 

 この浦和開催から、場内はJBCムードになりました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 帰りに無料バスに乗っていたら、馬運車の駐車場に何やら茶色の新しい建物が!!!

 

 

 

 新しい出張馬房を建設中なんだそうです。3月に完成予定なので、まだ工事途中とのことですが、どんな感じになるのか楽しみです。

 

 JBCに向けて、いろんなところが変わっていく浦和競馬場を堪能できるのも、今の楽しみ(*^_^*)

 

 


プロフィール
カレンダー
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
2425262728  
<< February 2019 >>
記事
カテゴリー
月別
検索する
その他
モバイル
qrcode