北海道と愛知、そして大井所属として走ってきたジュエルクイーン(大井・福永敏厩舎<小林>)が、先日のTCK女王盃を最後に引退し、繁殖入りすることになりました。レースから数日後に小林牧場を出発し、生まれ故郷の明治牧場さん(新ひだか町)へ向かったそうです。
主に、北海道の田中正二厩舎所属として走り、2歳時にはエーデルワイス賞2着やラブミーチャン記念優勝など、重賞戦線で大活躍し、グランダムジャパン2歳シーズンの女王の座に輝きました。
全国を舞台に走り続けて、今年7歳。通算重賞は10勝。
南関東では4戦走りました。
ラストランとなったTCK女王盃↓
「これだけの馬のキャリアの最後に関わらせて頂けて感謝しています。京都競馬場で行われたJBCの舞台にも連れていってもらって、その中で地方競馬最先着にもなり、ジュエルと過ごした時間はいい思い出しかありません。
ただ、結果を出せなかったのは、オーナーさんやジュエル、ファンの皆さんにも、申し訳ない思いです。最終追い切りの時計や息遣いなどはいつもさすがだったんですが、それゆえに結果を出したかったです。
ジュエルは次のお仕事が待っているので、いずれ、血統書に母ジュエルクイーンという馬に携われる機会があればうれしいです。ありがとうございました」(福永調教師)。
ジュエルクイーン、お疲れ様でした。
47戦13勝2着7回3着9回 重賞10勝 グランダムジャパン2歳シーズン女王