馬たちの近況・予定 パート3

 昨日は、明け10歳のジョーオリオン(浦和・小久保厩舎)が船橋記念で5着となり、来年11歳になっても南関東の仲間でいる権利を早々ゲットしたことが話題になりました。

 

 浦和の小久保厩舎と言えば、明け11歳馬になった偉大な2頭のことも語らずにはいられません!!!

 

 JBCスプリント2着馬サトノタイガーも今年11歳になりました。

 

 11歳初戦は、1月24日に実施される準重賞ウインタースプリント(大井・1200m)を予定しているそうですよ。

 

 そして、浦和の総大将キスミープリンスも今年11歳ですぅぅぅ。2010年の南関東最初の新馬戦を制したキスミーと、こんなに長いお付き合いになれたのも、ファンの1人としてもジーンときます。改めて、新馬戦を勝った時のリポート読みながら、しみじみと。

 

 キスミーは現在調整中とのことで、11歳の初戦になるのはどこになるのかな。今から待ち遠しいです。

 

 

 そして、大井のスペシャルホース、ゴーディー(大井・赤嶺厩舎)も、明け11歳になりました。存在は絶大です。11歳初戦は1月24日の準重賞ウインタースプリントを予定しているそうなんです。

 

 そう、このまま順調にいけば、サトノタイガーとゴーディーの11歳対決が見られてしまうという。。。今から興奮してきました(^^;

 

 タイガーもキスミーもゴーディーも、9歳、10歳と、ちゃんと5着までの権利を得て、南関東の一員で居続けているんです。偉大な馬たちです。

 

 

 (馬たちは生き物です。予定は変更する場合もありますのでご了承ください)

 

 


シントーアサヒ、またまた強かった!

 1月15日に行われた3歳馬によるアジュディミツオー・メモリアルは、左海誠二騎手騎乗の1番人気シントーアサヒ(船橋・佐藤裕太厩舎)が逃げ切り勝ちを収めました。勝ちタイムは1600m1分43秒6(良)。これで無傷の3連勝!楽しみな馬がしっかり結果を出しましたね。

 

 レース結果と動画。 

 

 

 

 「前回よりも今回はゲートの中で素直に立っていて、(裕太調教師に聞いても)次の向けた仕上げをしている分、落ち着いていたのかもしれません。今日も逃げましたが、そもそも追っかけている方が一生懸命に走る感じなので、ハナに行く馬ではありませんね。でも、勝っているうちは王道の競馬をさせたいです。

 

 今日は次のことも考えて、最後まで気を抜かせないように直線で仕掛けましたが、反応も悪くありませんでした。でも、3コーナー過ぎから遊んでいるので、着差は4馬身ですが着差以上です。もうひとハロン伸びても大丈夫ですが、距離に関しては未知数です。

 

 脚抜きが粘っこい感じなので、前回より時計はかかっていますが、馬場差を考慮すればそんなに変わらないと思います」(左海騎手)。

 

 

 

 担当の今川厩務員は、宇都宮競馬時代に厩務員として3冠を制した方です。

 

 レース後のシントーアサヒは元気とのことでひと安心。この後はユングフラウ賞に向かうそうです。

 

 ちなみに、この口取り撮影写真。重賞以外のレースはだいたい数人で撮影するものなのですが、この時は数えてみたら撮影者が12人もいました。それだけ注目度が高いということですよねぇ。

 

 次のユングフラウ賞はさらに強力メンバーが出てきますが、裕太調教師と左海騎手が描いてきた同期生コンビの重賞制覇まで、あと、少し……。

 

 


明け10歳ジョーオリオン、早々権利ゲ〜ット!

 船橋記念に出走した明け10歳ジョーオリオン(浦和・小久保厩舎)。左海誠二騎手を背に、道中は後方から進めましたが終い伸びてきて5着に入りました。これにより、来年11歳になっても南関東で走る権利を、早々ゲット!!!

 

 この体を見てください。明け10歳には思えないようなムキムキッとしたお体。

 

 

 

 引き返してきたところ↓

 

 

 

 お顔は童顔さんで、お顔と体のギャップがこれまた魅力的。

 

 

 

 左海騎手のコメントは後程聞いてみようと思います。

 

 

 明け10歳ユーロビートに続いて、同じ明け10歳のジョーオリオンが権利をゲット。南関は人馬ともに高齢さんたちがすごいなぁと思う昨今です(^^;

 

 


船橋記念、アピアが連覇! 

 先ほど行われた船橋記念は、御神本訓史騎手がエスコートした1番人気アピア(大井・藤田輝信厩舎)が優勝しました。レース結果と動画はこちら

 

 アピアは藤田厩舎の外厩馬としてミッドウェイファームで調教を重ねている日々です。明け8歳には思えないようなこの充実した走りはすばらしいですね。これで4つ目のタイトルを獲得。

 

 

 

 

 

 3コーナー手前で先頭に立ったアピアは、後続を徐々に突き放していくと、最後の直線では独走。2着のビヨンドボーダーズに3馬身差。時計は1000m1分00秒6(良)。3着にはユアマイラブ。

 

 1.3倍と断然の1番人気だったアピア。ここでは格が違うというプライドを見せてもらったような気がします。

 

 

 

 

 

藤田調教師

「御神本騎手もこの馬のことをよくつかんでくれていて、安心して見ていられました。何も心配することのない感じでした。ここ3戦は出遅れることなくいい競馬をしてくれていて、馬も年を重ねるごとにおとなしくなっていますね。今後については馬と相談をしてオーナーサイドと決めたいです」

 

御神本騎手

「調整過程を変えたらしく、それがうまくいっているのかなぁとも思います。前はスタートが一息のところもありましたが、ここ最近はスタートも決まるようになったので、レースもしやすくなっています。まだまだ8歳とは言えないような元気のある馬なので、これからも活躍してくれそうです。短距離王のプライドにかけて走って欲しいです」

 

 

 

 「この馬を例えるなら、『速く動ける戦車』ですね。あふれるスピードとものすごいパワーの持ち主です」と、御神本騎手はアピアのことを以前から言っていますが、だからこそ、常に自分との戦い。「乗り手には難しい課題がたくさんある馬ですが、毎回人気を背負うので、今日も朝から緊張していました。今はホッとしています」(御神本騎手)。

 

 競馬に勝つことは本当に大変です。生き物だけに難しい面がたくさんある中でも、アピアの場合は常に人気を背負うだけに、御神本騎手ほどの騎手でも、プレッシャーは相当なものなのでしょう。

 

 

 

 

 

 口取り時に、アピアをいっぱいなでていた御神本騎手。

 

 ホッ、と。

 

 

 船橋記念優勝おめでとうございます。

 

 アピア 8歳牡馬

 

 馬主 宮崎時子様

 

 生産 村上欽哉様(新冠)

 

 父 ファスリエフ

 

 母 ウインプレセア

 

 母父 アグネスタキオン

 

 

 

 

<他陣営のコメント>

 

2着 ビヨンドボーダーズ 山林堂信彦騎手

「短いところの方がいい馬なので、今日の流れはちょうどよくて、折り合いもついて乗りやすかったです。短いところは上でも通用するのがわかったので、これから使っていくようになると思いますよ」

 

3着 ユアマイラブ 山崎誠士騎手

「テンはついていけない感じでしたが、終いは伸びてくれました。いいポテンシャルは持っている馬ですよ。力は出してくれました」

 

4着 クルセイズスピリツ 西啓太騎手

「躓いてしまいましたが、初めて(砂を)かぶる競馬をしたのですが、辛抱強く我慢してくれたので、力のある馬であることを再確認しました。自分の競馬で運べればまた違ったと思います」

 

 

 


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