さぁ、クイーン賞が近づいてまいりました。
11頭立て、データ分析ができる枠順はこちらです。
地元・船橋から唯一の参戦が、今回は51キロで戦うオルキスリアン(今野忠成騎手、船橋・張田厩舎)。女傑ロジータのお孫さん。今年のマリーンカップで初のダートグレードレースに挑戦しましたが、55キロを背負いながらも地方最先着の5着でした。
「マリーンカップの頃の状態は維持できていますよ。斤量は軽いですが、他の馬たちも軽く走れますから。追い切りは動くのですが、競馬にいっての集中力が課題のある馬なので、本気になって走ってくれればと思います。自分の競馬ができれば。
最初の頃を考えると、よくここまできてくれたなぁと思いますが、まだ良化していきそうです」(張田調教師)。
今回も中央馬は有力ですが、地方筆頭格はブランシェクール(吉原寛人騎手、大井・藤田厩舎)でしょう。外厩馬としてミッドウェイファームでトレーニングを積んでいる馬。
中央時代もTCK女王盃2着の実績はありますが、南関東移籍後もレディスプレリュードで惜しい惜しい2着になるなど、地力の高さは見せてきました。初タイトルまで、もう少し……。
ラインハート(笹川翼騎手、大井・月岡厩舎)はブリンカーを着用予定とのこと。
ドンナディヴィーノ(櫻井光輔騎手、川崎・河津厩舎)は、ヤングジョッキーズシリーズファイナルに進む櫻井騎手がどうエスコートするのでしょう。
北海道のアルティマウェポンには、町田直希騎手が手綱を取ります。
中央の青森産馬サルサディオーネは、2002年東京プリンセス賞馬サルサクイーンのお子様ですね。サルサクイーンは母としても活躍中です。サルサディーネ、念願の重賞タイトルを獲得することはできるでしょうか?!
発走は20時05分。
全人馬、無事に。