的場文男騎手の祝賀会では、鉄拳さんのパラパラ漫画『大井の帝王』が披露され、多くの感動を呼びました。
的場騎手の人生を1338枚のパラパラ漫画に凝縮。
そのパラパラ漫画を持参して登場された鉄拳さん。どれほどのお時間をかけて完成されたのでしょうか。お馬さんたちの走っている躍動感たっぷりの姿、タテガミや尾っぽがなびくところまで、すごくリアル。「的場さんの、がむしゃらに諦めない姿勢が素晴らしく、また新記録に向けて頑張っている姿にも励まされながら楽しく描けました」(鉄拳さん)。↓
的場騎手も動画をご覧になって涙ぐんでいたようですが、そのパラパラ漫画がこちらですよと説明されています。
今は亡き的場騎手の一番上のお兄さんは、子供の頃からずっと応援してくれていた、的場騎手にとってとても大きな存在だったそうです。
馬に乗る楽しさを覚えた故郷での幼少時代。騎手に憧れて上京した少年時代。デビュー後も、挫折や苦労、大きな怪我などを乗り越えてきて、今がある……。
的場騎手が目標にしてきたという当時は大井競馬場から見えた富士山や、ベストレースとしても挙げている武豊騎手との競り合いを制した1997年帝王賞のことも綴られています。
鉄拳さんのすばらしい作品、たくさんの人に見て頂きたいです。
天国にいる的場騎手のお兄さん。弟・文男の姿を、どんな風に見守っていらっしゃるのでしょうか。
大井競馬のYouTubeより↓