パート1からの続きです。
〇5枠8番 ヤマノファイト(本橋孝太騎手、船橋・矢野厩舎)
南関東移籍以降、ニューイヤーカップと京浜盃を完勝しているヤマノファイト。最有力候補がどんな強さを見せてくれるのでしょうか?!
矢野調教師と上永吉厩務員(ルースリンドも担当)のコメントなど詳しいことはこちらでご覧ください。
〇6枠9番 リコーワルサー(森泰斗騎手、大井・荒山厩舎<小林>)
たった2戦のキャリアで挑戦した鎌倉記念は初物尽くしの中で優勝し、重賞ウイナーの仲間入りをしました。全日本2歳優駿(6着)は最後の直線で狭くなる不利などがあり残念ながら力を出し切れませんでした。放牧休養明け2戦目。潜在能力はトップクラス。
母のエトワールステージは荒山厩舎をはじめ南関東所属として走ったゆかりの血統です。
荒山調教師と小川厩務員(リンダリンダを担当)のコメントなど詳しいことはこちらです。
〇6枠10番 ボンドゼルク(赤岡修次騎手、川崎・山崎裕厩舎)
今年2月にデビューした馬がクラシックに!!!ここまで無理はさせずに、じっくりゆっくり育ててきたそうで、デビューから3戦3勝負けなしで勢いは抜群!人馬ともに重賞初挑戦です。未知の魅力たっぷり。
父はカネヒキリ、母が大井と佐賀などで有名になったアイディアルクインです。伯母には中央から上山で活躍したセイカシミズダニがいる血統。
山崎調教師
「大人しくて利口な馬なので、最終追い切りは馬場見せを兼ねて大井競馬場に連れてきたんですが、とても落ち着いていました。逃げ馬のイメージはあるかもしれませんが、ハナにこだわらなくても気持ちよく走ることができれば。血統的に距離も心配していません。このメンバーとどれだけやれるのか楽しみにしています」
担当の藤沢厩務員のお話しでは、普段の調教では砂をかぶる練習をしてきたそうで、このメンバーとどんな位置取りでどんな競馬をするのか興味津々です。
〇7枠11番 ハセノパイロ(矢野貴之騎手、船橋・佐藤賢厩舎)
この世代の南関生え抜きトップクラスに君臨してきたハセノパイロ。ハイセイコー記念を優勝し、全日本2歳優駿は3着となり、NARグランプリ2歳最優秀牡馬を受賞。放牧休養を挟み、一度使った後の一戦。この大舞台で、ハセノパイロらしさを見せて欲しいと思います。
佐藤調教師や林厩務員(サルサクイーン担当)のコメントなど詳しいことはこちらをご覧ください。
〇7枠12番 スプリングマン(左海誠二騎手、浦和・小久保厩舎)
2走前のクラウンカップは逃げ切り勝ちを収めてうれしい重賞初制覇を飾りました。その後は東京湾カップ(8着)を使い、ここは連闘策です。
「東京湾カップは1頭だけ57キロで斤量が堪えました。右回りは攻め馬の様子からも問題はないので、自分のリズムで競馬ができれば力は発揮できると思います」(小久保調教師)。
担当はアンサンブルライフやカンムルなどの池田厩務員。
〇8枠13番 マースインディ(真島大輔騎手、大井・阪本厩舎)
豪快な末脚が魅力的なマースインディ。自分で展開は作れないタイプですが、ここまでデビューからどんな条件でも堅実に走り、掲示板は外していません。大井1800m外回りコースで、持ち味が発揮されるでしょうか。
「前走はスタートで遅れてしまったし、初コースで戸惑っていました。この中間も至って順調に仕上げてきました。メンバーは強くなりますが、中団からこの馬の末脚を生かせればヒケは取らないと思っています」(阪本調教師)。
担当は北厩務員。
〇8枠14番 ムシカリ(山崎誠士騎手、川崎・岩本厩舎)
クラシックトライアルはモジアナフレイバーから0.4秒差の2着、その後のクラウンカップは3着でした。広いコース向きと言われているだけに、3度目の大井コースでどんな走りを見せるのでしょう。こちらも大崩れがない堅実派。
脱脂綿くんが南関クラシックにのりました(ブログ参照)(^^)/ 14頭それぞれにみんなドラマを積み重ねていきながら、この記念すべき舞台に立つんですね。
「前はモタモタするところもありましたが、今は集中してしっかり走れるようになってきました。使うたびに成長を感じています。大井の外回りコースは魅力的ですし、この馬の脚を生かしたいですね」(岩本調教師)
担当は清水厩務員。
発走は20時10分。
勝つのはどの馬か?5着までに入って東京ダービー出走の権利をつかむのはどの馬か?
全人馬無事に。