東京ダービートライアルレースの東京湾カップは、ご覧のメンバーによって争われました。
全頭パドック↓
優勝したのは、御神本訓史騎手が手綱を取った2番人気クレイジーアクセル(大井・渡邉和雄厩舎)。大井生え抜きの3歳牝馬で、これが重賞初制覇になりました。祖母の父が、先日亡くなったばかりのスペシャルウィークという血統。外厩馬として茨城県のミッドウェイファームでトレーニングを積んでいます。
レース結果と動画
クレイジーアクセルはスタートで躓き気味に出るも二の脚速くハナを切っていくと、最後まで渋太く粘る内容で快勝。勝ちタイムは1700m1分50秒7(やや重)。2着には矢野貴之騎手のユニバーサルサイト(船橋・佐藤裕太厩舎)。この2頭が、東京ダービーの優先出走権を手にすることになりました。
栗毛のルックスがとってもきれいな馬ですね↓
渡邉調教師
「地元のプリンセス賞とダブル登録で最後まで悩みましたが、結果が出せて本当にうれしいですね。新馬戦の頃とは打って変わって好スタートからハナの競馬が続いていたので、今日もハナにはこだわならくてもスムーズな競馬ができればいいなぁと思っていました。
最初の一完歩目で躓いてドキッとしましたが、その後はうまくいきましたね。3歳になって肉がつくところについてきています」
御神本騎手
「1頭強い馬がいましたが、どうにか一矢報いたいなぁと思っていました。ちょっと乗り難しいというか、スムーズな競馬をさせてあげられないことが多かったですが、そこだけは気をつけながら乗りました。
ペースを流しながら進めていけて、相手がきたらもうひと伸びしてくれたので、ここ2走の内容よりも力をつけているなぁという印象を受けました。すごいエンジンのある馬で、それをどうやって制御しながらスムーズに走らせてあげられるか、成長しているし、伸びしろのいっぱいある馬です。さらに成長してくれば、もっと上でもやっていけると思います。
ゴールデンウィーク中ということもあって、お客さんが多い中で結果を残せるのは、騎手としてもうれしいことですし、ファンや関係者の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」
渡邉調教師のお話しでは、今後についてはこれから考えていくそうです。
このキラキラした華やかなルックスも素敵〜☆
東京湾カップ優勝おめでとうございます
クレイジーアクセル 3歳牝馬
馬主 市原高一様
生産 川上牧場様(新冠)
父 ロージズインメイ、母 ベアフルート、母父 サクラバクシンオー
お帰りになる前のクレイジーアクセルをパチリっと。カメラ目線決まってますな。タテガミの色がホント素敵(^^) 担当の小黒厩務員にとっても重賞初制覇だそうです。お二方ともおめでとうございますっ!