準重賞・雲取賞は1着から3着までに京浜盃への優先出走権が与えられます。
このレースを制したのは、御神本訓史騎手(疾病)から今野忠成騎手に乗り替わったワグナーコーヴ(大井・藤田厩舎)。先手を取っての押し切り勝ち。タイムは1600m1分41秒8(良)。
「返し馬から周りを気にして走っていました。スピードはありますが、ムキになって引っ掛かっていく訳でもないので、距離は延びても問題なさそうですね。背中はいいですが、まだ幼さがあってもこれくらい走ってくれているので、これから楽しみです」(今野騎手)。
ワグナーコーヴは北海道からデビューしたマンハッタンカフェ産駒の3歳牡馬。現在は藤田厩舎の外厩馬としてミッドウェイファームでトレーニングを積んでいます。これで地方通算4戦3勝と未知の魅力たっぷりです。まだキャリアが浅いだけに、京浜盃への優先出走権をつかんだのはとても大きいですね。
さらに、京浜盃の優先出走権をつかんだのは、
2着のレベルスリー(船橋・林厩舎)、3着のクリスタルシルバー(大井・村上厩舎)でした。
さぁ、南関クラシックの足音が、どんどんどんどん近づいてきましたよ〜!