準重賞・雲取賞を振り返る。

 準重賞・雲取賞は1着から3着までに京浜盃への優先出走権が与えられます。

 

 このレースを制したのは、御神本訓史騎手(疾病)から今野忠成騎手に乗り替わったワグナーコーヴ(大井・藤田厩舎)。先手を取っての押し切り勝ち。タイムは1600m1分41秒8(良)。

 

 

 

 「返し馬から周りを気にして走っていました。スピードはありますが、ムキになって引っ掛かっていく訳でもないので、距離は延びても問題なさそうですね。背中はいいですが、まだ幼さがあってもこれくらい走ってくれているので、これから楽しみです」(今野騎手)。

 

 ワグナーコーヴは北海道からデビューしたマンハッタンカフェ産駒の3歳牡馬。現在は藤田厩舎の外厩馬としてミッドウェイファームでトレーニングを積んでいます。これで地方通算4戦3勝と未知の魅力たっぷりです。まだキャリアが浅いだけに、京浜盃への優先出走権をつかんだのはとても大きいですね。

 

 さらに、京浜盃の優先出走権をつかんだのは、

 

 2着のレベルスリー(船橋・林厩舎)、3着のクリスタルシルバー(大井・村上厩舎)でした。

 

 さぁ、南関クラシックの足音が、どんどんどんどん近づいてきましたよ〜!

 

 


先日の1枚〜千田洋騎手〜

 2月20日大井10レースで、千田洋騎手が手綱を取った14番人気コメンディー(大井・高橋厩舎)が優勝しました。

 

 千田騎手は初騎乗。道中は後方から進め、最後の直線ではインを強襲。見応えたっぷりのレースはこちらです。

 

 

 

     

 

 「力のある馬ですし、リズムよくのろうというのは考えていました。もっと前で競馬はしたかったんですが、進んで行かなくて、あの位置から。最後は負けたと思って、検量前に帰ってくるまではがっかりしていたんですよ。みんなから勝ったことを教えてもらって、『え〜っ!ラッキー!』ってとてもうれしかったです。

 

 今年初勝利ができてホッとしました。今はとにかく乗り数を増やしたいです。人気薄の馬でも上位に持ってくるように一生懸命乗って、1頭ずつ増やしていきたいです」(千田騎手)。

 

 初騎乗だったコメンディーをいきなり勝利に導いた千田騎手。今後はコンビを組んだ馬たちのどんな一面を引き出すのでしょうか?!

 

 


小林拓未騎手も復帰!

 大井の小林拓未騎手は1月12日の浦和レース中に落馬負傷し、右肩打撲でお休みしていました。

 

 この大井開催から復帰しています。

 

 大井ジョッキーズトップクラスの癒し系?!

 

 

 

 お帰りなさい!


藤江渉騎手も復帰!

 川崎の藤江渉騎手は10月18日の浦和のレースで落馬負傷し、右肩鎖関節脱臼、右腓骨骨折を発症してお休み中でした。

 

 先日の浦和開催から復帰したことはお伝えしましたが、その開催中に勝ち星を挙げましたよ!!!

 

 

 

 「まず、ひとつ勝ってホッとしました。もう体も大丈夫です!やっといつもの生活が戻ってきて、やっぱり競馬に乗っているのは楽しいですね。これからも地道に頑張ります」(藤江騎手)。

 

 藤江騎手、お帰りなさい!

 

 来週からは川崎開催なので、藤江騎手にとって久しぶりの地元開催になりますね。

 

 


先日の1枚〜藤本現暉騎手〜

 怪我や疾病などでお休みしている騎手が多い南関競馬ですが、

 

 大怪我から復帰している騎手たちもいますよぉ!!!

 

 大井の藤本現暉騎手は、右眼眼底骨折と胸椎椎体圧迫骨折(多発性)4ヶ所という大怪我を負いながらも、前開催約4か月ぶりに復帰。

 

 最初のレースでいきなり勝利を挙げたことはお伝えしましたよね。

 

 喜びのポーズをしてもらいました(^-^)

 

 

 

 「乗りたくてたまらなかったので、長かったです。最初乗った時はフワフワと不思議な感覚でしたが、レース勘は大丈夫です。やっぱり競馬はいいですね。関係者に信頼して頂けるように頑張っていきたいです。ひとつでも多く勝ちたいです。健康第一だなぁと実感します」(藤本騎手)。

 

 藤本騎手がお休み中、楽しみにしていたヤングジョッキーズシリーズの時期と重なってしまい、無念のリタイアになってしまいました。自分の体がしんどい状況でも、同期の臼井健太郎騎手のことを一生懸命に応援していた藤本騎手。

 

 なお、これは藤本騎手オリジナルマークですよ。

 

 すごく元気をもらえるマーク。

 

 

 

 さぁ、またこれから暴れてもらいましょう! 

 

 


矢野貴之騎手、1000勝達成!

 昨年の南関東リーディング・大井の矢野貴之騎手が、昨日の大井6レースで、1番人気ストーミースター(大井・藤田厩舎)を勝利に導きました。これにより地方通算1000勝を達成、高崎時代から積み重ねてきた数字です。

 

 

 

 

 

 「大井開催初日2日目と、2着、3着ばかりでもどかしい競馬が続いていたので、さすがに苦しかったです。的場さんや石崎さんの勝ち星に比べたらまだこんな感じ(自分のくるぶしあたりを差す)かもしれませんが、僕としては1000勝というのは大きい区切りだったので気にはしていたんですが、ここまで足踏みが続くとは思わなかったし、今はホッとした気持ちと、また新たに頑張ろうと。

 

 どの1勝もなければ1000勝は達成できなかったですし、重賞とかC3とかは関係ないです。皆さんに感謝しています」(矢野騎手)。

 

 

 

 マスコミへのインタビューの時も、矢野騎手らしいなぁというコメントがあって、

 

 「(今後の目標は)大井リーディングは守りたいですし、年間200勝は意識していきたいです。ゆくゆくは2000勝も目指していきたいですね。数字にこだわらず、たくさん騎乗依頼を頂ける騎手になりたいです」と。

 

 今はたくさん騎乗依頼があるのが日常である矢野騎手なのに……。高崎から移籍して、乗りたくても乗れない苦しい時間を長く経験している矢野騎手だからこそ、今でも抱いている素直な思いなのかもしれません。(参考記事

 

 

 

 1000勝を達成して次のレースに向かう時、矢野騎手は言ってました。

 

 「もつかどうかはわからないですが、体が壊れるまで(騎手を)やりたいです」と。

 

 

 矢野騎手、ご家族の皆さん、関わってきた全ての皆さん、おめでとうございました!

 

 

 今日の大井9レース終了後に、1000勝表彰式が行われるそうです。

 


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