金盃の枠順発表!

 2月21日に大井競馬場で行われる金盃(2600m)の枠順が発表されました。

 

 こちら

 

 フルゲート16頭、好メンバーがそろいましたぁ!

 


南関東の女王ララベル、お疲れ様でした!

 南関東の女王ララベル(大井・荒山厩舎<小林分厩舎)の引退レースが終わりました。東京競馬場で行われたフェブラリーSに出走し、ゴールデンコンビの真島大輔騎手を背に15着。本当に、本当に、お疲れ様でした!そして、無事に帰ってきて、本当によかったです!

 

 

 

 

 ララベルのパドック動画↓

 

 

 ↓ララベルと横断幕

 

 

 

 こちらにもお馴染みの横断幕が!わたしの位置からは隠れていたのです(涙)。本馬場入場が終わった後に撮りに戻ったら、もう外されていた後だったので、ちゃんとした状態のものは撮れず(涙)。

 

 

 

 南関東で貼ってあるときはこういう感じですね↓

 

 

 

 愛たっぷりです。

 

 

 パドックの中では、吉田照哉オーナーと荒山調教師の姿も見られました。ララベルを所有されている馬主様たちの笑顔もたくさん見られました。

 

 

 

 

 

 レースは前半600m34秒1のハイペースの中、ララベルは5番手内に果敢に食らいついていくも、最後の直線で徐々に後退していきました。優勝は内田博幸騎手騎乗のノンコノユメ。

 

 

 

 レース後の真島騎手のコメントです。

 

 「(−16キロでしたが)いつもの感じでした。返し馬でも堂々として物見もすることなく物怖じしなかったです。芝でもスーッといいスピードを見せてくれたし、一線級の男馬を相手に食らいついてくれました。坂は未経験の分ですね。。。

 

 ララベルの競馬はできたと思っています。ペースが速くて戸惑っているところはありましたが、抑える競馬は考えていませんでした。正々堂々と戦えて清々しい気持ちです。コンビを組ませてもらっていろんな勉強もさせてもらって、今は感謝の言葉しかありません」。

 

 この超ハイペースの中でも、前に取り付いていくスピードを見せたララベル。本当に立派でした。

 

 

 荒山調教師のコメントです。

 

 「小林を出る時は570キロだったのでかなり体重は減りましたが、輸送なのか?出張馬房でもこんなに長く待機していたのも初めてだったからか?ただ、こっちに着いてからもおとなしかったし、雰囲気もいつもと変わらなくて、細くは見えませんでした。

 

 大輔には芝スタートだから切れ目の部分はよく見せておいてくれということは伝えました。好位に取り付いていきながらも一度下げる感じになったので、この馬の持ち味を生かすにはもう少し主張していってもよかったなぁとは思いました。もっと走れると思っているので今日の結果はとても残念です。

 

 レース前は無事にという思いで送り出しましたが、現地に来てみると、勝ちたい気持ちが強くなって頑張ってくれという思いでしたが、終わってみれば、無事に走ってくれてよかったです。まずはホッとしました。ラストランがこういう中央のG1の舞台というのもララベルらしいですし、元気に無事に終われたので本当によかったです。今度はララベルの子供で夢を見たいですね。

 

 (荒山調教師自身中央初G1でしたが)G1ファンファーレを聞いた時には、気持ちが高揚して手に汗がにじみました。ララベルはこれで引退しますが、今度は別の馬を育てて、またこの舞台に挑戦したいという気持ちが強くなりました」。

 

 

 

 個人的なことを言わせて頂くと、わたしがこの世界に入ったのはNHKマイルカップ初代チャンピオンのタイキフォーチュンがきっかけです。競馬には全く興味もなかったし、逆にあまりいいものとも思っていなかったので、フォーチュンがいなかったら、間違いなく、南関東の馬たちに会うことはありませんでした。

 

 そんなフォーチュンがNHKマイルカップを勝った時、テレビを通じて聞いたこの関東のG1ファンファーレに、とても感動しました。今でも、この関東のG1ファンファーレは、大好きだし特別なものです。

 

 ファンとして大好きだったメイセイオペラがフェブラリーSを勝った時。そして、この世界に入り、南関東の馬たちがかけがえのないものとなった後。フェブラリーSで、トーシンブリザードとフリオーソが堂々2着に来た時も、この関東のG1ファンファーレにはグッと熱くなるものがありました。

 

 地方枠がない中で、中央馬と肩を並べて、賞金順でこの舞台に立った南関東生え抜き馬ララベル。勝負の世界は結果が全てなのかもしれませんが、南関東のマスコミ&ファンの一人としても、この特別なファンファーレが鳴り響く舞台に連れてきてくれた、ララベル&関係者の皆さん、本当にありがとうございますという感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

 

 

 

 南関東の女王ララベルの引退レースが終わりました。引退式は2月24日に大井競馬場で行われます。(記事はこちら

 

 ララベル、関係者の皆さん、今日はゆっくり休んでください。本当にお疲れ様でした。

 

 


南関東の女王ララベル、もう間もなく……。

 南関東の女王として君臨してきたララベル(大井・荒山厩舎<小林分厩舎>)が、今日のフェブラリーSにゴールデンコンビ・真島大輔騎手の手綱で出走。これが引退レース、この後はお母さんになります。

 

 2014年7月10日に大井競馬場からデビューした生え抜き馬。今では550キロから60キロ台のビッグサイズですが、492キロだった頃のララベルです。

 

 

 

 ララベルを囲んで、真島騎手、担当の横山厩務員(内)、調教パートナーの青柳厩務員(外)。

 

 

 

 3番手から差し切っての快勝。

 

 

 

 2歳、3歳、4歳、5歳……女王として君臨し続けてきました。JBCレディスクラシック勝利という地方勢悲願のタイトルも手にしました。

 

 

 

 

 

 今年6歳になり、今日実施されれるダートホースたちの最高峰レースで、競走生活に幕を下ろします。ララベルの体質を考えて、ゆったりと使い続けて、これがちょうど19戦目。

 

 17戦コンビを組んできた真島大輔騎手。

 

 「ララにはこれまでいろんなことを教えてもらって、結果も出してくれて、感謝しかありません。そして、ずっと乗せて頂いた馬主さんや関係者の皆さんにも感謝しています。

 

 前走のTCK女王盃はJBCレディスクラシックを勝った後で初めて追われる立場になりましたが、今回はまたいつものように挑戦者です。左回りマイル戦というのはララにとってはとてもいい条件ですが、最初の芝や長い直線、坂など、戸惑わないといいなぁというのはありますが、未知なだけに楽しみもあります。

 

 いつも言うように、乗っていて安心させてくれる馬で、これまでも一緒に楽しみながらレースをしてきました。こういう舞台に臨めるのはとてもうれしいことで、当日もララと一緒に挑戦者として一生懸命臨みたいです」(真島騎手)。

 

 

 

 

 昨日、フェブラリーS前日の午後。

 

 厩舎におじゃましてきました。

 

 これが最後のレース前取材なんだなぁと思うと、正直まだ実感がわかないながらも、しんみりした気持ちにもなり……。でも、ララベルは、いつも通り。の〜んびり、懐っこくて、優しい。

 

 ちょうど乾草のおやつタイム。

 

 

 

 なかなか顔をあげませんよ〜(^-^)

 

 

 

 「カイバを持ってくるよ」と横山厩務員から声をかけてもらって、まずはおやつのニンジンを美味しそうに頬張り、カイバはまだかなまだかなと、用意されている場所を見つめているララちゃん(^-^)↓

 

 

 こういう何気ない光景とも、もうすぐお別れ……。

 

 

 レース前日の関係者の思いを聞きました。

 

 荒山調教師

勝利の鐘を鳴らすのは、ナナ(7番)ベル(鐘)、ララベルになるといいです(笑)。中央のG1がラストランというのもすばらしいことですし、なかなかできることじゃないので、ララは持ってるなーと思います。

 

 左回り1600mは一番得意としていますが、初物尽くしです。でも、ララならそういうのも全然大丈夫かなぁというのもあります。前目につけて粘り込むスタイルは持ち味が発揮できると思いますが、レースは大輔に任せます。ララらしい悔いのない走りをして欲しいです。

 

 もうすぐお別れなので寂しくなりますが、まず一番は無事に帰ってきて欲しいです

 

 横山厩務員

「3歳、4歳と体の苦しかった頃に比べれば、しっかりしてきたなぁと思います。この馬としての不安なく晴れやかな気持ちで出走できることがうれしいです。普段の調教でも跳びが軽くて、運動中に歩いていても軽やかで気分よく歩いているなぁというのが伝わってきます。

 

 最後の最後で、この大一番に、完璧のララに近づいたかなぁと思いますし、こういうララを見ることができてよかったです。今までで一番いい状態かなとも感じていますし、後悔したくなかったのでやり切りました。

 

 競馬が終わった後に寂しさは出てくるかもしれませんが、まずは無事に何事もなく帰ってきて欲しいです」

 

 調教パートナーの青柳厩務員

レースではあれほど根性を出して走っていましたが、調教では一度も本気で走ったことはなかったかもしれません。牝馬ですがでかくて、動じなくて、乗り手の言うことを聞いて、抜くところは抜いて、無駄な力は使わない馬です。

 

 この中間は、横山さんがトモの疲れを取りながら、調教ではかなり攻めました。前までは跳びもドテドテっていう感じでしたが、今はポンポンと弾むようで、脚も上がって、前に跳んでいるし、こういう跳びの軽いララは初めてです。JBCよりもいいと思っています」

 

 

 ファンの皆さんからもお守りなどが届いているそうです。今日、横山厩務員が皆さんからのお守りをポケットに入れて持っていくそうですよ。無事に……何より無事に……。

 

  

 

 

 南関東の女王ララベルが、最後のレースを迎えます。

 

 フェブラリーS、東京競馬場 15時40分発走。

 

 


プロフィール
カレンダー
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728   
<< February 2018 >>
記事
カテゴリー
月別
検索する
その他
モバイル
qrcode