<騎乗変更>
柏木健宏騎手 疾病(感冒)
西啓太騎手 疾病(感染性胃腸炎)
記事協力 浦和競馬
2017年南関東&浦和リーディングは、浦和の小久保智厩舎でした。
南関東137勝(地方通算139勝)で、引き続きぶっち切りのトップです。
小久保厩舎の皆さん、関わってきた全ての皆さん、おめでとうございました!
小久保調教師は2005年夏に開業。
今から10年前の2008年は南関東45勝でリーディング10位。
2012年から南関東のリーディングになり、6年連続の達成です。
昨年のダートグレードレースはブルドッグボスがクラスターカップで勝利。
南関東の重賞勝ちは、
桜花賞(スターインパルス)、クラウンカップ(ローズジュレップ)、東京プリンセス賞(アンジュジョリー)、川崎マイラーズ(リアライズリンクス)、京成盃グランドマイラーズ(リアライズリンクス)、戸塚記念(カンムル)、埼玉新聞栄冠賞(カンムル)。
これほどの成績を挙げても、全く満足していないのが小久保調教師です。
「去年は守りに入ったと思うし、今年はもっとあがいてみたい。何もかも上を目指すつもりで、止まっちゃいけないね。これから30年リーディングを目指す」と力強いお言葉。
小久保厩舎がある浦和競馬、南関東競馬が、とっても楽しいです!
余談になりますが、小久保調教師はそもそも東京在住で大井競馬場で働いていたことは有名ですが。
そんなこともあり、昔は熱烈なヤクルトファンだったそうですよ。ファンイベントとかあったら、小久保調教師に東京音頭を声高らかに歌って欲しいですね(笑)。
あ、でも、今は西武ファンが多い埼玉県の浦和競馬場所属なので、吠えろライオンズもいいですね(^^)
金沢の吉原寛人騎手が1月1日から3月2日まで、南関東で期間限定騎乗中です。
期間限定騎乗じゃない時でも、南関東の重賞日はだいたい騎乗しているので、期間限定騎乗開始日の区切りがわからなくなってきてる(笑)。
それだけ、南関東にとっても不可欠な存在ですね(^^)
去年は中央の京阪杯において9番人気ネロで逃げ切り勝ちを収め、吉原騎手自身も中央の重賞初制覇を収めました。今年も交流重賞やG1レースなども勝ちたいというお話しでした。また金沢から全国各地へと忙しい日々が続くんですね。
浦和開催開初日、2日目、3日目、枠順が出ているもので、全て8鞍フル騎乗。
南関東でも相変わらず大人気。
2017年南関東調教師部門で大井競馬リーディングだったのは、72勝を挙げた藤田輝信調教師でした(地方通算75勝)。
昨年は、大井競馬所属調教師の年間最多勝記録を更新(69勝)。
スタッフたちのやる気やモチベーションを常に高めさせるように、一年を通してみんなで集中できたことも好成績を挙げられた要因だそうです。
開催ごとに勝てる手応えのある馬が常にラインナップしていたように思いますが、そういう馬たちが多く藤田厩舎という名前を背負って走っている訳で、それも調教師の手腕ですから、すばらしいことだと思いますよ。スタッフ全員のモチベーションにもつながっていく訳ですから。
「馬主さんたち、スタッフたちに感謝しています。勝ち星をさらに伸ばしていけるように頑張っていきたいです。重賞にも出て勝ちたいですね。2歳馬たちを育てていってクラシックレースにも出したいです。そのためにみんなで調教などの技術を高めていきたいです」(藤田調教師)。
藤田調教師、スタッフさんたち、関わってきた全ての皆さん、おめでとうございました!
昨年は川崎&浦和のリーディングに輝いた川崎の山崎誠士騎手が、1月4日川崎1レースのブレッシングコール(川崎・山崎裕厩舎)を勝利に導き、地方通算1200勝を達成しました。
仲良し山崎兄弟↓
「そこまで意識している数字ではなかったですが、去年のうちに達成したかったですね。去年は川崎と浦和でリーディングを取らせて頂いていい一年になったので、今年も怪我なくマイペースでやっていきたいです。力んで仕事をするのは良くないし、それがいい結果につながるかなとも思っています。
毎年、前年を超えるつもりでやってきました。去年は重賞を勝てなかったので、今年は勝ちたいですね」(山崎騎手)。
白い姫様ナターレのお子様は2着でした。
これからがとっても楽しみになりましたね。
さぁ、ナターレと言えば、現役時代は川崎の内田勝義厩舎所属でした。
そんな内田調教師が地方通算1100勝を挙げましたよ。
南関東現役最多勝利更新中です。
1月5日川崎6レースで管理馬ルメイユールが森泰斗騎手とのコンビで勝利。
「オーナーさんたちにいい馬を入れて頂いて、スタッフたちも頑張ってくれています。人間も馬も一緒で、それぞれが違うので、その馬に合わせた馬作りをしています。この仕事は観察力が大切で、プロ意識を常に持っていなければいけないと思っています。それは調教師だけではなく、スタッフたちも一緒です」と内田調教師。
南関東の調教師最多勝勝利は川島正行調教師の1276勝という記録があります。そこに向けてという質問が報道陣からも出ていましたが、「特に意識はせずに、自分の勝ち鞍をひとつずつ増やしていくだけです」(内田調教師)。
内田調教師、スタッフの皆さん、関わってきた全ての皆さん、おめでとうございました。