一年に一度しか会えない、
川崎名物コスプレ誘導馬の馬かぼちゃ。
ハロウィンムード、今年も楽しませてくれていますよ。
馬かぼちゃ、大好きです(^^)
今行われたロジータ記念トライアルのサルビアカップ(川崎・2000m)。
優勝したのは、森泰斗騎手騎乗の3番人気ローレライ(大井・堀厩舎<小林>)でした。道中は4、5番手内目から進出しての最後は差し切り勝ち。1着馬には11月8日に実施するロジータ記念の優先出走権があり、ローレライも次走はロジータ記念へ。
「まだ子供っぽくて若さがありますね。道中はフワフワ息を入れながらで、真面目さが出てくると、さらに上を臨めると思います。初めての左回りで多少外にはるところがありながらも、これだけの走りができました。能力はいいものがあると思いますよ」(森騎手)。
2着のフリオーソ産駒グラスヴェール(船橋・林厩舎)は左海誠二騎手を背に2着。最後は脚を伸ばしてきたんですが……権利取りは惜しくも逃しました。
「キャリアの差も出たのかな。でも、頑張ってくれたよ」と林調教師。
この後はロジータ記念に賞金的にクリアできれば出走させたいそうです。フリオーソ愛娘がロジータ記念に出走なるのか気になります。。。
2着 マッドドッグ 真島大輔騎手
「すごく物見をしていたので、完璧に走れてはいません。左回り自体は大丈夫ですね。もっと走れる馬です」
3着 ゴールドパテック 山崎誠士騎手
「スタートが課題だったり、(勝負所で)外を回らされる形になったりしましたが、そういうことも含めても、力はある馬ですよ。今日はちょうどよく折り合いもついていました」 この後はローレル賞予定。
4着 ポッドジゼル 増田充宏騎手
後日追記します。
5着 モリノラスボス 五十嵐冬樹騎手
「2コーナーで狭くなって、スムーズさに欠いてしまいました」
10着 シェーンリート 御神本訓史騎手 (1番人気)
「2コーナーくらいから進まなくなりました。びっちりではないにしても、砂を被ったのが嫌だったのかもしれません」
南関東最初の2歳重賞レース、鎌倉記念が行われました。北海道からも4頭が参戦する中、迎え撃つ南関東勢。↓
全頭パドック↓
優勝したのは、森泰斗騎手が手綱を取った7番人気リコーワルサー(大井・荒山勝徳厩舎<小林>)でした。今日がデビューから3戦目というキャリアの浅い馬ですが、それを微塵も感じさせない強さが光ったレース。
コスプレ誘導馬さんたちは、ハロウィン仕様↓
浦和のベニアカリが先手を取っていくと、北海道のマッドドッグ、川崎のセイヴェルビットがつけていき、北海道のモリノラスボスとユニバーサルライトなどがついてしていきました。
リコーワルサーは中団後方を追走していましたが、向正面に入ると徐々にポジションを上げていき、3コーナーでは先頭に立っていたマッドドッグに馬体を併せていきました。最後の直線に入ると、リコーワルサーはライバルたちを突き放していき、2着のマッドドッグに3馬身差。タイムは1500m1分35秒4(やや重)でした。川崎のゴールドパテックが3着。
リコーワルサーにとってはデビューから3戦目でのうれしい重賞初制覇。
森騎手にとっては怪我から復帰後初めての重賞勝利。
荒山厩舎開業当初から非常にお世話になってきたという土橋正雄オーナーと荒山厩舎の重賞初制覇。
荒山調教師のおじさんのレースホース牧場さん(新ひだか町)と甥っ子の初重賞勝ち。
南関東生え抜きエトワールステージお母さんにとっても産駒初の重賞制覇。
うれしいこと、いっぱい!!!
荒山調教師
「大井からデビューした馬にしては珍しく、2戦目から左回りを経験させようと船橋競馬場に行って、3戦目が初めての川崎競馬場。これも大きな期待をしているからこそのローテーションです。2戦目は前が壁になる大きな不利がありながらも最後のひとハロンだけで伸びてきたので悲観もしていなかったし、ここは期待をしていましたが、ここまでうまくいくとは思いませんでした。
まだ子供です。神経質だし、怖がりなところもあるし、体の緩さもありますが、これからどんどん強くなってくれると信じています。ずっとこの馬を見続けて応援して頂きたいです。
ここでいい競馬をすれば全日本2歳優駿と考えていたのでオーナーと相談をします。個人的には芝の走りも見たいのでいずれは挑戦できればと思っています」
泣きコメント?でもファンにも定着しつつある荒山調教師ですが、今回はレース前から珍しいほどに強気なコメントをおっしゃっていました。よほど、自信を持っていたのかな。。。ご本人は、「え?強気では言ってないよ(笑)」とおっしゃってはいましたが(笑)。
森騎手
「能力の高い馬ですね。新馬戦と2戦目で乗っていた騎手たちが競馬を教えてくれていたので乗りやすかったですし、いいタイミングで乗せて頂きました。馬っぷりもいいし、2歳でも芯がしっかりしているように思います。まだ奥がありそうです。
あとで聞いたら割とペースは流れていたようですが、乗っていると想像していたよりも遅いと感じたし、ジッとしていたら4頭も5頭も外を回ることになるので、ちょっと早仕掛けかなとは思ったんですが、イチかバチか動きました。手応えもバッチリでした。
(森騎手自身も怪我から復帰後重賞初勝利ですが)怪我から復帰してすぐにレース勘や体調面は問題なかったんですが、リズムがよくなくて期待に応えられないレースが続いたので、この勝利をきっかけにしてまた結果を出していきたいです」
担当だったピエールタイガーやララベルの調教パートナーなどでもお馴染みの青柳厩務員↓
まだデビューして3戦目の愛らしい2歳っ仔ですが、肩掛けをして佇む姿は何とも言えない雰囲気がありましたよ。
リコーワルサーくん、これからどんな夢を見せてくれますか?
鎌倉記念優勝おめでとうございます!
リコーワルサー 2歳牡馬
馬主 土橋正雄様
生産 レースホース牧場様(新ひだか町)
父 ブラックタイド、母 エトワールステージ、母父 デヒア
大井・荒山勝徳厩舎<小林分厩舎>