茂木浩幸調教師補佐が、海外研修制度「ワールドチャレンジ」に参加。

  川崎競馬場の林隆之厩舎に所属している茂木浩幸調教師補佐。

 

 厩務員時代は足立勝久厩舎でブルーラッドを担当していたので、お顔はよく見かけていたと思います。

 

 

 

 そんな茂木調教師補佐が、今年6日から30日まで、中央の角居勝彦調教師が立ち上げた海外研修制度『ワールドチャレンジ』に参加しました。

 

 これは、角居調教師がフランスの小林智調教師たちと連携し、日本の厩舎や牧場などで働くホースマンを対象にしたもの(現地での生活費<住居費や食費>も研修手当として支給)。ゆくゆくは世界に通用するホースマンとなれるような経験を積むことを目的としているそうです。


 「前から参加してみたいなって興味は持っていたんですが、どうしても仕事を長期間休むことにるので。林調教師に相談したら『いいよ』ってすぐに言ってくださって感謝しています」(茂木調教師補佐)。


 フランスの小林厩舎の一員として、調教での騎乗や馬の手入れ、レース時のパドックでは馬をひいたり、フランス競馬を肌で感じた期間だったそうです。プライベートでもなるべく馬に関わることをしようと、草競馬や繋駕競走、馬の博物館で馬術ショーを見学するなど、充実した時間を過ごしてきたそうです。フランスでの写真4枚は、茂木調教師補佐提供。

 

 

 

 

 



「参加させて頂いて本当によかったです。話しには聞いていたことも実際に自分で経験をさせてもらって、馬の本能に合った調教方法などの引き出しが増えました。向こうの施設だからこそできることはありますが、馬に接する上での土台という部分は変わらないと思います。

 

 林調教師はナチュラルホースマンシップを取り入れた調教を行っていますが、林調教師の技術とフランスで学んだことを自分なりに合わせて、これからは取り組んでいきたいと思っています。いずれは調教師になりたいので、自分に縁があって来てくれた馬たちの可能性を広げていきたいです」(茂木調教師補佐)。

 



 

 現在は再び川崎競馬場に帰ってきた茂木調教師補佐。これからも馬に関してのアンテナを常に張り巡らせていきたいそうですよ。

「馬のことをもっともっと知りたいです。以前1年間研修でお世話になったことのあるリバティホースナヴィゲイトの佐久間拓士オーナーから、『馬からも人からも必要とされるホースマンになりなさい』とアドバイスを頂きました。すごくいい言葉だなと思って、その時から僕の座右の銘として追い続けています。

 

 馬からも人からも必要とされるホースマンを目指していきたいです」(茂木調教師補佐)。

 


 


8月1日川崎開催出来事

 <競走中止>

 

 2レースで、山崎誠士騎手が騎乗したシャーロットリン(川崎・山崎尋厩舎)が、

 

 最後の直線で競走中止。心房細動とのこと。厩舎には帰ったそうです。

 

 山崎騎手はその後のレースを騎乗しています。

 

 

 

 記事協力 川崎競馬

 

 


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