さぁ、2017年南関東クラシックも今日が最終戦。今年のクラシックもたくさん楽しませて頂きました!
南関東クラシック3冠目のジャパンダートダービーが、中央・他地区の皆さんをお迎えして行われます。東京ダービー馬と羽田盃馬がそろって登場するのは頼もしい!!!
東京ダービー馬ヒガシウィルウィン(船橋・佐藤賢厩舎)は、森泰斗騎手負傷のため、本田正重騎手が抜擢。森騎手、本田騎手、山口達弥騎手、米谷調教師補佐は、まだみんな駆け出し中の頃に、よく集まって一緒に過ごす仲だったそうです。
「東京ダービー馬に、あの頃のみんなでかかわれるようになるなんて、すごいなって思っています(山口騎手は東京ダービー馬インサイドザパークの調教パートナー)。最初、乗せて頂けると聞いた時に、『おれ?』って思いました(苦笑)。喜びとプレッシャー半々です。
最終追い切りと調教に数回乗せて頂いて、真面目で乗りやすい馬だなと思いました。普段より、レースにいっていいタイプのようです。
今はほどよい緊張感です(昨日伺った時点で)。馬主さんや先生、関係者の期待に応えられるように、そして、悔いの残らない騎乗をしたいです」(本田騎手)。
詳しくは大井競馬のホームページ重賞コーナーで。
ヒガシウィルウィン陣営が羽田盃でキャプテンキングに負けた後、打倒キャプテンキングを掲げてきた東京ダービー。羽田盃馬キャプテンキング(矢野貴之騎手、大井・的場厩舎)は、東京ダービーで残念ながら敗れてしまい、この中間は打倒ヒガシウィルウィンをはじめ、もちろん、ジャパンダートダービー優勝を目指して取り組んできました。
調教や追い切りなどに騎乗してきた矢野騎手は、「今までで一番いい感じがしますね。ムキにならずにいい反応で、前向きに走ってくれています。中央での実績からもヒケは取らないと思っています」(矢野騎手)。
詳しくは大井競馬ホームページ内重賞コーナーにて。
無冠ですが、南関東トップクラスの力があることは示してきたブラウンレガート(的場文男騎手、大井・阪本厩舎)。
7000勝の的場文男騎手がつきっきりで調教に乗ってきました。「前回よりも状態は上がっている。これまで性格はワルなところがあったけど、今はいくらか素直になってきたかな。中央馬とあたってどんなものかだね」(的場騎手)
詳しくは、大井競馬のホームページ内重賞コーナーにて。
さらに、サンスポさんコラムでは、羽田盃がキャプテンキング、東京ダービーはヒガシくんを書かせて頂いたので、JDDはブラウンレガートを書かせて頂きました(^-^)
さらに、東京ダービーは無念の出走取消となったサヴァアルジャン(町田直希騎手、浦和・薮口厩舎)が、ここに出走してきました。
「ざ石で1週間くらいは休んだけど、その後は順調にトレーニングを積んできたよ。前のようなヤンチャさも出てきて、いい時の仕草かなと。前に行かせようとすると反抗して嫌がるから自分のペースで。右回りと長距離戦という条件はいいけど、あとは相手が強いからどんな走りをするか」(薮口調教師)。
そして、末脚の爆発力を期待したいキャッスルクラウン(吉原寛人騎手、船橋・渋谷厩舎)も果敢に参戦。
前走は優駿スプリント(11着)に参戦。「距離が短かった。これまで右回りでは外にふくれるところがあったけど、吉原騎手はそうでもなかったと言ってくれたので今後につなげていきたい」と言っていた渋谷調教師。
自分の競馬に徹してどのくらい伸びてこれるでしょうか?!
そして、名古屋からフリオーソ産駒のサザンオールスターが参戦してきます。鞍上は南関東で期間限定騎乗を開始している岡部誠騎手。フリっ仔に会えるのが楽しみです。
南関勢、勝ってください!全人馬無事に。