高野毅騎手、ではなく、高野毅調教師が、ついに厩舎を開業して管理馬をレースに送り出しましたよ!
6月7日大井8レースに管理馬ドゥーイットが矢野貴之騎手とのコンビで出走し12着でした。
この日は東京ダービーdayということで、わたしの仕事の関係で会えず。
今開催はこの1鞍だったので、このまま高野調教師に会えないかな……と思っていたら、事務所でバッタリ会えました(^-^)
厩舎を開業するまでの間、北海道の角川厩舎、鳥取の大山ヒルズ、北海道のシュウジデイファーム、美浦の奥平厩舎と、さまざまな場所で研修を積んできたそうです。
初出走させたときの心境は、「馬がゲートインをした時に、あ〜、やっとスタート地点に立ったんだなと思いました。調教師試験を合格してからここまでの1年3か月のいろんなことが蘇ってきました」とのこと。
高野調教師自身、これからどんな厩舎を目指して、どんなレースを勝っていきたいのでしょうか?!
「まずは初勝利とか、今年何勝とか、そういう目標は立てていないんです。乗り役時代に怪我をすることもあって、そうすると、やっぱり面白くありませんでした。スタッフたちにはとにかく怪我をしないように安全第一で、馬と自分の健康管理を大切にして欲しいと伝えています。
そして、正解のない世界だと思っているので、全てに対して決めつけたくはないです。失敗を恐れないで常に挑戦し続ける厩舎を目指していきたいですね」。
福島県相馬育ちの高野騎手。これから毅ワールド全開で、どんな厩舎を目指していくのか楽しみにしたいです。