6月8日大井開催出来事

<競走中止>

 

 9レースで、ハナノバンジョウ(大井・米田厩舎)は4コーナー付近で歩様を乱し、騎手落馬の競走中止。ハナノバンジョウは検量前に帰ってきたところは見ることができました。

 

 騎乗していた笹川翼騎手はその後のレースを乗り替わっています。

 

 

<騎手騎乗変更>

 

 繁田健一騎手は3レースでゲート内において負傷。左股関節痛、左下腿部痛。

 

 本田正重騎手 騎手負傷(右足背挫傷)

 

 中野省吾騎手 疾病(腰痛)

 

 笹川翼騎手は9レースの落馬により、騎手負傷(頭部外傷、発熱)

 

 皆さん、お大事にしてください。

 

 

 記事協力 大井競馬

 

 大井競馬ホームページ内開催出来事はこちら

 

 


東京ダービーを振り返る。

 今年の東京ダービーが終わりました。

 

 優勝したヒガシウィルウィン(森泰斗騎手騎乗、船橋・佐藤賢二厩舎)についてはこちらをご覧ください。

 

 

 中央から移籍し、羽田盃を完勝したキャプテンキング(矢野貴之騎手騎乗、大井・的場直之厩舎)。ここも1番人気に推されていました。道中はヒガシウィルウィンを見る形で中団付近から進めていきましたが、ヒガシウィルウィンを追いかけるもその差はどんどん広がっていき、最後は6馬身差をつけられての2着でした。

 

 「スタートで少し後手を踏んだんですが、それでもヒガシの後ろにつけていくことができました。ただ、動きが重くて、前回反応できているところで反応できませんでした。今日は完敗ですね。残念です」と矢野騎手。

 

 

 

 羽田盃、東京ダービーと、勝つために、中央から移籍してきたキャプテンキング。羽田盃では着差以上の強さを見せて、東京ダービーはさらにどんな強さを見せるのか注目も集まりました。改めて競馬の難しさを実感。

 

 矢野騎手も本当に本当に悔しくてつらかったと思うのですが、集まる報道陣に対して、ちゃんと立ち止まり、全ての質問にきちんと丁寧に答えてくれました。こういう時だからこそなおさら、矢野騎手の、人間としても、騎手としても、大きさを感じさせてもらいました。

 

 関わってきた皆さんも、本当にお疲れ様でした。この時期に中央から移籍してきたことに対して、チャンスであるのと同時にプレッシャーも相当なものだったと思うんです。とにかくお疲れ様でした。次の目標に向かっていって欲しいです。

 

 

 

 そして、7000勝ジョッキー的場文男騎手が手綱を取ったブラウンレガート(大井・阪本一栄厩舎)は3着でした。「最高な競馬ができたよ。あの好位を取れて、これで負けたんだから仕方ない。ダービーはまた来年だね」と的場騎手。

 

 

 

 来年は東京ダービー37回目の騎乗です。

 

 

 

 今年の東京ダービーが終わり、今度は来年のダービー馬探しをしなくっちゃですね。来年の東京ダービー馬は、今どこで何をしているのでしょうか。。。

 

 

 クラトリガー、アンジュジョリー、サイバーエレキング、ホワイトソニック、スカイサーベル、ブラウンレガート、カンムル、シェアハッピー、クラキングス、キャンドルグラス、キャプテンキング、ソッサスブレイ、ヒガシウィルウィン、ミサイルマン、ポッドルイージ、そして、サヴァアルジャン。

 

 16頭みんなお疲れ様でした!今度は次の目標に向かって無事に頑張ってください!

 

 


第63代目東京ダービー馬、ヒガシウィルウィン。

 第63回目の東京ダービーが終わりました。

 

 選ばれし15頭はこちらです↓

 

 

 全頭パドック↓

 

 

 

 レース結果

 

 レース動画

 

 優勝したのは、森泰斗騎手が手綱を取った2番人気ヒガシウィルウィン(船橋・佐藤賢二厩舎)。北海道の角川秀樹厩舎からデビュー。半姉には東京湾カップの覇者ディーズプリモ、叔母には桜花賞馬イチリュウがいる南関東にゆかり深い血統の持ち主です。

 

 羽田盃はキャプテンキングに惜しくも敗れてしまいましたが、羽田盃でつけられた半馬身差をどうしたらいいのか……。東京ダービーでの逆転を目指し取り組んできました。

 

 日々の調教↓

 

 

 

 

 調教パートナーの米谷調教師補佐と担当の秀島厩務員。

 

 

 

 関わっている皆さんも「今までで一番のデキ」とコンディションには自信を持って臨みました。馬場に入っている時も洗い場でも、450キロくらいには感じさせないくらいに大きく見せていたのは好調の証だったのでしょう。

 

 パドックでもすばらしい雰囲気を醸し出していましたね。↓

 

 

 

 

 

 レースは5番手付近を進めていき、3〜4コーナーでスーッと上がっていくと、最後の直線では抜群の手応えで先頭に立ち、そのまま独走。2着のキャプテンキングに6馬身差。勝ちタイムは2000m2分6秒9(重)。サウスヴィグラス産駒初の東京ダービー制覇にもなりました。

 

 正直、ヒガシウィルウィンの強さには驚きました。この短期間で、これほど差がつくものなのか……と。本当にすばらしいです。

 

 

 

 

森騎手「目標にしていたレースで朝から緊張していたので、今は疲れがどっと出ています(苦笑)。前走で手応えをつかめたので逆転できると、気持ちで負けないように集中していました。キャプテンキングより前で競馬をさせるという指示で、道中は折り合いもついてリズムも完璧でしたね。

 

 ダービーは夢だったので本当にうれしいです。騎手人生で最良の日です。北海道の皆さんからバトンを受けて、船橋でも大切に一生懸命育ててきました。最初は赤ちゃんみたいにコロコロしていたんですが、今はオープン馬らしく風格も出てきたと思います。今度は中央馬との対戦ですが、今のこの馬なら十分に戦えると思います」

 

 佐藤調教師「うれしいの一言です。羽田盃で負けたけど巻き返してやろうとやってきて、その結果が出てよかったです。次は馬の状態を見て決めますが、今の感じながら中央馬ともいい勝負をするのではないかと思っています」

 

 ジャパンダートダービー、今から待ち遠しいです!!!

 

 佐藤調教師にとっては2001年に南関東史上初の4冠馬トーシンブリザードともに世代の頂点を極めましたが、16年ぶりの東京ダービー制覇になりました。

 

 森騎手、調教パートナーの米谷調教師補佐、担当の秀島厩務員にとってもダービーは初制覇です。

 

 

 

 

 

 

 第63代目東京ダービー馬ヒガシウィルウィン。

 

 ヒガシくん、かかわってきた全ての皆様、本当におめでとうございました!

 

 

 馬主 (株) MMC様

 

 生産  グランド牧場様(新ひだか町)

 

 父 サウスヴィグラス、母 プリモタイム、母父 ブライアンズタイム

 

 船橋・佐藤賢二厩舎

 

 

 ダービーの詳しい振り返りと全頭コメントは、大井競馬ホームページ内の重賞コーナーに掲載します。森騎手のダービー制覇の思いは南関魂でさらにお聞きできたらいいなと思っています。

 

 


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